【動画3分】北翔海莉 初の女性役は新納慎也に教えてもらう!? ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」制作発表レポート
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ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」制作発表 北翔海莉
ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」の制作発表が行われ、宝塚退団後 初の舞台出演となる北翔海莉らが 劇中曲を披露した。
ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」は、リチャード・ビッセルのベストセラー小説「7セント半」を元に、7セント半の賃上げを望むパジャマ工場の労働者と雇用者の闘いと、若木工場長と組合員の恋をロマンチックに描いた作品。
1954年に初演。トニー賞最優秀作品賞などを受賞した名作であり、ボブ・フォッシーが初めて振付を手掛けた作品としても有名。
そして今作の演出を手掛けるのはトム・サザーランド。日本では「タイタニック」や「グランドホテル」を手掛けて高い評価を得た彼の手腕に期待が高まるところだ。
出演は北翔海莉、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、阿知波悟美、佐山陽規、栗原英雄など。
本作の制作発表が行われ、劇中曲 3曲が披露された。【動画3分】
1曲目 I’m not at all in love
2曲目 Hey There
3曲目 Once a year day
北翔海莉にとっては宝塚退団後 初めての舞台出演であり、男性俳優との共演も初めてのこと。「大塚千弘さんのようにかわいい女性の雰囲気が、引き出しが無いので出せないんです。このベイブという役は、男から女に変わる今の私の状況にピッタリだと思うので、精一杯体当たりで頑張りたい。」とコメント。
相手役にあたるシドを演じる新納慎也はこれを受けて「今回はハンサムな役なんです!! きっと(北翔さんより)僕の方が女性役をよくやっています! ドレスさばきなどを教えるので、二枚目のやり方を教えてください。」と話し、会場の笑いを誘っていた。
演出を務めるトム・サザーランドによると、本作は「60年前にイギリス、アメリカのミュージカルシーンに大きな影響を与えた作品。昔の作品ではあるが新しさを忘れてはいけない。モダンミュージカルをお好きな方は本作を気に入ってもらえると思います。なぜなら、この作品が原点だからです。」と、力強く語っていた。
9月末から上演される作品だが、今から秋が楽しみになってきた。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」
【原作】リチャード・ビッセル
【脚本】ジョージ・アボット、リチャード・ビッセル
【作詞・作曲】リチャード・アドラー、ジュリー・ロス
【翻訳・訳詞】高橋知伽江
【演出】トム・サザーランド
【振付】ニック・ウィンストン
【出演】
北翔海莉、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、阿知波悟美、佐山陽規、栗原英雄 ほか
2017/9/25(月)~10/15(日)/東京・日本青年館ホール
2017/10/19(木)~10/29(日)/大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