伝説のミュージカル『CHESS』日本初演! 公開稽古&囲みインタビュー

2015.9.7
インタビュー
舞台

これまでに2度のコンサート・ヴァージョンで話題となり、日本での初演が待たれていた伝説のミュージカル『CEHSS』が、9月27日から東京芸術劇場プレイハウスで、10月19日から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。その稽古が始まったばかりの8月31日、プレス関係者用の公開稽古とメインキャストの囲みインタビューが行われた。

スーパー・ポップグループABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが作曲、『エビータ』『ジーザス・クライスト・スーパースター』のティム・ライスが原案・作詞を手がけたミュージカル『CHESS』。1984 年にリリースされたコンセプトアルバムは大ヒットとなり、マレー・ヘッドが歌う「One Night in Bangkock」は全米3位、また「I know him so well」は全英1位にチャートインし、大ヒットした。1986 年にロンドンで開幕したミュージカル版は(演出:トレヴァー・ナン)は、1989 年までロングランを記録。その後、世界各国で上演されている。

クラシック的なものからロック、ポップスなど幅広い楽曲で構成されていることで、コンサートとして取り上げられることも多く、08 年にはロンドンでイディナ・メンゼル(『アナと雪の女王』『ウィキッド』)、アダム・パスカル(『レント』)、そして全世界で2500 万枚以上のアルバム・セールスを誇るジョシュ・グローバン、そして豪華メンバーによるコンサート版が上演され、話題を呼んだ。

【ストーリー】

舞台は米ソの冷戦時代。イタリアのメラーノでチェスの世界一を決める選手権が開催される。時の世界チャンピオンはアメリカ合衆国のフレディ(中川晃教)。傍らには、彼のセコンドを務めるフローレンス(安蘭けい)がいる。対戦相手はソビエト連邦のアナトリー(石井一孝)。チェスの天才フレディはフローレンスの忠告もむなしく、記者会見で対戦相手を罵り、記者達から非難をあびせられる。天才チャンピオンの成功と孤独に苦しむフレディ。一方、アナトリーは共産主義のソビエト連邦という国家を背負ってチェスをプレイすることの重圧に苦しんでいた。

競技場には、彼らの世界を冷徹に支配するアービター(田代万里生)が待つ。精神的に追い詰められたフレディは試合を放棄、それによってアナトリーが不戦勝で新たな世界チャンピオンとなる。葛藤の中で、敵味方であるはずなのに恋に落ちてしまうフローレンスとアナトリー。しかしアナトリーには故郷に残してきた妻と子供がいた。フローレンスは1956年のハンガリー動乱で親を失くした孤独な身の上だ。アナトリーは亡命を決意する。

1年後、再びチェスの世界選手権がタイのバンコクで開催される。世界チャンピオンであるアナトリーは出場者としてフローレンスと共にこの国に来ていた。そしてこの地に、テレビ業界に転身したフレディ、アナトリーの妻スヴェトラーナ(AKANE LIV)も現れる。試合を前にKGB(旧ソ連国家保安委員会)、CIA(米国諜報機関)の思惑も錯綜する。彼らの人生はどのような軌跡を描いていくのか……すべてを賭したゲームが始まる。

 

日本では2012年にコンサート版である『CHESS in Concert』が日本初演。安蘭けい、石井一孝、浦井健治、中川晃教という豪華キャストに加え、演出・訳詞に荻田浩一、音楽監督に島健という最高の布陣で、上演されるやいなやリピーター続出、再演希望の声が相次いだ。そして翌年には『CHESS in Concert』セカンドヴァージョンが上演されて成功をおさめている。この音楽の魅力にあふれ、かつ国家、人間の対立や苦悩を描いたドラマが、ついにミュージカルとして立ち上がる。フローレンス役には安蘭けい、フレディ役には中川晃教、アナトリー役には石井一孝、アービター役には田代万里生という強力な布陣に加え、AKANE LIV、戸井勝海、大野幸人ほか実力派の出演者が集まった。

