楽しみ方は無限大!? 『マダム・タッソー東京』は著名人フィギュアたちと“遊べる”テーマパーク

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普段、テレビや映画で姿を見ることしかできない著名人たちと“会える”場所を、あなたはご存知だろうか?

その名は『マダム・タッソー東京』。60体以上の著名人たちのフィギュアが展示されているアトラクション施設だ。

「たかがフィギュア」とあなどるなかれ。6か月以上の製作期間を経て作り上げられたフィギュアは、等身大であることはもちろん、精密な計測により、手のひらの大きさから髪の毛の一本一本まで細部に渡って精巧に作り上げられている。遠目から見た姿は生きている人間にしか見えない。また、本人が実際に身に着けていた衣装を纏っているものも多く、お茶の間で見ているときよりも圧倒的な親近感を味わえるのだ。

さらに、展示の仕方にも趣向が凝らされており、ここでしか絶対にできないような様々な体験をすることができる。その一部分をご紹介しよう。

まず、入ってすぐの『レッドカーペット』ゾーンにお目見えするのは、パパラッチに囲まれ、レッドカーペットに降り立ったばかりのジョニーデップだ。パパラッチを防ぐロープはあれど、前はオープン。来場者を阻む柵や仕切りはない。

つまりは、あのジョニー・デップの隣に立つことはもちろん、美人女優になった気分で腕を組むことだってできてしまうのだ。ここには専属のカメラマンがいるので、ジョニー・デップとの熱い共演を写真に収めて一生の宝にしよう。オリジナルフォトフレームに入った写真(1000円)を購入するのもオススメだ。
 

次に現れるのは『世界のリーダーたち』。安倍内閣総理大臣をはじめ、英国のウィリアム王子・キャサリン妃、オバマ大統領などと対面することができる。安倍総理のいるところには登壇台があるので、「えー我々マダム・タッソー政党は、国民ひとりひとりのフィギュアを作ることを公約に掲げます」などと演説してみてはいかがだろうか。

ウィリアム王子の横に輝く玉座に腰かけ、英国ロイヤルファミリーに仲間入りしても、笑顔のオバマ大統領を後目に、悠々とホワイトハウスの椅子に身をうずめても問題ない。

『世界のリーダーたち』ゾーンを抜けると、『スポーツ』ゾーンだ。羽生選手がキメポーズで迎えてくれる。中央では、浅田真央選手がクルクルと周り、ベンチスペースではベッカム選手が筋トレをしている。

数々の名選手のフィギュアを見て回るだけでも心拍数が上がるが、ここではちょっとしたスポーツアトラクションが設置されているのも魅力だ。

こちらはキネクトを使った野球ゲーム。画面の前に立って腕を動かすだけで、ボールを投げたり、キャッチをしたりと、野球の試合が楽しめる。

サッカーゴールの的に向かってボールを蹴るPKゲーム。ゴールに入れるだけでなく、的に当てなくてはならないので、これがなかなか難しい。

F1チャンピオンのアイルトン・セナの傍らには、なにやら不思議な装置。真ん中のボタンを押して、ランダムで光り出すボタンを60秒間どんどん押していくゲーム。反射神経が測れるそうだ。トップレーサーは114回押せるとのこと。

『スポーツ』ゾーンで割りと本気で遊ぶと少しゼーハーしてしまうが、その勢いのまま『ミュージック』ゾーンに足を踏み入れるとテンションはマックスになる。X JAPANのメンバーとギターをかき鳴らしたり、

マイケル・ジャクソンとポーズを決めたりすることができる。

ふたりのマドンナの間で3人目のマドンナを気取るのも楽しいが、筆者イチオシポイントは、アッコさんだ。

まずアッコさんのフィギュアは、ほかのフィギュアとはひとあじ違うところがある。それは髪だ。アッコさんのトレードマークともいえる髪型「どんぐりカット」に注目してほしい。

もともと『マダム・タッソー』のフィギュアの髪はすべて、本人の髪質にいちばんに似ている人間の髪の毛を使っているというこだわりがあるのだが、アッコさんの髪はその中でも特に選びに選び抜かれている。なんと125種類以上のサンプルから選んだそうだ。その髪を、実際にアッコさんの「どんぐりカット」を作りだしているヘアスタイリストさんがカットして仕上げているのだ。

筆者イチオシの理由はそれだけではない。アッコさんフィギュアの近くにはなんと、カラオケが設置されているのだ。

そう、ここに来ればアッコさんと「あの頃は、はっ!!」なんてデュエットすることができる。なんというゴージャス体験!

