V6 新曲「COLORS」MV完成、撮影はグループの聖地・代々木第一体育館で

5月3日にリリースされるV6の48枚目のシングル「COLORS」のミュージックビデオが公開された。

今作は、井ノ原快彦が出演しているテレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』主題歌となっており、ドラマで描かれている出演者のキャラクターの“個”が強いことと、V6メンバーも個性豊かなメンバーの集まりだが一つになった時のチームワークとが共通項としてあったという。そして人と比べず自分を認めてあげることが大切で、それぞれの持つ“個＝色”の価値を歌ったドラマのために書かれた曲になっている。

そんな「COLORS」のミュージックビデオは、日本を代表するアートディレクターとして数々の受賞歴を持つ森本千絵が映像総監督を担当。フィルムによる美しい質感の映像で、“風の惑星”をテーマに撮影された。

そして撮影が行われた場所は、V6の聖地ともいえる代々木第一体育館。コンサートではアリーナ席として使われる広いフロアに、岩山や星をかたどったオブジェを配置し、宇宙をイメージしたセットが組まれた。

代々木第一体育館はV6がデビューした場所であり、過去に何度もコンサートを行なってきた大切な場所。昨年行なわれたテレビ朝日『DREAM FESTIVAL2016』への出演が改修前の最後の代々木第一体育館だと思っていたものの、今回のMV撮影というかたちでまた足を踏み入れることができ、メモリアルな作品にもなった。しかもデビューから22年の間でMVの撮影で使用したのは今回が初のこと。

MV本編のラストシーンでは、曲に合わせて歌い踊り終わりメンバーが最後に見上げた先には、代々木第一体育館の座席の一角が……という、縁の深い場所への想いが伝わる感動的なワンシーンになっている。