【稽古風景】

この日は、オープニングにからの15分間が公開され、『1956 - Budapest Is Rising』(コーラス)『ストーリー・オブ・チェス』(田代万里生)『Diplomats』(安蘭けい、石井一孝、田代万里生、中川晃教)の3曲が披露された。舞台美術は実際はもっと段差もあって一回り大きく組まれるという。

第二次世界大戦を想像させるさまざまな音声、ヒットラーの演説や昭和天皇の玉音放送…やがて、ソ連の国旗とアメリカの国星条旗が行き交い、この舞台の背景となる米ソ冷戦の時代が表現される。

1956年のハンガリー動乱とブダペストの悲劇が語られる。「1956 - Budapest Is Rising」

フローレンス(安蘭けい)は動乱の中で親を失った。

ストーリーテラーであると同時に世界選手権の審判を務めるアービター(田代万里生)、そしてチェスの精(大野幸人)。

「チェスの試合が始まるぞ」とアービターが歌うナンバー『ストーリー・オブ・チェス』。

アメリカのチェス・チャンピオンであるフレディ(中川晃教)。彼と対決するソ連側のチャンピォンはアナトリー(石井一孝)、アナトリーのマネージャーでソ連代表団のモロコフ(ひのあらた)。

アナトリーにはスヴェトラーナ(AKANE LIV)という妻がいるが、フローレンスに惹かれていく。

フレディのセコンドで恋人のフローレンスとアメリカのエージェントであるウォルター(戸井勝海)。

世界はチェスのように駆け引きの世界。『Diplomats』を迫力いっぱいに歌いあげる。

【囲みインタビュー】

稽古の終了後、囲みインタビューに安蘭けい、石井一孝、田代万里生、中川晃教が登場した。

──まず役名と役柄を紹介してください。

安蘭 私はフローレンス・ヴァッシーという、ハンガリー動乱で親を亡くした暗い過去を持つ女性で、フローレンスは中川くん扮するアメリカのチェス・チャンピオンのセコンドで、『あしたのジョー』で言えば丹下段平さん的な(笑)役割をする人です。

石井 僕はロシアのチェス・チャンピオンのアナトリー役です。安蘭さん扮するフローレンスを中川くんと取り合ってみごとにゲットするという役です(笑)。

田代 この作品でもっともミステリアスな役のアービターを演じます。アービターというのは名前ではなく審判という意味なので、名前もない役です。ほかの登場人物とは違って、生い立ちとかルーツとか国籍が何者かわからないというアービターですが、シーンによってはストーリーテラーになったり、この方々の審判を務めます。

中川 僕はボビー・フッシャーという実在した天才チェスプレイヤーがモデルになっている、フレデリック・トランパーというアメリカ人チェス選手の役を演じます。実際にモデルになっている人がいることや、冷戦時代が物語の背景にあることで、その時代に生きている人間たちの心の動きみたいなものが、チェスというゲームと重なって見えたとき、より洪水のように物語が客席に押し寄せていくのだろうなと、いま稽古しながら日々実感しています。音楽も素晴らしいので、初めて出会う音楽に心から感動しながら、1日も早く劇場で本番の幕を開けたいなと思ってがんばっています。

──安蘭さん、石井さん、中川さんに伺います。コンサート版とミュージカル版の違い、そして田代さんという新メンバーが加わった稽古場の雰囲気はいかがですか。

安蘭 コンサート版とミュージカル版はまったく違っていて、ストーリーがより分かりやすくなっていますし、それぞれのキャラクターがすごく色濃く出ているなと。やっぱりコンサートでは語り切れなかった部分もあって、ミュージカル版は、荻田さんならではのすごく摩訶不思議な世界観を持ちつつ、それぞれのキャラクターについても、私だったらハンガリー動乱とか過去のバックボーンなどを深く考えたり、お客様に想像していただいたりする場面が増えていて、話的にも深くなっていると思います。そして皆さんご存じのようにとても自由な中川くんと石井さんの(笑)、私が仕切れなかった部分を万里生くんにすべてやっていただいて、審判のように俯瞰しながら時には助けたりと。

