ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンの“老衰”を語る……映画『LOGAN/ローガン』インタビュー映像が解禁 過去の来日写真も一挙公開
(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
6月1日公開の映画『LOGAN/ローガン』から、主演のヒュー・ジャックマンが自身の演じたウルヴァリンについて語るインタビュー映像が公開された。
『LOGAN/ローガン』は、アメリカン・コミックおよびその映画化『X-MEN』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”ことローガンを主人公とした、シリーズ3作目の映画。日本公開に先駆けて全米では3月3日に公開され、3日間で8530万ドル(約97億円)を記録。アメコミ映画では初となるベルリン映画祭での上映後にはスタンディングオベーションが起き、全米批評家サイト・Rotten Tomatoesのトップ批評家による評価でも、92%(4月5日付)という高評価を維持し続けている。
『X-メン』(00年)から17年の長きにわたって活躍してきたウルヴァリンことローガンは、『LOGAN/ローガン』では年老いた姿で登場。ジャックマンは、動画で、驚異的な治癒能力”ヒーリングファクター”を持っていたローガンが、老衰していっていることを明かしている。また、「彼の人生の盛りはとっくに過ぎていて、助けを求める人々の声に応えるつもりはない」「彼は長い人生の間である結論にたどり着いている。人を助けると状況は悪化し結局は自分の愛する人を傷つける」と、ローガンの肉体的な衰えだけでなく、”孤独”という問題についても語っている。
そのほか、ジャックマンはプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアとローガンの父子のような関係や、エグゼビアを演じるパトリック・スチュアートの演技にも言及。劇中でローガンと謎の少女ローラを追う敵役ドナルド・ピアースや彼の率いる武装集団などについてなど、作品の片りんを明かしていることにも注目だ。
また、動画にあわせ、これまでのジャックマンの来日時のようすを捉えた写真も一挙公開。大の親日家として知られるジャックマンは、来日時に富士山に登頂したり、東京の地下鉄に乗って「SUBARASHII !!!!!」とSNSに投稿したりと楽しげなようすを披露している。近日に予定している『LOGAN/ローガン』での来日時には、ファンにどんな笑顔をみせ、何を語るのか。
X-メン(日本公開2000年10月7日) ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが初登場
X-MEN:ファイナル ディシジョン (日本公開2006年9月9日) 前シリーズ最終章。ミュータント治療薬「キュア」をめぐり、人類とミュータントが最終戦争がの危機に
ウルヴァリン:X-MEN ZERO(日本公開2009年9月11日) ウルヴァリン誕生の秘密を握るストライカーが登場
ウルヴァリン:SAMURAI (日本公開2013年9月13日) 『ウルヴァリン』シリーズ第2作。日本を舞台にウルヴァリンが活躍。日本各地で大々的にロケが行われ話題に
X-MEN:フューチャー&パスト(日本公開2014年5月30日) 旧シリーズ、新シリーズののキャスト総出演。 過去と未来でのウルヴァリンの活躍が描かれる。
映画『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)、全国ロードショー。
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
配給:20世紀フォックス映画
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