SJ、VAMPS、金爆ら白熱ライブを展開「a-nation stadium」東京1日目
SUPER JUNIOR (c)a-nation stadium fes.
昨日8月29日に東京・味の素スタジアムにて野外イベント「a-nation stadium fes.」が開催された。
大阪・ヤンマースタジアム長居での公演を皮切りに、東京では昨日8月29日と本日30日の2日間にわたって実施中「a-nation stadium fes.」。この記事では29日に行われた1日目の模様をレポートする。
オープン前には、会場外のフードコートに設置されたresort stageでは正午から数多くのアーティストが出演。TFB ProjectやRaychell feat. RICKEY & RABBIE、リンクSTAR'Sらが勢いあふれるパフォーマンスで来場客を出迎えた。またスタジアムでは開場後に加治ひとみ、Leola、SOLIDEMOらオープニングアクトによるライブも行われ、居心地の良い雰囲気を生み出していった。
開演時刻になるとまずはDo as infinityがステージに上がり「本日ハ晴天ナリ」からライブをスタート。力強いバンドサウンドが鳴り響く中、伴都美子(Vo)のさわやかな歌声が会場を包み、オーディエンスのテンションを上げていく。また「SUMMER DAYS」では大渡亮(G, Vo)がステージ端に移動し、客席に手を振って歓声に応えたほか、伴が大渡の横に近づき2人並んでポーズを決める一幕も見られた。
続いて登場したつるの剛士はギターを持ち、まずはバックバンドとともにZIGGYの楽曲「GLORIA」を演奏。3曲目でプリンセス プリンセス「M」のカバーをしっとりと歌い上げた後は、ゲストとして世良公則をステージに招き入れた。2人は世良公則&ツイスト「銃爪」のカバーで熱い歌声を披露し、新曲「いつものうた」も一緒に歌い上げフィニッシュ。世良はマイクスタンドを高く放り投げ、それをキャッチしてステージを締めた。
サイドステージでパフォーマンスを行ったDream5はまずtrf「EZ DO DANCE」のカバーで一気に観客を盛り上げたのち、花道へ。そのまま「ようかい体操第一」でオーディエンスとともに息ぴったりのダンスを行う。そして「Summer Rainbow」ではダンサーの子供たちもゲストとして登場。フレッシュさあふれるパフォーマンスを展開した。
4組目のEvery Little Thingは落ち着いた佇まいで登場し、まずは「Dear My Friend」を披露。スピード感あふれるサウンドで会場にさわやかな雰囲気が漂う中、持田香織(Vo)は左右から花道まで縦横無尽にステージを歩き回り、じっくりと客席を眺めていく。途中MCでは伊藤一朗(G)も加わり、白熱するステージの様子を楽しみつつ感謝を述べる場面も。最後は「出逢った頃のように」を歌い、2人はバックバンドとともにゆっくりとステージから去っていった。
日も暮れ始めた頃に登場したのはゴールデンボンバー。「抱きしめてシュヴァルツ」では喜矢武豊(Gita-)がスイカの早食いに挑戦し、途中巨大な「味の素」の瓶を持ち出し、山盛り振りかけて豪快に食べていく様子も見られた。さらにその後ろでは樽美酒研二(Doramu)手作りの「Every Little Thing」の看板が運ばれてくるが、「Thing」のTが抜けているというミスが発覚。樽美酒は大急ぎで服を脱いでTバック一丁になり、お尻にできたTラインで看板の文字を付け加えるなど、ハチャメチャな展開が観客を湧かせていた。
10分ほどの休憩を挟んだあとはf(x)がパフォーマンスを開始。息ぴったりのダンスをクールな佇まいで披露し、ゆっくりと観客のテンションを高めていく。しかしMCでは物腰柔らかな雰囲気で出演できたことの感謝を述べ、パフォーマンスに向けてのひたむきな態度を感じさせた。「Hot Summer」の歌唱を終えるとファンからの歓声を背に、落ち着いた様子でステージを後にした。
1曲目「UNIVERSE」から花火の演出とともに盛り上げた倖田來未はキレのあるダンスで次々と楽曲を披露。ラッツ&スター「め組のひと」のカバーではキュートなポーズをオーディエンスとともに決めたり、「LOADED」ではバックダンサーとの華麗なコンビネーションを行ったりと、完成度の高いステージングで貫禄を見せつける。最後は投げキッスで観客を魅了した。