石井 助けていただいてます(笑)。

安蘭 この中では一番若いのですが、一番しっかりしているので、頼りにしている感じです。

石井 やっぱり歌の比重が強い、歌の分量が多い作品なので、ミュージカル版になっても台本の厚さが倍に膨らむとかないだろうし、そんなに変わらないんじゃないかなと思っていたんですが、荻田先生の演出が始まって、動きがついたり感情表現の説明を聞いて、ずいぶん違うという手触りがしています。僕に関しては、AKANE LIVさんのスヴェトラーナという妻がいるのですが、コンサート版では2幕から出てくる役だったのですが、今回は1幕からかなり僕のそばにいます。そのことで、僕がこれから安蘭さん演じるフローレンスに恋心を持って国を発つというところが、ものすごくやりずらいなと(笑)。万里生くんは、皆さんご存じの通りめちゃくちゃ歌がうまいので、すでに歌唱力で稽古を支配しています。この物凄いオーラを持った万里生に刺激をもらって、それがいい方向にいっているんじゃないかと思います。やっぱり日本初演の『CHESS』を最高のものにして、世界中の『CHESS』ファンに「おお!」と言ってもらえるようにしたいですね。

中川 コンサートからミュージカルになって、基本的にはこの作品の一番の要であるABBAが書いた音楽が、すごく私たちの中で熟成されてきているというのを、いま演じながら感じています。一方で、コンサートの時に容易に歌えた歌詞の内容とかフレーズが、やっぱりミュージカルになってストーリーの中でその役として生きることによって、もっと重要な意味を持ってくるし、譜面通り歌うとか美しく歌うとかではなく、自分自身の歌が一瞬一瞬、どんな意志をもって聴こえていくのかというのを感じずにいられなくなる。ですから役として挑んでいくうえで、すごく難しいし、決して簡単ではないということを実感しています。

──田代さんは、以前から『CHESS』の音楽が好きだったそうですが、その魅力は?

田代 大好きで、自分のコンサートではカズさん(石井)の役が歌う「Anthem」を歌わせていただいたりしてました。今回、出演のお話をいただいて全部音楽を聴いたら、ABBAというとダンスナンバーが印象的ですが、これはラップがあったりクラシックがあったりロックがあったりと、色々なジャンルが入り乱れていて、ずっと楽譜を見ながらCDを聴いていたら、だんだん五線譜がチェス盤に見えてくるくらい、入り組んでいるのを感じました。『CHESS』の奥深さと音楽の奥深さがリンクして、その上でこの人間模様、政治とか歴史とか色々なものが重なっている。難しいかもしれないですが、今の時代だからこそやるべき作品なんだなと思いました。

──ミュージカル版への出演が決まった時の気持ちと、このカンパニーの雰囲気は?

田代 これは3年前にコンサート版をすでにやっていたんですよね。稽古初日にプロデューサーの方が3年間熟成させて、ようやく日本初演を迎えることができたとおっしゃっていて、そこに僕が皆さんのお力をお借りして参加させていただいているわけで、このそうそうたる共演の方々や、キャスト、スタッフ、皆さん日本を代表するような方ばかりで、僕のとってオールスターというなかで、日本初演を迎えられるのはわくわくします。カンパニーの雰囲気については。

石井 面白いこと言わなくちゃだめだよ(笑)。

田代 (笑)とりあえず自由ですね。個性がすごいし、『CHESS』に対して熱いなと。皆さん熱くて、待機場所にも歴史の本が並んでいたり、休憩中もチェスを打ったりしてるんです。なかなかチェス盤から離れないくらい熱いです(笑)。

