『LOGAN/ローガン』ウルヴァリン=ヒュー・ジャックマン17年の軌跡をたどる特別映像を公開 涙を浮かべ「本作ほど大切な作品はない」
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映画『LOGAN/ローガン』 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
6月1日公開の映画『LOGAN/ローガン』から、同作の主人公ウルヴァリン=ヒュー・ジャックマンの軌跡を収めた特別映像が公開された。
『LOGAN/ローガン』は、アメリカン・コミックおよびその映画化『X-MEN』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”ことローガンを主人公とした、シリーズ3作目の映画。日本公開に先駆けて全米では3月3日に公開され、3日間で8530万ドル(約97億円)を記録。アメコミ映画では初となるベルリン映画祭での上映後にはスタンディングオベーションが起き、全米批評家サイト・Rotten Tomatoesのトップ批評家による評価でも、92%(4月5日付)という高評価を維持し続けている。
公開された映像は『X-MEN』シリーズから、長きにわたってウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンの軌跡をさかのぼったもの。初登場の『X-メン』から17年の軌跡をたどった映像に加えて、その歴史に終止符を打った『LOGAN/ローガン』の記念すべきクランクアップの現場に潜入した映像までが収められている。 ジャックマンが2000年製作の『X-メン』に起用されたのは、実は撮影が開始されるほんの数日前だったという。以来、ジャックマンが9度も演じてきた、驚異的な治癒能力と高度な戦闘能力、全てを切り裂く超金属の爪を武器に持つ危険な男・ウルヴァリンの変化がよくわかる映像だ。
『X-メン』(2000年)
『X-MEN2』(2003年)
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)
『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)
『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)
ジャックマン同様、チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)を演じるのが本作で最後となるパトリック・スチュワートは「ウルヴァリンはヒューと一心同体だ。彼と役が完全に融合している」とコメント。ジェームズ・マンゴールド監督は「ヒューはかつてないほど貪欲に闇の部分を掘り下げた」と明かし、同作で生身の人間としてのローガンの心の葛藤を描いていることを明かしている。
撮影最終日の映像では、年老いたローガンの姿のジャックマンが「私がこの役に出会ったのは、16歳の息子が生まれる前だ」と振り返る。「GOODBYE LOGAN, THANK YOU HUGH!」(さようならローガン、ありがとう、ヒュー!)とメッセージが入ったケーキを前に、「本作ほど大切な作品はない」と感慨深く語るジャックマンの目には、うっすらと涙も。アメコミ映画としては、同一のキャラクターを例のないほど長く演じてきたジャックマンが、同作とウルヴァリンの最後を全身全霊で表現したことが伝わる映像となっている。
なお、ジャックマンの来日時に向けた「サンキュー、ローガン!」メッセージ動画を募集中。詳しくは公式サイトの特設ページ(http://thankyou-logan.jp/#/boards/logan-movie)を確認しよう。
映画『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)、全国ロードショー。
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation