森昌子、河合郁人(A.B.C-Z)ら出演 音楽喜劇『のど自慢』記者会見で小川菜摘が「浜田も観に来てくれる」
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(前列左から)上原多香子、森 昌子、湖月わたる (後列左から)井筒和幸、小川菜摘、前田 吟、生島ヒロシ
森昌子主演『音楽喜劇「のど自慢」~上を向いて歩こう~』が、6月の東京公演を皮切りに兵庫、愛知にて8月まで上演される。
本作は、井筒和幸監督の映画『のど自慢』(1999年公開)をベースに音楽喜劇として舞台化した作品で、脚本・演出をモトイキシゲキが手がけ、テレビの人気番組『のど自慢』に出場しようと奮闘する人々の姿が描かれる。
デビューしたものの売れない演歌歌手・赤城麗子役を森昌子、赤城のマネージャー・須谷 保を河合郁人(A.B.C-Z)、赤木の妹・しずか役を湖月わたる、須谷の許嫁・立花景子役を上原多香子がそれぞれ演じる。そのほか共演者には、歌に自分の人生を賭ける大学生・小川淳一役に寺西拓人(ジャニーズJr.)、麗子としずかの父親である赤木徳蔵役に前田吟が名を連ねた。
本作の記者会見にて語られたキャストの意気込みコメントを紹介する。
赤城麗子(あかぎ れいこ)役:森 昌子
芯の強い女性を演じます。本家の『のど自慢』にも数え切れないほど出演しているので、本場の雰囲気ですとか、“本気”や“緊張感”を舞台で出していけたら、と思います。真面目にきちっと歌っていきます! がっつり、勝負します(笑)! 今回はみなさんの胸を借りるつもりで一生懸命頑張ってまいります。
須谷 保(すや たもつ)役:A.B.C-Z 河合郁人
今回、初の外部舞台での出演。これまで一人での仕事がなかったので、ものすごく緊張していますが、豪華なキャストのみなさんと一緒で安心しています。台本を読みましたが、しゃべる量がとても多いし、普段の自分と似た部分も多そうです。劇中でも歌うかもしれないです。うまいけど、歌手としてはそこまでうまくない。グループでも歌えるけど、そこまで特徴はない、という感じなので似ているかもしれません(笑)。うちの母親もレイコなので、二人三脚するにはとてもいいと思います!
しずか役:湖月わたる
先月森さんの45周年記念コンサートに行き、一曲一曲魂を込めて歌われている歌声に感銘を受けました。その歌声を、稽古から、本番まで聞けるという貴重な経験はないと思いますので、たくさん勉強させてもらおうと思っています。初めて台本を読んだとき、とても温かい気持ちになりました。誰かのために歌いたくなりました。劇中でも歌いますので、心を込めて歌いたいと思います。劇中で私に心を寄せてくれる男性もいるということで、とてもハッピーです!
立花景子(たちばな けいこ)役:上原多香子
今日はこのようにアイドルチックな衣装ですが、作品の中では、マネージャーのフィアンセ役です。彼が大好きで追いかけていく役なので、『のど自慢』に参加するわけではないのですが、豪華で素晴らしい役者の皆様の歌を聞けるのが楽しみで仕方ありません! 出演者のみなさまと共に家族の愛などいろいろな面を表現できたらと思います。みなさま、どうぞ楽しみにしていらしてください。
小川淳一(おがわ じゅんいち)役:ジャニーズJr. 寺西拓人
この舞台に出演することが決まり、いつも自分の仕事に興味のない祖母も、森昌子さんの舞台ということでとても喜んでいました。観に来てくれると思うので、頑張らなくては!と思っています。先々月に大学を卒業したばかりなので、自分に近い役柄をちゃんと演じられたらと思います。素晴らしいキャストの中で、経験も浅い分、一生懸命演じていきたいと思います。記者会見も初めてで、始まる前にストレッチしてました!
小川晃代(おがわ あきよ)役:小川菜摘
絆がテーマの舞台です。夫婦の絆、姉妹の絆、親子の絆……と、観に来ていただいたお客様にも、そんな温かい部分を持って帰っていただけるんでは、と思います。寺西君が23歳で、うちの息子と(歳が)同じで、お母さんがいくつか聞いたら、私より若かった(笑)。終わるまでに寺西くんとは本当の親子になれたら、と思います!
赤木徳蔵(あかぎ とくぞう)役:前田 吟
「越冬つばめ」の大ファンで、森昌子さんと共演ができて、毎日「越冬つばめ」が聞けるので、こんなにうれしいことはない。今回の共演で<花の中三トリオ>と共演を果たすことができ、冥途の土産になります(笑)。舞台は楽しくやりたいと思っているので、宜しくお願い致します。
監修・演出:井筒和幸
歌は素晴らしい。歌詞は、生命力をもっている。家族は嫌がおうでも、絆がある、選べない絆である。どう家族がつながり、どう他人と繋がるかを見てもらい。愛と慈愛に満ちた舞台にしていただければなと思います。当時、番組をそのまま映画にしたことから考えると、今回、演劇についても、みなさん自体で盛り上げてもらいたい。先導者は前田さんでお願いしたい(笑)!
のど自慢司会役:生島ヒロシ
66歳という長い司会人生で、自分自身が司会役を演じるということは初めてで、ドキドキ、楽しみにしています。映画ではアナウンサーの金子さんが演じられていましたが、自分にどういう味わいが出るか、でたとこ勝負です。演歌独特の司会も勉強しながら、“生島ヒロシの司会”と言いながらも、劇中の司会としては……など毎日毎日いろいろな司会を演じられたら面白いかなと思っています! 多くの方にご覧いただけますと幸いです。
会見では、生島から小川菜摘へ「浜ちゃんもきます?」という夫であるダウンタウン・浜田雅功に関する質問も飛び、小川が「これが……私の舞台は欠かさず観に来てくれるんです。私が舞台に立っている姿を知らないから、新鮮みたいです」と答えると、生島が「また、家族の絆が強くなる、ということですね」と小川の意気込みになぞらえたコメントで名司会ぶりを披露した。