田代万里生、石井一孝、安蘭けい、中川晃教

──皆さん、おすすめのシーンを教えてください。

安蘭 まだ稽古が始まったばかりなのですが、すでに演出がついたところで言うならば、先ほど観ていただいたなかで、最初のハンガリー動乱のあとの「チェスの試合が始まるぞ」とアービターが歌って始まる「ストーリー・オブ・チェス」、あの曲がすごくワクワクして好きです。人の動かし方なども荻田さんならではで、登場人物の自己紹介を兼ねた登場になっていると思うのですが、これからよりキャラクターが立っていけば、すごく面白いシーンになるんだろうなと想像しています。

石井 まだ全部やってないので、未来の想像的に言うと(笑)、「カルテット」というものすごく難しいクラシカルなナンバーがあって、最初これは出来ないんじゃないかと思ったほどですが、さすがに3度目なので、もう手中におさめた感じなんですで、そのシーンをまだやっていない万里生くんが、こんなに歌の上手い万里生が、「僕、出来ないかもしれない」と言ってるので、早くそのシーンであえぐ万里生が見たいですね(笑)。おすすめとは関係ない話になりました(笑)。

田代 本番ではその姿は見せないようにがんばります(笑)。

石井 本番では完璧に手中におさめている万里生くんが見られると思うので、きっとおすすめになると思います(笑)。

中川 僕はちょっと真面目な話になっちゃうんですが、この物語は冷戦時代が下敷きになっていて、それぞれの役は、どうあがいても、どうしようもないものを抱えて生きているんですよね。それは今の時代にも置き換えられて、たとえば仲良くなりそうだった国同士が、次の瞬間、いきなり戦いだすんじゃないかという緊張感が走ったりする。それは私たちのことにも置き換えられるわけです。だから今、この物語をやる意味があるなと。それから、僕はこの物語でフローレンスと最初は恋人同士でありパートナーなんですが、最終的にはアナトリーとフローレンスが物語を担っていくことになる。その末にある美しいナンバーで、「You & I」という曲で、物語の後半の方のクライマックスに出てくるんですが、この曲はすごく感動すると思います。

田代 僕は初参加なのでまだ全貌は見えていないのですが、本当にこの『CHESS』みたいなミュージカルってほかに見当たらないんですよね。脚本の内容もそうですし、音楽的にもそうで、何が見どころかというと、ミュージカル『CHESS』そのものが見どころ、としか言えないです。

──初めて観る方は、歴史の勉強をしてから行ったほうがいいですか?

安蘭 勉強されなくてもこの『CHESS』を観ればわかると思います。冷戦時代もそんなに遠い昔の話じゃないし、アッキー(中川)が言ったように、近い国でこの作品のような状況は容易に想像できるので。この『CHESS』を観ることで、今の世界情勢を再確認できると思います。もちろんハンガリー動乱とか、ソビエトとアメリカの1970年から80年代の関係など、少しでもわかっていればより面白いかもしれませんが、勉強する必要はないし、観ていてわかると思います。

石井 導入の荻田さんの演出が、戦争の空気をウワーッと醸し出すようなものになっているから、あそこだけでもかなり時代を感じられるますから。

田代 今回、オーバーチュアから始まらないというところがかなりミソですね。コンサート版とちょっと楽曲が入れ替わっていて、説明にもなりうる楽曲が頭にきて、そのあとにオーバーチュアが来る。ちょっと面白いですよね。

──モデルもある役ですが、それぞれの役作りのポイントは?

安蘭 私は色々なミュージカルで色々な女性を演じていますけど、今回は本当に難しいです。すごく濃い何かがあるとか個性があるわけでなくて、大女優だったとかそういうことがないんですよ。でも過去に両親を殺されたというような誰よりも深い傷は持っている。でもそれは内面に秘めていて、そういう内面で戦っているのをどう表現するか、そういうところで今すごく苦戦しているんです。それからチェスって私にとっては頭を使うゲームという印象で、ただ楽しく遊んでやるゲームじゃないという気がして、自分の役作りもつい真剣になっちゃって、そこに笑顔はないんじゃないかとか。でも実際は、チェスは日本でしたら公園でおじさんたちが打つ将棋のような、そういう娯楽だったはずで、それを今は競技としてやっているので、シリアスだけでなくてもっと面白いものとか楽しいものだと考えれば、フローレンスの喜怒哀楽ももっと出せるかなと思っています。変に「チェスだから」とかしこまってしまって、角ばったところに自分が入っているような感じがしているので、そこを抜けてもっと表現豊かになればいいなと思います。