スタッフに抱えられてステージに現れたFAR EAST MENTION MANNEQUINSは、ロボットダンスでミステリアスな趣きを演出。さらに途中ではスーツ姿の男性ダンサーがカメラを用いたダンスで参加し、グループの独特な世界観を表現していった。「Astroboy」を終えるとFEMMの2人の動きもストップ。再びスタッフに運ばれステージを去った。
VAMPSは序盤から「AHEAD」「DEVIL SIDE」といったナンバーでハードなロックサウンドを展開。HYDE(Vo, G)とK.A.Z(G)は演奏中花道からステージ左右の袖まで縦横無尽に歩き回り、客席の隅々まで様子を伺いつつ歓声に応えていった。また「TROUBLE」でHYDEは「大きい声出せる? 全部出してみて!」とコールを求めてオーディエンスを盛り上げ、「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」のサビでは大合唱も飛び交った。
この日のトリを務めたSUPER JUNIORは小雨の中、終始ファンの大歓声に包まれるような状況でライブを行った。2曲目「SORRY, SORRY」ではキム・ヒチョルによる激しいドラムパフォーマンスも披露され、メンバーも観客もどんどんテンションを上げていく。後半でメンバーは巨大な台車に乗って客席を周り始め、フリスビーを投げてプレゼントしたり、手を振って声援に応えたりといった形で暖かくファンを迎えていく。そして「Devil」の終盤では数分間に及び花火が打ち上げられ、この日の公演を鮮やかに締めくくった。
「a-nation stadium fes.」2015年8月29日 味の素スタジアム セットリスト
加治ひとみ
01. タイムマシン
02. 共犯者
03. ルール違反
Leola
01. Lazy song
02. Summer time
03. Sing for you
SOLIDEMO
01. Heroine~Rafflesiaショートメドレー
02. Girlfriend
03. Could U Be My Girl?
Do As Infinity
01. 本日ハ晴天ナリ
02. 遠くまで
03. SUMMER DAYS
つるの剛士
01. GLORIA(オリジナル:ZIGGY)
02. メダリスト
03. M(オリジナル:プリンセス プリンセス)
04. 銃爪 feat. 世良公則(オリジナル:世良公則&ツイスト)
05. いつものうた(世良公則 feat. つるの剛士)
Dream5
01. EZ DO DANCE(オリジナル:trf)
02. ようかい体操第一
03. Summer Rainbow
Every Little Thing
01. Dear My Friend
02. Time goes by
03. ソラアイ
04. 出逢った頃のように
ゴールデンボンバー
01. 元カレ殺ス
02. 抱きしめてシュヴァルツ
03. トラウマキャバ嬢
04. 死 ん だ 妻 に 似 て い る
05. 女々しくて
f(x)
01. Red Light
02. Pinocchio
03. All Night
04. Rum Pum Pum Pum
05. Hot Summer
倖田來未
01. UNIVERSE
02. IS THIS TRAP?
03. MONEY IN MY BAG
04. め組のひと(オリジナル:ラッツ&スター)
05. BRING IT ON
06. BE MY BABY~LOADED
07. Poppin' love cocktail
FAR EAST MENTION MANNEQUINS
01. We Flood The Night
02. Astroboy
VAMPS
01. AHEAD
02. DEVIL SIDE
03. ZERO
04. ANGEL TRIP
05. TROUBLE
06. SEX BLOOD ROCK N' ROLL
SUPER JUNIOR
01. BONAMANA
02. SORRY, SORRY
03. Mr.Simple
04. Oppa, Oppa~Saturday Night
05. JOIN HANDS
06. Disco Drive~Dancing Out~Wonder Boy
07. Rockstar~Let's Dance~Can you feel it?
08. Devil