木ノ下裕一が京都市芸術文化特別奨励者に、京都市芸術新人賞には柳沼昭徳

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2017.2.1
木ノ下裕一

木ノ下裕一


木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一が、京都市芸術文化特別奨励者に認定された。

これは京都市が行っている、文化芸術都市・京都の新たな担い手の育成を目的とした「京都市芸術文化特別奨励制度」で、平成29年度は木ノ下のほか、小説家の高尾長良が認定された。奨励者の2人には2017年4月に1年間の活動経費として300万円の奨励金が交付される。

また、京都市芸術新人賞の受賞者5名のうちの1人に、烏丸ストロークロックの柳沼昭徳が選出。これは、京都市出身者または京都市内において活発な文化芸術活動を行い、将来を期待される人物に授与される賞で、ほかには洋画家の黒宮菜菜、能楽師の豊嶋晃嗣、彫刻家の久門剛史、日本画家の松平莉奈が選出された。

さらに、京都市内で活動を行い新人の育成又は芸術に係る活動環境の向上に多大の功労があった人物、団体に贈られる「京都市芸術振興賞」は、公益財団法人ロームミュージックファンデーションのほか、日本画家の大野俊明、現代美術家の林剛に決定した。

平成29年度京都市芸術文化特別奨励者

木ノ下裕一(演劇、古典芸能の研究)
高尾長良(小説)

平成28年度京都市芸術新人賞

黒宮菜菜(洋画)
豊嶋晃嗣(能楽)
久門剛史(彫刻)
松平莉奈(日本画)
柳沼昭徳(演劇)

京都市芸術振興賞

大野俊明(日本画)
林剛(現代美術)
公益財団法人ロームミュージックファンデーション(芸術振興)

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