石井 僕はこのチェス盤になぞらえた米ソの対立のなかで、アッキーの演じる役はすごく奔放でロックでファンキーな役なので、それと対比するように寡黙で大人でという、僕のもっとも遠いところにあるものなんですが(笑)、そういうアナトリーを考えています。歌うナンバーも「Anthem」をはじめクラシカルな曲という設定もありますし、その対比が出せたら面白いんじゃないかな。内面には燃えたぎるような情熱がそれぞれあるんですが、見た目は違って見えるといいなと思っていますし、白と黒になるようなことをすごくイメージしています。

中川 実在のボビー・フィッシャーという人の生い立ちみたいなものを勉強しながら、彼の天才といわしめた部分はなんなのかというのを、役作りとして掘り下げていきたいなと思っています。また、この作品のフレディはすごくエキセントリックな人間に描かれているんですが、本当に本人がエキセントリックだったかというと、そうではなくて、エキセントリックを演じている部分と、そう演じてしまう理由があって、そういう心の中にある孤独な部分、彼自身の生い立ちというものが、役作りの中で重要になっていくのかなと。さらに全体を通して言えば、いでたちというか、トウコちゃん(安蘭)演じるフローレンスは、実際に一緒にいるとお姉さん的に思ってしまうところがあって、甘えてしまう。でも実際のこの設定の中では、どうやらフレデリックの方が年上らしいので、立ち方、居方のなかで、男のセクシーな部分を見せられたらいいなと(笑)思っています。意外と思考だけでなく見せ方というところでも役作りが今回は必要なのかなと思っています。

田代 アービターはこの3人や他の登場人物とはまったく違うアプローチで作品に向き合わないといけないと思うんです。最初に荻田さんに言われたのは、アービターは芝居のキャッチボールをするなと。相手に合わさずに常に中立でペースを乱されず、自分が見たい時しか相手の目を見ないという感じでいいと。すごく抽象的な存在でもあるので、各国で『CHESS』が上演される際に、皮パンに上半身裸のマッチョの人がやっていたり、ビジネスマン風だったり、色々なイメージがあると思うんです。今回荻田さんが作ろうとしているアービター、僕がいま少しずつ作っているアービターというのが、きっと世界で今までにないアービターになると思いますので、まだ見ぬこのアービター、そして『CHESS』という作品をはやく完成させたいと思っています。

──最後に意気込みを。

安蘭 コンサートを観てくださった方も、ミュージカルになるというのですごく期待してくださっていると思います。きっとその期待に応えられる素晴らしい作品になると思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください。

全員 待ってまーす!

【取材・文・撮影/榊原和子】

 

公演情報
ミュージカル『CHESS』

ミュージカル『CHESS』

作曲:ベニー・アンダーソン ビョルン・ウルヴァース
原案・作詞:ティム・ライス
演出・訳詞:荻田浩一
音楽監督:島 健
出演:安蘭けい、石井一孝、田代万里生、中川晃教(50音順)
AKANE LIV 、戸井勝海/天野朋子、池谷京子、角川裕明、高原紳輔、田村雄一、遠山裕介、ひのあらた、横関咲栄/大野幸人
●東京公演
期間:9/27~10/12
会場:東京芸術劇場プレイハウス
料金:S席¥12,000  A席¥10,000  B席¥8,000  U-25当日引換券¥5,000(全席指定・税込)
●大阪公演
期間:10/19~25
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
料金:¥12,000  U-25当日引換券¥5,000 (全席指定・税込)
お問い合わせ:
(東京)梅田芸術劇場 0570-077-039 (10:00~18:00)
(大阪)06-6377-3888(10:00~18:00)
公式HP:http://www.chess-musical.jp/