サカナクション、映画「バクマン。」完成イベントで“謝罪会見”
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「バクマン。」の完成披露トークショーの出演者たち。
サカナクションが主題歌および劇中音楽を手がけた映画「バクマン。」の完成報告イベントが、本日9月8日に東京・六本木ヒルズにて開催。出演俳優陣とともにサカナクションの5人が登壇し、主題歌や劇中音楽に対する思いを語った。
このイベントには主演を務めた佐藤健と神木隆之介のほか、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーといった主要キャストと大根仁監督が勢ぞろい。映画の完成を華々しくアピールした。
最初に六本木ヒルズアリーナで行われたトークショーで主題歌に話が及ぶと、山口一郎(Vo, G)は「歌詞を書くのに6カ月ぐらいかかってしまって……この場を借りて関係者各位に謝罪したいです(笑)」といきなり謝罪。大根監督は「えっ!? 謝罪会見?(笑)」とツッコんで集まった観客を笑わせた。また、楽曲のテーマについて山口は「自分たちはミュージシャンなので、マンガ家の苦しみとミュージシャンの苦しみをうまく掛け合わせて音楽を作れないかな、と考えました」と明かした。
主題歌を聴いた感想を尋ねられた佐藤は「最高でした! エンドロールの最後までが1つの作品で、うまく融合していて見どころの1つだと思います」と絶賛し、神木も「素晴らしかったです!」と答えるが、彼の感想は「聴かせていただいたときに、なんか……進まなきゃ、全力で走りたいって気持ちになる曲で……映画にぴったりだな! 映画だな!って思いました」と徐々に支離滅裂な方向に。これに対して大根監督は「映画じゃないと思ってたの?(笑)」と不安そうな表情を覗かせ、出演者陣を大爆笑させていた。
その後、出演者たちはTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた舞台挨拶にも登場。山口はここで劇中音楽の制作過程を「初めて劇中音楽を担当したんですけど、とても難しかったです」と振り返り、映画自体について「何度も観たので、まだ客観的に観れていなくて。純粋に楽しめるのはこれから、映画館に足を運んだときかなと」と語った。そんなサカナクションの仕事ぶりを大根監督は「今回の仕事ではスタッフとして参加していただいたというか……映画を際立てるためにやってくれて、素晴らしい曲ができあがりました」と褒め称えた。