「光」で表現し続けたダン・フレイヴィンの個展がエスパス ルイ・ヴィトン東京にて開催

2017.2.8
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アート

ダン・フレイヴィン展

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『ダン・フレイヴィン展』が、2017年2月1日(水)~9月3日(日)にかけて、エスパス ルイ・ヴィトン東京にて開催される。

ダン・フレイヴィン(1933-1996年)は、芸術媒体に「光」を使用するという手法で作品を生み出すアーティスト。ドナルド・ジャッド、ロバート・モリス、ソル・ルウィットなどと並び、ミニマリスト運動の誕生に貢献した人物としても知られている。彼が初めて作品に光を利用したのは、1961年から1963年にかけて制作した『Icons (イコン)』シリーズだ。彼はそれ以降、既製品の蛍光灯のみを素材として用いる作品を生み出し続けた。

本展は、20 世紀の作品を扱う芸術機関である「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」によるアーティスティック・ディレクションのもと開催されるもの。フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションから、7つの作品が公開されることとなる。

彼が芸術家として目指したのは、光を用いて空間を美しく豊かにすることで、鑑賞者に空間の体験を提供するということであったという。 会場となるエスパス ルイ・ヴィトン東京では、彼の作品が作り出した空間を肌で体感することができるだろう。気になる方はぜひ足を運んでみては。

『Untitled (無題)』 (1963年) 緑色の直管蛍光灯 244 x 10 x 7 cm Courtesy Fondation Louis Vuitton Photo credit: © Adagp, Paris 2017

『“Monument” for V. Tatlin (V・タトリンのための“モニュメント”)』(1964-1965年) 8本の白色直管蛍光灯 244 x 80 x 12 cm Courtesy Fondation Louis Vuitton Photo credit: © Adagp, Paris 2017

『Untitled (to Alex and Nikki) [無題(アレックスとニッキーへ)]』 (1987年) 8本の白色直管蛍光灯 長さ 360cm Courtesy Fondation Louis Vuitton Photo credit: © Adagp, Paris 2017

『Alternate Diagonals of March 2, 1964 (to Don Judd)[3月2日のもう1つの「斜め線」(ドン・ジャッドへ)]』 (1964年) 直管蛍光灯(昼光色) 長さ 369.6cm Courtesy Fondation Louis Vuitton Photo credit: © Adagp, Paris 2017

 

イベント情報
ダン・フレイヴィン展

会期:2017年2月1日(水)~9月3日(日)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道ビル 7階
Tel:0120-00-1854
開館時間:12:00-20:00
入場無料
http://www.espacelouisvuittontokyo.com/