亀田誠治と凄腕ベーシストたちの競演は「ベースの日」
「ポッ〇ーの日」だけじゃない。
今年2015年から、11月11日は「ベースの日」となる。
「1111」と並ぶ縦のラインをベースの4本の弦に見立て、制定されたこの日。
「音楽のボトムを支える“ベース”を愛する人たちと、11月11日を音楽の楽しさを分かち合う日にしていく」ことを目的とし、音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治が2013年にJ-WAVE内の番組で提案したことからはじまったプロジェクト。クラウドファンディングなどを通じて多くの賛同者を集め、無事日本記念日協会から認定を受けるにいたった。
そんな記念すべき1回目の「ベースの日」を祝し、11月11日に恵比寿LIQUID ROOMでライブイベント『J-WAVE ベース・ロワイアル』が開催される。亀田はじめ、ハマ・オカモトら日本を代表するベーシストたちが集結し、自身が指名したアクトと共演するというコンセプトとなっており、ベース好き・ベーシストには堪らないライブであると同時に、広く音楽ファンが楽しめる内容になっている。
出演者
ハマ・オカモト(bass)×長岡亮介
KenKen(bass)×スティーヴ エトウ、伊東篤宏
亀田誠治(bass)×KREVA
TOKIE(bass)&中尾憲太郎 × ゲスト:後日発表
KenKen
亀田誠治
TOKIE
また、この「ベースの日」認定及び『ベース・ロワイヤル』開催を記念し、SPICEでは、
『編集部が独断と偏見で選ぶ、今聴いておくべきベーシスト5選』
と題し、5人のベーシストとその動画を掲載する。完全に好みの問題になっているが、そこはご容赦いただきたい。
亀田誠治(ex.東京事変ほか)
演奏の腕前自体も申し分ないが、曲にとっての最適解、しかもオシャレなフレーズを生み出すことにかけては随一。ウォーキングベース最高!
KenKen(RIZEほか)
若手ナンバーワンの呼び声も高い。グラムロックなインパクトある見た目からゴリゴリなスラップを繰り出す若きベース・ヒーロー。
日向秀和(ストレイテナー)
ライブで見るとその真価が分かるはず。スラップを随所に入れ込むなど派手なベースライン以上に表情や動きで巧みに観客を煽る、華のあるベーシスト。
休日課長(ゲスの極み乙女。)
ゲスのファンクネスを象徴するベーシスト。派手なフレーズの数々と手数の多さは圧倒的で、それでいてツボを押さえたプレイが魅力。
ウエノコウジ(the HIATUSほか)
本来のベースの役割――ボトムを支えるという意味合いで、ずば抜けたプレーヤー。たんたんと8ビートで重低音を刻むカッコよさを教えてくれる。
……と、他にも魅力的なベーシストは多々いる中、編集部内で私情も交えつつ話し合った結果、以上の5人をチョイスさせていただいた。
この中からは亀田誠治とKenKenが出演する『ベース・ロワイアル』。重低音の競演を身に浴びる一夜を過ごすのも一興だ。