中村一義、地元・江戸川で名盤『ERA』をライブで再構築 20周年記念アルバム『最高築』リリースも発表
中村一義『エドガワQ2017~ERA最構築~』 撮影=Shinichi Kawashima, Yusuke Takamura
中村一義が2月18日、地元・江戸川区総合文化センターでの特別ライブ公演『エドガワQ2017~ERA最構築~』を開催した。
中村は1月22日より20周年イヤーに突入。また、2月18日は自身42歳の誕生日でもある。『エドガワQ』は一昨年に第一回が行われ、昨年は、1stアルバム『金字塔』を再現する内容となった。3回目となる『エドガワQ2017~ERA最構築~』は、2000年に発売された3rdアルバム『ERA』の再現ではなく、ライブアレンジで楽曲を再構築している。
中村一義『エドガワQ2017~ERA最構築~』 撮影=Shinichi Kawashima, Yusuke Takamura
2部構成に分かれたライブの第1部は、『ERA』収録曲順に構成され、アルバム通り、「イーラ」のカウントダウンよりスタート。「1,2,3」より一気に熱量が急上昇、「ピーナッツ」「ゲルニカ」などバンド初演奏の曲から「ロックンロール」などのライブ定番曲も披露した。ストイックと大胆さを併せ持つ、まさに今、鳴らされるべき新たなる『ERA』サウンドを会場に響き渡らせた。
第2部は、デビューシングル「犬と猫」よりスタート。声優ユニット“ONE LITTLE KISS”へ提供した楽曲「ワンリルキス」のセルフカバーもライブで初披露した。さらにラストには、バンド・大海賊が勢ぞろい。Hermann H.&The Pacemakersのメンバーもステージに登場した。この日一番の大歓声の中「キャノンボール」を演奏し、『エドガワQ2017~ERA最構築~』は幕を閉じた。
中村一義『エドガワQ2017~ERA最構築~』 撮影=Shinichi Kawashima, Yusuke Takamura
この日の会場では、5月24日に100sのメンバーであり、盟友である町田昌弘を共同サウンドプロデューサーに迎え、バンドサウンドで最高に再構築されたデビュー20周年記念中村一義初のセルフカバーベスト、さらにこの日の『エドガワQ2017~ERA最構築~』を収録したLIVE DVDも同時に発売することも発表された。
『エドガワQ2017~ERA最構築~』2017.2.18.Sat 江戸川区総合文化センター
セルフカバーベスト『最高築』
2017年5月24日発売
初回限定盤(CD+BOOK+α)VIZL-1163 5,500円+税
通常盤(CD)VICL-64788 3,000円+税
ライブDVD『タイトル未定』
配信情報
アルバム『海賊盤』
大阪フェスティバルホール
2017年3月25日(土)開場16:00/開演17:00
http://www.moto.co.jp/THIS2017/
宮川企画『マイセルフ,ユアセルフ』
2017年5月3日(水・祝) 開場17:30/開演18:00