青学(せいがく)×山吹×氷帝 部長鼎談が実現! ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン
(左から) 北川尚弥、 財木琢磨、 三浦宏規
WOWOWが『ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン』DVD未発売のライブビューイング再編集版を2ヶ月にわたって放送している。前月5月には青学(せいがく)vs山吹が放送され、 6月23日(金)には青学(せいがく)vs氷帝が放送されることになっている。
放送にあたり、青学(せいがく)8代目の手塚国光を演じた財木琢磨、山吹の南 健太郎を演じる北川尚弥、 氷帝の跡部景吾を演じる三浦宏規の部長鼎談がおこなわれた。
テニミュを通じて出会った若き3人の俳優たち。切磋琢磨しながらステージを創ってきた3校の部長がいま再び一同に会し、テニミュについて、自分たちについて、そして未来について、真摯に語ってくれた。本鼎談の模様は、前半部はすでに5月の放送で「前編」として紹介されており、後半部は6月23日に「後編」として放送される。
ミュージカル『テニスの王子様』という舞台
財木は、上京して初の舞台がミュージカル『テニスの王子様』。 「初舞台がテニミュで良かった。大切な仲間ができたし、手塚国光というキャラクターに出会えた事で考え方も変った」と話す。
財木琢磨
北川も財木と同じく初舞台がミュージカル『テニスの王子様』だ。「いい仲間に出会えた。 でも、ライバルでもあるから、お互いを高めあっている」。
北川尚弥
三浦は、これまで部活に入ったことがなく、幼少の頃よりクラッシクバレエ一筋で、まわりには女子が多かった中、同世代の男子に囲まれた環境は初めてだったという。「社交的になったし性格が明るくなった。なにより、仲間が出来たなって感覚は凄くある」と感慨深い表情をみせた。
走りながらの台詞や、歌などの練習を重ねる中で、3人は口をそろえて「歌うことが好きになった」と言う。3人のトークは、いまだからこそ語ることのできる財木と三浦が演じた手塚vs跡部戦の話に。
三浦:あの『一騎打ち』には命を懸けて48公演全て向き合った。
財木:原作の中でも名試合だと思うし、 僕たちはそういった期待に本当に応えられる試合をできていたのかな。
三浦:“氷の世界”を完成させたい!
その他、ライバル校に対して稽古場から意識し合っていたことや、海外公演の熱狂振り、思い返すと鳥肌が立つシーンなどお互いのシーンを語り合った。
デビューのきっかけと、その前に抱いていた将来なりたかったもの
(左から) 北川尚弥、 財木琢磨、 三浦宏規
北川の幼い頃の夢は警察官。両親の推薦でジュノンボーイコンテストに出場してから、現在の仕事について初めて考えたという。自身の出身地である北海道の村の人口はTOKYO DOME CITY HALLに入るくらいだそうで、そんな小さな所で育った北川にとって、東京という場所や、俳優という仕事は無縁の世界だった。今は応援してくれるファンの方々に感謝しかないと感慨深い表情をみせた。
財木の夢も北川と同じく警察官。または動物園などの動物に関わる仕事がしたかったと話す。
三浦は、熊川哲也に憧れてバレエを始めクラシックばかり聞いていたというが、ある時L'Arc-en-Cielの影響を受け歌の魅力を感じ、どんどんやりたいことが出てきたという。そして、3人はミュージカル『テニスの王子様』にめぐり合った。
印象に残っていることは?
北川:合宿。とにかくきつかった。ダンスも芝居も歌も初めてだったから。でも、大変だったからこそ、達成感、こみ上げてくるものがあった。
三浦:氷帝公演の初日。舞台経験はあったものの客席から声が上がるって経験したことがなかったから、ありえないほどの人数の声が上がった瞬間が今でも忘れられない。ゾワゾワって痺れた。
財木:不動峰公演の初日の感覚は忘れない。プレッシャーで、舞台に出る前ずっと震えていたかもしれない。円陣を組んだとき、よく分からない涙があふれてきた。
また、財木からは「卒業すると中々皆と会えなくなる」と、テニミュならではの長期にわたる稽古や公演で苦楽を共にした仲間と離れてしまう寂しさが飛び出した。まだ現役の北川と三浦もその仲間意識はすでに感じているようだった。
『ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs氷帝』と、部長鼎談の後編の放送は、6月23日(金)19:50からWOWOWライブにて。
6月23日(金)夜7:50 WOWOWライブ
コンサート Dream Live 2016は7月放送予定。
2ndシーズンの放送情報も詳しくは番組HP
http://www.wowow.co.jp/stage/tennimu/