夏の森で開催される「清里フィールドバレエ」日程が決定
清里フィールドバレエ「シンデレラ」
毎年夏に清里高原「萌木の村」で開催される野外バレエ「第28回清里フィールドバレエ」の開催期間が、今年は7月27日(木)~8月10日(木)に決定した。
演目は「ジゼル」「シンデレラ」のほか、ジョージア国立バレエ団芸術監督のニーナ・アナニアシヴィリを今年も迎え、「ニーナ・アナニアシヴィリ・スペシャルガラ」を開催する。出演は現時点で川口ゆり子(バレエ シャンブルウエスト芸術監督)、小野絢子(新国立劇場バレエ団)、下村由理恵(下村由理恵バレエアンサンブル)が予定されている。
日程やその他の出演者、キャストなどは3月中旬発表予定だ。
ニーナ・アナニアシヴィリ「瀕死の白鳥」
■日本で唯一連続上演されている野外バレエ
清里フィールドバレエは7月下旬から8月上旬の2週間、八ヶ岳南麓清里高原の「萌木の村」特設野外劇場で開かれる。1990年から連続して行われている日本で唯一の野外バレエで、今年は28回目を迎える。
清里高原の実際の森を背景として繰り広げられる舞台は、新月から満月の月明かりや星空も天然の舞台装置となり、屋内の劇場では決して味わうことのできない幻想的な世界が繰り広げられる。
天然の森という清里ならではの特徴を生かし、地元関係者らの力で堅実に回数を重ねた公演は年々成長を続け、昨年は初の海外ゲストとしてニーナ・アナニアシヴィリという世界トップクラスのダンサーを迎えるに至った。
そのアナニアシヴィリが今年も登場するほか、小野絢子、下村友里恵といった国内の豪華ゲストも出演予定。第1回から今村博明とともに芸術監督も務める川口ゆり子もダンサーとして踊りを披露する。さらにこの後発表されるであろう男性ダンサーの顔ぶれも楽しみだ。
今年上演予定の「ジゼル」は森を舞台とするにはまたとない演目。「シンデレラ」も野外舞台ではおとぎ話の世界がより際立つ。
今年の夏はひと時の夢舞台を楽しみに、清里高原へ出かけてみてはどうだろう。
・ニーナ・アナニアシヴィリ スペシャルガラ:8月9日(水)・10日(木)
・エキシビジョン:8月2日(水)、3日(木)
・開場 18:15/開演 19:00
■会場:清里高原 萌木の村 特設野外劇場
■出演:ニーナ・アナニアシヴィリ、川口ゆり子、小野 絢子、下村 由理恵
■公式サイト:http://www.moeginomura.co.jp/FB/