怪人二十面相と明智の因縁が舞台で描かれる! 舞台『TRICKSTER~the STAGE~』稽古場取材&座談会レポート

2017.3.22
インタビュー
舞台
アニメ/ゲーム

(上段左から)輝山立、古谷大和、斎藤准一郎、山口大地(下段左から)細貝圭、鳥越裕貴、赤澤遼太郎、鯨井康介

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4月12日(水)から東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演予定の、舞台『TRICKSTER~the STAGE~』の稽古が取材陣に公開された。

本作は、TVアニメ『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』の舞台化。名探偵・明智小五郎や少年探偵団を生み出した稀代の作家・江戸川乱歩による作品を原案としたTVアニメは2016年10月から3月まで2クール全24話を放送し、最終回を間近に控えている。

舞台では、アニメでは語られなかった怪人二十面相と明智小五郎の戦いをオリジナルストーリーで展開。さらに、登場人物の心理描写や動きを歌、ダンス、アクション、そしてプロジェクションマッピングで表現する新感覚ライブエンタテインメントであるという。


この日の稽古参加者は細貝圭鳥越裕貴赤澤遼太郎輝山立古谷大和斎藤准一郎山口大地鯨井康介の8名。今回見ることができたのは、怪人二十面相と明智・宮西が対峙するシーンの一部だった。

変装の名人でテロリストの怪人二十面相を演じる細貝圭は、怪しげなオーラを纏いながら相手を追い詰めていく。

(左)怪人二十面相役:細貝圭

その現場に明智と公安の刑事である宮西が踏み込むが、そこで明かされる怪人二十面相と明智の因縁。宮西刑事は驚きが隠せない様子で――。

(奥)宮西琢巳役:山口大地(手前)明智小五郎役:鯨井康介

まだ稽古が始まってからわずかな時間しか経っていないというが、細貝圭鯨井康介らによる芝居は引き込まれるものがあった。ここから衣装やウィッグ、照明、音響など様々な要素が加わって、完成されていくのだろう。

舞台版オリジナルキャラクターである少年、ルイトにも注目したい。彼は物語の主人公である小林芳雄とどう関係していくのだろうか。

(左から)ルイト役:輝山立、小林芳雄役:鳥越裕貴

また、少年探偵団の幼馴染、勝田と井上の過去も描かれる。一瞬で過去と現在を行き来するスピーディーな演出が取り入れられていて、初めてこの作品に触れる人でも彼らの関係性や事情を把握することが出来るだろう。井上は杖を持っているが、その理由は記事後半のキャスト座談会の赤澤遼太郎のコメントを読んでほしい。

井上了役:赤澤遼太郎

今回、公開稽古で披露された箇所は少なく、どのような舞台になるのか全体像はまだ見えてこなかった。しかし歌やダンス、そしてプロジェクションマッピングなどが多く使われた楽しいものになるという。舞台オリジナルの要素を含めて、本番の舞台上で確認しよう!

稽古風景

稽古風景

 

稽古後のキャスト8名による座談会

輝山 立(MC):『TRICKSTER the STAGE』はどんな舞台なのか。細貝さん、簡単に紹介をお願いします。

細貝 圭:『TRICKSTER the STAGE』はアニメから始まり、その舞台化に当たります。二十面相と明智に対してのフォーカスが、より多いのが今回の作品の特徴です。舞台版はオリジナルストーリーでアニメにはない話をやっております。初めて見るお客さんにもアニメを知っているお客さんにも楽しんでもらえる舞台になっております。

怪人二十面相役:細貝圭

輝山:鳥越さんにお聞きします。出演オファーがあったときの感想をお願いします。

鳥越裕貴:僕もこのお話をいただいてからアニメを見たのですが、まさか“鳥越裕貴”を知っている方は、ずっと「死にたい、死にたい」って言う役をやるとは思いもよらなかったでしょう! そんな小林がどう変わって行くのかが気になって、この仕事を受けさせていただきました。小林の生き様にご期待ください!

小林芳雄役:鳥越裕貴

輝山:赤澤さんにお聞きします。今回の役柄で気をつけている点などを教えてください。

赤澤遼太郎:井上くんはアニメで車椅子を使用しているキャラクターなんですが、舞台では車椅子ではなく杖という形で、新たな井上くんの一面を見せられるのではないかなと思っています。

井上了役:赤澤遼太郎

輝山:稽古が始まって少し経ちますが、稽古場でのエピソードや苦労している点などを古谷さんにお聞きします。

古谷大和:仲が良い雰囲気の稽古場で、舞台には歌やダンスや殺陣が盛りだくさんです。アニメの世界観やキャラクターを乗せつつ、歌ったり踊ったりしなきゃいけないのが、これから本番までに仕上げなきゃいけない課題だと思ってます。僕自身としては、もっともっとみんなと仲良くなって、怪我なく終えられればいいと思ってます。お客さんもその様子を楽しみながら応援していただきたいです。

大友久役:古谷大和

輝山:斎藤さんにお聞きします。ズバリ、今回の舞台の見どころをお願いします。

斎藤准一郎:まず舞台はアニメと違い、オリジナルストーリーでやらせていただくところが見どころです。そこに殺陣とダンスと歌が全部入っているので、迫力満点の舞台になること間違いなしだと思います。アンサンブルが今回アクションアンサンブルと、ダンサーに分かれております。

細貝:「スーパーダンサーズ」ね。

斎藤:そう、アクションアンサンブルとスーパーダンサーズに分かれておりまして。みんなの得意分野が結集したチームになっておりますので、そこが見どころだと思っています。

勝田雅治役:斎藤准一郎

輝山:山口さんにお聞きします。最近起こった、稽古場での面白エピソードがあったらお願いします。

鳥越:5倍くらいにして面白く語るんだろうな~。

山口大地:話しにくいわ!(笑) 僕の観点から言うおもしろエピソードです。今日は来ていないんですが、今回が初舞台の18歳、今川碧海くん(山根たすく役)が、劇中にこう言うポーズをするんです。(※写真参照)その時、腰がギューンッ、お尻がプリ~ンってなってるから、「どうした?」ってみんなで……。ねぇ? 