スポーツや音楽で盛り上がったあとは、『マダム・タッソー』の歴史を観てのんびりしよう。『マダム・タッソーの歴史』ゾーンでは、『マダム・タッソー』の創設者マリー・タッソーのフィギュアや、『マダム・タッソー』の軌跡を知ることができるミニシアター、等身大のフィギュアの作り方の紹介などを見ることができる。

本物そっくりの目玉や生首の展示は少々怖いが、見応えはたっぷりだ。
 

また、ここには自分だけのオリジナルのお土産を作ってもらうことができるブース『ワックスハンド』がある。そのお土産とは“自分の手”だ。

蝋で自分の手の形を作ってもらえるのだ。形はグーでもパーでも自分の好きなものにできる。色は最大3色まで選択可能。筆者もさっそくやってみる。

まずはこれでもかとハンドクリームをたっぷり塗られる。「ハンドクリームはニベアなので、完成後は手がすべすべになりますよ!」とスタッフの方。たしかにかなりすべすべになった。それから冷たい水で手をしっかり冷やす。

そして、ここからがいよいよ型取り。方法は“好きな手の形でアツアツの蝋の中に手を突っ込む”。手を冷やしているとはいえ、これが案外熱かったりする。「アッチ!!」と思わず手を抜いてしまうほどではないが、少々ビビる。しかし、スタッフの方は3、4回と容赦なく突っ込む。どんどんと固まっていく手。筆者の口から思わずこぼれた言葉は「天ぷらになった気分です」。

アツアツの蝋に手を突っ込み、冷水で冷やし、また蝋に突っ込み、冷水で冷やすとしっかり手の形がとれる。少し切れ込みを入れて手を抜くと、ここからはスタッフの方の腕の見せどころ。

切れ込みを入れたところをくっつけ、色のついた蝋を重ねていく。ちなみに色の付け方は横や斜めなど指定できる。パッとつけただけのように見えるのに、キレイにカラーのラインができるのがすごい。

所要時間はたったの10分~15分。料金は片手で1000円、両手で1500円だ。カップルは手をつないだ形でやると、ラブラブな記念になるだろう。破局したら溶かしてしまえば問題ない。

お土産もできて、落ち着いたところで次のゾーンは『歴史と文化』だ。ここには坂本龍馬やレオナルド・ダ・ヴィンチなど、才能溢れる偉人たちが待っている。

ところで、『マダム・タッソー』のフィギュアは基本的には、ご本人を正確に計測して作られている。だが、すでに亡くなってしまった人物をフィギュア化する際はどうしているのか。それは、膨大な資料や写真を使い、ときには体系の似た人をモデルにして作成しているらしい。やはりかなりのこだわりようだ。

また、フィギュアがツアーで各地を回ることもあるそうだ。たとえばこちらのゾーンに配置されていたスティーブ・ジョブズは現在、サンフランシスコに出張中。逆にほかの地域のフィギュアが『マダム・タッソー東京』に遊びに来ることもある。何度来ても違った楽しみを得ることができるのだ。

『マダム・タッソー東京』が面白い点は、フィギュアの配置の工夫にもあると思う。『ムービー』ゾーンに足を踏み入れると、E.T.をかなり熱心に見つめているおっさんがいた。

近づいてみたら、スティーブン・スピルバーグ監督だった。大変失礼しました。このように、フィギュアの視線や隣合わせ・向かい合わせのバランスなど、見つけると楽しくなるような工夫がたくさん見られる。

ちなみに、トム・クルーズのところにも専属のカメラマンさんがいる。写真を撮るときは、向かいのスパイダーマンを見るように指示された。

最後のブースは『A List Party~セレブが集まるパーティー』。レディー・ガガが立つステージに…
 

ジョージ・クルーニーが迎えるソファー。バーカウンターにも豪華な布陣がそろっている。

海外のセレブたちだけではなく、黒柳徹子さんも額縁を前に微笑み、存在感が半端ないマツコ・デラックスなど、国内のセレブたちも集まり、ゴージャスなセレブパーティに紛れ込んだ気分になれる。

さて、楽しい余韻をより長く味わうにはお土産が肝心だ。出口の先には、ギフトショップがある。先ほどの『ワックスハンド』のほかにも、ここだけでしか買えない魅力的なグッズが盛りだくさんだ。

お土産を買わずとも、ここにいるジャッキー・チェンには会いに来るべきだ。

『マダム・タッソー東京』には、今回紹介しきれなかったフィギュアや楽しみが、まだまだたくさんある。ただの人形館とはスケールが違いすぎるのだ。ぜひ、自分の目で見て、触って体感してみていただきたい。

 

イベント情報
マダム・タッソー東京

 時間:10時~20時 (最終入場:19時)
※9/23(水・祝)、9/26(土)、10/3(土)、10/17(土)、10/24(土)、10/25(日)の期間は、10時~16時30分(最終入場:16時)。
 会場:デックス東京ビーチ アイランドモール3F

 

 

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