アウトサイダー・アートの大家による25,000ページの自叙伝を公開 『アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国』展が開催に

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2017.1.31
《ネゲルハル〔黒人の響き〕》1911年 ベルン美術館 アドルフ・ヴェルフリ財団蔵 ⒸAdolf Wölfli Foundation, Museum of Fine Arts Bern

《ネゲルハル〔黒人の響き〕》1911年 ベルン美術館 アドルフ・ヴェルフリ財団蔵 ⒸAdolf Wölfli Foundation, Museum of Fine Arts Bern

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『アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国』が、2017年3月7日(火)~4月16日(日)にかけて名古屋市美術館にて開催される。

アドルフ・ヴェルフリ(1864-1930)は、アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの芸術家のひとり。スイスのベルン近郊で生まれた彼は、1895年に近郊のヴァルダウ精神科病院に入院し、生涯をこの病院で過ごした。病院内でヴェルフリは、『揺りかごから墓場まで』と題する壮大な自叙伝を描く。これは、ヨーロッパからアジア、南北アメリカについての科学的探究や、神々との結婚と聖アドルフ王国の設立、空想上の惑星への旅行など、ヴェルフリ独自の世界観を映し出したもので、45巻・25,000ページにわたる大作となっている。

本展は、その自己没入的な作品によって、多くの芸術家に影響を与えているヴェルフリの画業を回顧する日本初の大規模な個展だ。ヴェルフリの作品が一堂に会するまたとない機会となる。気になる方はぜひ足を運んでみては。

《エン湖での開戦.北アメリカ》1911年 ベルン美術館 アドルフ・ヴェルフリ財団蔵 ⒸAdolf Wölfli Foundation, Museum of Fine Arts Bern

《エン湖での開戦.北アメリカ》1911年 ベルン美術館 アドルフ・ヴェルフリ財団蔵 ⒸAdolf Wölfli Foundation, Museum of Fine Arts Bern

 

イベント情報
アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国

会期:2017年3月7日(火)~4月16日(日)〔日数:36日〕
開館時間:午前9時30分~午後5時、金曜日は午後8時まで 
※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(3月20日は開館、翌21日は閉館)
料金:一般 1,300円(前売1,100円)、高大生 800円(前売600円)、中学生以下無料 
※カッコ内は20名以上の団体及び前売り料金
会場:名古屋市美術館 
名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)

関連催事
(1)記念講演会 
日時:3月19日(日)午後2時~
演題:「ヴェルフリ、アール・ブリュットの体現者」
講師:服部正氏(甲南大学文学部准教授、本展監修者)

日時:3月25日(土)午後2時~
演題:「アウトサイドに生きること」
講師:都築響一氏(写真家、編集者)

(2)作品解説会
3月12日(日)午後2時~
講師:笠木日南子(名古屋市美術館学芸員)
※いずれも会場は名古屋市美術館2階講堂、入場無料、先着順定員180名。

(3)ボランティアによるギャラリートーク
日時:3月17日(金)、18日(土)、20日(月・祝)、24日(金)、29日(水)、4月2日(日)、9日(日)、12日(水)、15日(土)
※いずれも午前10時30分及び午後1時30分から(約60分)、要観覧券

http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml

 

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