劇団鹿殺し“電車2部作”が出発、菜月チョビ「存在の強度を示す大挑戦」
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劇団鹿殺し2017本公演~電車2部作 同時上演~「電車は血で走る / 無休電車」より。(写真:和田咲子)
劇団鹿殺し「電車は血で走る / 無休電車」が、6月2日に東京・本多劇場にて開幕した。
劇団鹿殺しにとって初の本多劇場でのロングラン公演となる今回は、2008年初演の「電車は血で走る」と、13年に初演された「無休電車」の2作品を同時上演。「電車は血で走る」では、劇団の歴史を赤裸々に綴った“半ドキュメンタリー”と電車を巡るファンタジーが交錯し、「無休電車」では「電車は血で走る」の5年後が描かれる。出演には菜月チョビ、丸尾丸一郎、オレノグラフィティをはじめとする劇団員のほか、オクイシュージ、川本成、小澤亮太、美津乃あわ、今奈良孝行らが名を連ねた。
演出の菜月は「劇団の心そのものが投影された大切な作品です。どちらも公演後は作品としても劇団としてもひとつステップを上がらせてもらった、良い思い出の作品でもあります」と過去の上演を振り返り、「劇団鹿殺しの存在の強度を示す、大挑戦作品です。劇場でお待ちしています」と観客にメッセージを送った。
東京公演は6月18日まで。その後、6月23日から25日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。
菜月チョビ コメント
「電車は血で走る」と「無休電車」は劇団鹿殺しの名刺代わり、
劇団の心そのものが投影された大切な作品です。
どちらも公演後は作品としても劇団としてもひとつステップを上がらせてもらった、良い思い出の作品でもあります。
劇団鹿殺しの歴史を赤裸々に描いた作品ですが、
でもこれはバンド、お笑い、会社員、部活、頑張ったことがある人、
訳あって頑張れなかった人、訳なくて頑張れなかった人、みんなの線路のお話とも言えます。
劇団鹿殺しの存在の強度を示す、大挑戦作品です。
劇場でお待ちしています。
劇団鹿殺し2017本公演~電車2部作 同時上演~「電車は血で走る / 無休電車」
2017年6月2日(金)~18日(日)
東京都 本多劇場
2017年6月23日(金)~25日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
作:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
音楽:オレノグラフィティ、入交星士
出演:菜月チョビ、丸尾丸一郎、オレノグラフィティ、橘輝、鷺沼恵美子、浅野康之、近藤茶、峰ゆとり、有田杏子、椙山さと美、メガマスミ、木村さそり / 矢尻真温、野元真佳、前田隆成、常住富大、須田拓也 / オクイシュージ、川本成、小澤亮太、美津乃あわ、今奈良孝行
アフタートークイベント
6月5日(月)19:00開演回:佐伯大地、丸尾丸一郎、オレノグラフィティ
6月14日(水)19:00開演回:鈴木圭介、グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)、菜月チョビ、丸尾丸一郎
6月25日(日)14:00開演回:電車二部作・大千秋楽祭~楽隊miniライブ付き~