一同:(笑)。

鳥越:うちの事務所の後輩を滑らすなよ! もう~!

山口:今川くんが「小さい頃からお尻がぷりんってなってるんです。触ってください!」って、僕のところに来て……。

細貝:大丈夫? これ記事に使える?

鳥越:今のは筋肉が喋ってたんでしょ? もっと面白いのあるよね~。

赤澤:筋肉すぐ喋っちゃうから!

山口:先日、鯨井くんと細貝くんと2日連続でカレー食ったにも関わらず、「えっ、昨日もカレーだった!」って言ってくる超面白くない話もあるんですけど。

細貝:今のじゃ伝わらない!

鳥越:……っていう仲の良いカンパニーですね。

山口:そうそう! そういうことです(笑)

(上)宮西琢巳役:山口大地(下)明智小五郎役:鯨井康介

輝山:鯨井さんにお聞きしたいと思います。ご自身で演じられているキャラクター以外で、どのキャラクターが気になりますか? またはお気に入りのキャラクターはいますか?

鯨井:自分以外でとなると……自分以外にあまり興味がないのですが。

鳥越:出してよ~もっと興味を持って!

鯨井:もっと出していったほうがいいの? ここにいるメンバーは自分の役のことをすごく考えて、模索してやっています。ここにいない花咲健介役の赤澤燈くんもすごくキャラクターにぴったりだと思っています。明るくてムードメーカー的な彼も魅力的です。最近接する上で、みんなは逆に役と違うところも見えて来たりして。本人と役のギャップがどう作用して来るのかっていうところも、見どころになって来るんじゃないかなって思っております。

細貝:質問に答えてないよね?

鯨井:答えたでしょ! だから、気になるキャラクターは燈。ここにいるお前らじゃないんだよ(笑) じゃあ(気になるお気に入りのキャラクターは)准くん! 僕と准くんは同い年なんですが、彼は少年役をやっています。現場では「こどもおじさん」って呼ばれています。「こどもおじさん」にご期待ください!

(山口さん、ガッツポーズ)

赤澤:役じゃない(笑)。

ルイト役:輝山立

輝山:最後にお一人ずつ、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

細貝:稽古も中盤くらいに差し掛かってきていますが、とてもフレッシュな座組です。若さ溢れるパワーもあり、その中で僕たちに今できる最大限のことをみなさんにお披露目できたらいいなと思っております。アニメのファンの方にも初めて見る方にも楽しんでもらえる、そんな時間をみなさんと共有できたらと思っております。ぜひご来場ください。

鳥越:小林芳雄が「死にたい、死にたい」と言っているんですが、その理由はなんなのか。花咲とはどうなっているのか。この作品の中でどう小林が生きていくのか。鳥越裕貴が果たして演じきれるのか。そこをご期待ください。この素晴らしいカンパニーで千秋楽までぶち抜いていきます。よろしくお願いします!

赤澤:アニメのファンの皆様の期待に添えるような素敵な舞台にできればなと思っています。ご期待くださいませ!

古谷:きっと内容が盛りだくさんです。お話もオリジナルですし、楽しい舞台になるんではないかと感じています。僕もその中の一人として、お客様も楽しめるような時間であったらいいなと思いますので、みなさまどうぞご期待ください。

斎藤:本当に素敵な舞台を目指して、精進します! 頑張ります!

鯨井:「こどもおじさん」だから言葉のチョイスもちょっと古いんだよね。

一同:(笑)

山口:良い作品はいい座組からしか生まれないと思っています。みんなで力を合わせて良い作品にしたいと思っておりますので、宜しくお願いします。

鯨井:稽古も一週間くらい経ちまして、絶賛作品を作っている最中でございます。アニメファンの方にも、この作品を初めて見る方にも、一つの作品として喜んでいただけるように僕たちは精一杯頑張って生きますので、どうぞ劇場を楽しみにしていてください。精進します!

輝山:僕は今回オリジナルのキャラクターとして出演させていただくんですが、原作のキャラクターの皆さんとどう絡んでいくのかというところと、個人的には作品を良い意味で盛り上げられるように頑張りますので、ご期待ください!

(上段左から)輝山立、古谷大和、斎藤准一郎、山口大地(下段左から)細貝圭、鳥越裕貴、赤澤遼太郎、鯨井康介


 

取材・文・撮影=松本裕美

公演情報
舞台『TRICKSTER~the STAGE~』

■原作:Jordan森杉『TRICKSTER-江戸川乱歩「少年探偵団」より-』
■脚本・演出:松多壱岱
■振付:石岡貢二郎(K-DanceNexus)
■出演者
細貝圭
鳥越裕貴/赤澤燈/赤澤遼太郎
輝山立/古谷大和/今川碧海/斎藤准一郎
山口大地
鯨井康介

■会場:Zeppブルーシアター六本木
■公式HP:http://trickster-project.com/stage/
■公式Twitter:@trickster_stage
■公式Facebook:@Trickster.the.stage
■権利表記:(C)Jordan森杉/「TRICKSTER~the STAGE~」製作委員会
■企画製作:株式会社アルテメイト


 

 

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