贅沢すぎる黒い宴!黒フェス潜入レポート【前編】

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「黒フェス」

「黒フェス」

松崎しげるというアーティストの凄さを再認識する6時間!

「9(ク)」月「6(ロ)」日、日本記念日協会から「松崎しげるの日」と認定されたこの日、千葉・幕張メッセにて「黒フェス~白黒歌合戦~」が開催された。

先だって、出演者の1組、LE VELVETSをピックアップしたが、改めて黒フェス全体を振り返ってレポートしたい。

当日の幕張メッセエリア内は、黒フェスだけでなく、AKB48系のイベントや、声優・神谷浩史の1st Liveが催されるとあって、それぞれの濃いファンが大量にうごめいていた。この結果、向かうべきゴール地点を見失う。黒フェスはどの建物でやってるんだ!(たぶん目印となる)モノノフはどこに集結しているんだ!?

いた!!!

一番奥の建物に接近したところ、予想通りいや、予想以上に大量のモノノフが!!!ももいろクローバーZが参加するイベント初体験の身としては思わず雄たけびをあげそうになる高揚感。まだライブ前なのに。

入場。すでにステージ前のスタンディングエリアにはペンライトを握りしめるファンでいっぱい。熱い!濃い!オープニングアクトの竜馬四重奏の演奏がすでに始まっており、すでに宴をスタートさせている。こりゃ勝ち目ないわ、と後方のベンチシートをキープ。

場外の駐車場エリアには、屋台のミニトラックがずらりと並ぶ。注目は事前の告知にもあった「たいめいけん」。「黒」といえば三代目シェフの茂出木さん!いた!観客のリクエストに応えて、記念撮影に応じている茂出木さん。しかしこの方、本当に黒い…。シェフ姿が白いから際立つ黒さ!

さて、黒フェス本編スタート。司会は「日焼けBIG4」ことマイケル富岡。やはり黒い。「僕はどちらかというとブロンズ系で」と自身の黒さのカテゴリ(?)を確認したあと、本日の主役であり主催・松崎しげるを呼び込む。ちなみにMC席の後ろが黒幕なので、本当に松崎しげるがどこから登場したか、一瞬わからなかった。

開会宣言のあと、登場したのは大友康平。予想以上に地鳴りのような歓声が沸き起こる。大友が「フォルティシモ」を歌いながらスタンドマイクを空に向けて振り上げたり、ぐるぐる回すたびに歓声また歓声。

「黒フェス」大友康平

「黒フェス」大友康平

そもそもが松崎しげる主催のフェスということで、観客の年齢層はなかなか高め。登場するアーティストも昭和の香りがする実力派のベテランばかり。しかもそんなベテランたちが持ち歌の中でも代表曲を出し惜しみせず次々と歌う。どんだけ贅沢なんだと!この場にいることができるのはかなり貴重な体験なのでは⁉

「村上のグラサンが黒いから」オファーがかかったという次の出演者はゴスペラーズ。男性コーラスグループの名手。代表曲「ふたり」、美空ひばりの「真赤な太陽」、そして松崎とコラボで「永遠に」、ラストは「星屑の街」。一切楽器も音源もナシ、人間の声だけでこんなに美しい世界が作れるのかとただ感動。最後の一声の伸びまで聞き逃さないようにと静まり返る観客。そして歌が終わると再び割れんばかりの拍手。

「黒フェス」ゴスペラーズ

「黒フェス」ゴスペラーズ

楽器にも音源にも頼らないゴスペラーズと対照的に、音だけで勝負!と登場したのはヴァイオリニストの葉加瀬太郎。演奏前のトークでは、葉加瀬の所属する会社の社長が、かつて松崎のマネージャーだったという奇縁について触れていた。

「黒フェス」葉加瀬太郎

「黒フェス」葉加瀬太郎

そして演奏。NHK連続テレビ小説「てっぱん」のメインテーマ「ひまわり」で蒸し暑い会場の空気が丸ごと入れ替わるような涼しさに。TVアニメ『閃光のナイトレイド』のメインテーマ「The Mission to Complete」。そして葉加瀬太郎といえばもう説明不要の一曲「情熱大陸」。アゴ当てを起点にしてヴァイオリンのネックを激しく左右に振りまわしながら弾きまくるという、実は難しいことをサラリとやってのけている凄さ。ノリノリのラテンサウンドに会場は早くもお祭り騒ぎ。スタンディングエリア後方では踊りだす観客も。そう、「歌」がなくても人間はこんなに音楽を楽しめるんだ!と気づかせてくれるひと時。

さて、お次は…先日、映画「釣りバカ日記」の最新作で、なんと「ハマちゃん」でなく「スーさん」を演じることが発表された芸能界の重鎮・西田敏行。そしてピアニストの西村由紀江。西村のソロと名曲「もしもピアノが弾けたなら」を披露。これも懐かしい。その後、主催・松崎が登場。二人で即興ソングを披露。ところで二人とも芸人でもないのになぜこんなにしゃべりがうまいんだろう。

「黒フェス」西村由紀江、西田敏行、松崎しげる

「黒フェス」西村由紀江、西田敏行、松崎しげる

ここからさらに笑いが止まらない展開へ。お笑いタレントの清水ミチコが登場。会場の空気を確かめつつ、ピアノを弾き語りながらネタを振る。清水の笑いはそのモノマネが似ているというだけでなく、モノマネを似ていると思わせる話の脈略にあると思う。また、さりげなく弾いているが、そのピアノスキルはかなり高い。意図的にハズして歌いながらピアノを正しく弾くって、かなり難しい技術だなと思う次第。とりあえず、しばらくは「アナと雪の女王」を静かに聴けない体質になってしまったことは間違いない。

「黒フェス」清水ミチコ

「黒フェス」清水ミチコ

ヴィジュアル系ロックバンドのSuGが登場。この大御所たちの中ではかなりの若手。ボーカルの武瑠が喉の治療のため、一時休養をしている間に、SHIGERUこと松崎が加入したのが縁のはじまりとのこと。それにしても松崎の活動範囲に驚くばかり。

「黒フェス」Sug

「黒フェス」Sug

そんなSuGは、「sweeToxic」「TeenAge dream」とV系とは思えぬキレイ目のサウンドで攻める。そしてYoutubeで覆面バンドとして話題となった「上海ハニー」を披露。ORANGE RANGE、懐かしいじゃないか!

再びベテラン登場。大橋純子姐さん!代表曲「シルエット・ロマンス」を朗々と歌い上げる。本当にうまい。子どものころは歌がうまい人だけがTVに出ていたな…いつからこんな状態に…いやなんでもない。

「黒フェス」大橋純子

「黒フェス」大橋純子

そして個人的にお待ちかねだったLE VELVETSの登場。ここは前回のレポートでご確認を。

そしてお詫びも。ガールズバンドSilent Siren。…ここで、体力と空腹の限界を感じ、個人的に休憩タイムへ。戻ってきたらやたら盛り上がってるじゃないかオーディエンス!見逃し残念。(後編につづく)

「黒フェス」Silent Siren

「黒フェス」Silent Siren

イベント情報
松崎しげるソロデビュー45周年「黒フェス~白黒歌合戦」
 日時:2015年9月6日(日)
 会場:幕張メッセ

 出演者:竜馬四重奏、HOUNDDOG、ゴスペラーズ、葉加瀬太郎、西村由紀恵&西田敏行、清水ミチコ、SuG、LE VELVETS、Silent Slren、コロッケ、スターダスト☆レビュー、ももいろクローバーZ、DJ KOO、松崎しげる
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