映画『LOGAN/ローガン』“最後”の予告編を公開 ヒュー・ジャックマンいわく「全てのアメコミ映画よりも“桁違い”にリアル」
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(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
6月1日公開の映画『LOGAN/ローガン』から、最後の予告編が公開された。
『LOGAN/ローガン』は、アメリカン・コミックおよびその映画化『X-MEN』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”ことローガンを主人公とした、シリーズ3作目の映画。日本公開に先駆けて全米では3月3日に公開され、3日間で8530万ドル(約97億円)を記録。アメコミ映画では初となるベルリン映画祭での上映後にはスタンディングオベーションが起き、全米批評家サイト・Rotten Tomatoesのトップ批評家による評価でも、92%(4月5日付)という高評価を維持し続けている。
公開されたのは、ウルヴァリンが映画に登場してから17年の歴史を締めくくる、最後の予告編とのこと。ヒュー・ジャックマン演じるローガンが、X-MENのコミックについて、「マンガは作り物だ」と言い放つシーンも登場。舞台となる2029年が、ミュータントの大半が死滅した世界であることがわかる。長年の激闘で心身共に疲れ果て、不死身の治癒能力も衰えて、荒野の廃工場でひっそりと暮らしていたローガンの前に、武装集団に追われる謎めいた少女・ローラが現れる。その後は、ローラとともにアメリカ西部からカナダ国境をめざし、武装集団との命がけの闘いを繰り広げながら旅をするローガンの姿が収められている。また、ローラの腕でから、ローガンのような爪が飛び出す描写も。劇中では、ローラはミュータントの最後の希望として描かれているという。
『ウルヴァリン:SAMURAI』に続いてメガホンをとるジェームズ・マンゴールド監督は「ローガンは、悪い奴は怖くないし、死も怖いと思っていないが、愛情を怖がっている。それに人と関わることや親密になることが怖い。ローガンに対し、一種のスケールの大きい感情的な要素を突きつけた映画だ」と分析する。これまでに9度ローガンを演じてきたジャックマンも「本作は、以前の“X-MEN”シリーズ、そして全てのアメコミ映画よりも“桁違い”にリアルに、人間らしく描かれている。ウルヴァリンは、アメコミ映画の中でダークで複雑を極めたキャラクターの一人かもしれないが、最後にこのキャラクターを探求するには、彼がどんな人か核心に触れることが重要だった」と作品を評する。 果たして、ローガンとローラの旅はどんな結末を迎えるのか。
なお、現在公式サイト(http://thankyou-logan.jp/#/boards/logan-movie) では、ヒュー・ジャックマンの来日を記念し、「サンキュー、ローガン!」動画募集キャンペーンを実施中。FacebookおよびTwitterを使って応募したメッセージ動画が、ヒュー・ジャックマンの来日イベントのステージでサプライズとして流れ、ヒュー本人に観てもらえる可能性があるとのこと。詳しくはサイトを確認しよう。
映画『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)、全国ロードショー。
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation