3日間で240億円を突破! 映画『ワンダーウーマン』が『アイアンマン』超え、女性監督歴代1位のオープニングを飾る
(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
6月2日、映画『ワンダーウーマン』がアメリカを含む世界56ヶ国で封切られ、全米では3日間で1.005 億ドル(約 110 億円※1 ドル 110 円)、全世界で2.23 億ドル(約 243.3 億円)を突破する大ヒットスタートを切った。
『ワンダーウーマン』は、スーパーマン、バットマンで知られるDCコミックスが出版するコミックの映画化作品。女性だけの島で育ち、怪力や飛行能力を持つ屈強な美女・ダイアナが、スーパーヒーロー”ワンダーウーマン”として活躍する姿を描く。ガル・ガドット演じるワンダーウーマンは、DCコミックスの作品群を映画化するプロジェクト・DCエクステンデッド・ユニバースの第2作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で鮮烈な初登場を果たし、本作『ワンダーウーマン』で主人公としてさらにそのキャラクターを掘り下げられることになる。メガホンをとるのは、『モンスター』の女性監督、パティ・ジェンキンス。
全米で4165 館で封切られた同作は、6月2日から4日の3日間で 1.005 億ドル(約110億円※1ドル=110 円)を記録。 これは、過去にアメリカで6月に公開したワーナー・ブラザース映画の中でもNo1の成績だ。昨今のタイトルロールのスーパーヒーロー映画では『ドクターストレンジ』(8505万ドル)、『LOGAN/ローガン』(8841万ドル)、『アイアンマン』(9861万ドル)、『キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー』(9502万ドル)を超える記録。さらに、同日公開となった55 ヶ国(中国、ロシア、イギリス、イタリア、韓国、メキシコ、ブラジルほか)でも大ヒットスタ ートを飾っており、アメリカ以外の55 カ国で 1.225 億ドル(約 134.7 億円)、アメリカを含む全世界 56 ヶ国での合計は 2.23 億ドル(約 243.3 億円)の興行収入を記録している(6月2日 時点、Boxoffice Mojo 調べ)。
また、映画批評サイト・Rotten Tomatoesでは、批評家の94%、観客の93%が支持しており(2017年6月5日時点)、興行面以外でも高い評価を得ている。くわえて、通常のスーパーヒーロー映画では客層の60%以上が男性客だが、同作では女性観客が50%を超えているとのこと。作品を鑑賞したアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャスティン、ルピタ・ニョンゴなどのアカデミー賞受賞女優をはじめ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のジョス・ウェドン監督、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督(『アクアマン』監督)らもSNSで絶賛の声を上げている。これまでのヒーロー映画とは異なる、興味深い評価を受けるヒット作となりそうだ。
以下は女優や著名人、メディアのコメント。
ルピタ・ニョンゴ(『それでも夜は明ける』)
今ちょうど劇場から出てきたところだけど、ワンダーウーマンはまさに神様からの贈り物!今まで観たことのないようなスーパーヒーロー映画。 楽しいし、心をぐっと掴まれた。スタイル的にも魅力的。ウイットに富んでいて、賢い。尺も完璧。強い。センシュアル。ただすばらしい。ガル・ ガドットが登場すると観客のみんなはスクリーンにくぎ付けになるし、同時に真っ先に近くのコスチュームショップに走ってワンダーウーマンにな りたくなる!監督パティ・ジェンキンスは極めて精巧な仕事をしている。完璧な世界観とリアルなストーリーが伝わってくる。クリス・パインは文 句が言えないくらい魅力的。楽曲も死ぬほど素敵。この映画って何度観ても楽しめる映画よ。絶対これは私にとってお気に入りの作品になると思う。(ハッシュタグ訳:#今から走って観に行って、#褒めちぎらずにはいられなかった、#心からお勧めしたい一本)
ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)
(ジェシカ自身がワンダーウーマンのポーズをしながら、ワンダーウーマンのTシャツを手にしたスチールを投稿) 女子のみなさん、このポーズで決めましょ。 この作品には今,私が求めているものが全部凝縮されている。ルピタのインスタを読んで是非観に行って!!!!
Ok ladies, now let's get in formation #WONDERWOMEN@GalGadot@PattyJenkspic.twitter.com/Fp04ubfWmf
— Jessica Chastain (@jes_chastain) 2017年6月2日
アン・ハサウェイ(『マイ・インターン』)
ジェシカの言うとおり!今週末ガル・ガドット、パティ・ジェンキンス、ワンダーウーマンのために映画を観に行こう。 そしてハリウッドのみんなが自信もって、女性中心の映画作ってもいいんだって思ってもらいたいわ!
Anne Hathawayさん(@annehathaway)がシェアした投稿 - 2017 6月 3 9:27午前 PDT
ジェームズ・ワン監督(『ワイルド・スピード SKY MISSION』/『アクアマン』)
なんと素晴らしい作品!ガル・ガドット、パティ・ジェンキンス、あなた方は我々のインスピレーションだ。 それと、クリス・パインはチャーミングでカリスマ的。ガルとの相性もばっちりだと思う。
ジョス・ウェドン監督(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ジャスティス・リーグ』)
すっげーめっちゃ楽しめた!!
ザ・ラップ
スーパーヒーロー映画がもつ多くの欠点を改善しただけでなく、賢さと、豊かな感情と、アドレナリンが、 最高のハリウッドスタイルで混ざり合った素晴らしい映画。」
AP通信
『ワンダーウーマン』は優雅さと力強さに満ち溢れた作品だ。誰もが、何回も観たくなるほど並外れて優れた映画だ。
ハリウッド・リポーター誌
このワンダーウーマンの起源を描くストーリーには、 ヒーロー同士の関係性を詰め込みすぎるスーパーヒーロー映画のペースを変える、心地良い雰囲気がある。
エンターテインメント・ウィークリー誌
『ワンダーウーマン』は、スーパーヒーロー映画があるべき姿にあらゆる意味で満足できる、スマートでカッコいい映画だ。
Birth.Movies.Death.
パティ・ジェンキンス監督は、感情とキャラクターに根ざした物語を力強く描き、観客を飽きさせず、笑顔にさせ、 みんなをワクワクした気分にさせる映画を作り上げた。これこそ私たちが待ち望んだ映画だ。とくとご覧あれ!
USA トゥデイ紙
アクションが強烈で引き込まれる。ダイアナが困難な戦いにも臆せず突き進むシークエンスは、目を見張る素晴らしさだ。
Uproxx
『ワンダーウーマン』は今の時代にぴったりのタイミングで公開される。 今この時に私たちの多くが必要とする映画であり、ワンダーウーマンは、今この時こそ私たち全員が必要とするヒーローなのだ。
バラエティ誌
パティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン』には、DCコミックス特有の暗さにホッと一息つかせる華やかさがある。 男勝りなアマゾネスの、真実と正義の化身に選ばれたガル・ガドットも、その精神を伝えるにふさわしい見事な配役であることを証明した。
ワンダーウーマンを演じたガル・ガドット自身は、「『ワンダーウーマン』に注ぎ込まれた血と汗と涙はす べて報われました。大がかりで魅力的なアクション・シークエンス、美しいラブストーリー、そして、誰もが自分自身のものとして受けとめられる 愛と希望と勇気に関するすばらしいメッセージがあります。まずは映画を楽しんでほしいです!」と語っている。
映画『ワンダーウーマン』は8月25日(金)3D/2D/IMAXで全国ロードショー。
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン