栗原ジャスティーン(モデル)&CHIKA(エアリアリスト)に“美ボディ”の秘密を直撃「気長に頑張ったらある程度はキープできる」
栗原ジャスティーン、CHIKA
テレビに映る俳優たちや、ファッション雑誌に登場するモデルのように「こんな体になれたらなぁ」と想いをはせるものの“理想の体”を手に入れることは、非常に難しい。しかしこの世には“美しい体”を作り、維持している人もたくさんいる。一体どんなことをすれば、あんな姿になれるのだろう。
『Best Body Japan2015』東京大会で見事優勝した“東京一の美ボディ”を持つモデルの栗原ジャスティーンと、2017年8月より開催されている世界が注目するエンターテインメント イベント『フエルサ ブルータ』に出演するエアリアル(空中演技)パフォーマーであり、普段はダンスや空中ヨガなどのインストラクターも行なっているCHIKAに、“美ボディ”の秘訣を聞いた。話は終盤になるにつれてヒートアップ。なんとお互いが実践しているストレッチやトレーニングを実践することに……⁉︎ ハムストリング(下肢後面を作る筋肉の総称)とヒップを鍛える2人の動画もお届けする。
きっかけは「やってみよう」
——まずはお二人のお仕事についてお聞きしたいと思います。なぜ今の仕事をしようと思ったのでしょう?
CHIKA:もともとは私もモデルをやらせていただいていたんです。モデルをしていると、やっぱりオーディションとかに行かなくてはいけなくて、書類などの特技の欄に「ダンス」と書いていたんですけど、「ダンスだけだとなんかな〜。もうちょっと欲しいな〜」という気持ちがあって。そこで、“エアリアル”というショウを見たときに「これだ!」と思ってやり始めたのがきっかけです。ただ、初めて自分でエアリアルをやった時に、もしちょっとでも出来てしまっていたら多分続けてなかっただろうなって。出来なかったから「おもしろい!」と思えて続けたというところがあるので、簡単ではないからこそ、この世界に魅了されたんだと思います。
——今までは、だいたい何でも出来たのに。
CHIKA:やっぱり、筋肉に自信はあったんですよ。ダンスを幼稚園からずっとやっていて、モデルをしていた頃は20歳だったので、ダンス歴は17年とか。だからエアリアルを初めて体験した時も、演技をするための器具や布に「登れるだろう」と思っていたら1個も登れなかったんです、本当に。それにびっくりしすぎちゃって、悔しいというか「もっともっとやりたい」という想いがあふれちゃって、そこから週6くらいで練習ですよね! 自分で倉庫に吊り手とかを作って、めっちゃ蚊に刺されながら練習していました(笑)。身体のことが好きで、それまでにもいろんなトレーニングをしてきたからこそ、エアリアルのトレーニングは今までにないものばかりで楽しいです。
——ジャスティーンさんは、なぜモデルに?
ジャスティーン:モデルが何かもわかっていない中学1年生頃にスカウトしていただいたのがきっかけで「よくわかんないけど楽しそうだからやってみよう!」と始めたんです。モデルをやりつつテニスもやっていて、初めは両立していたんですが、徐々にモデルとしての“作品”という世界にすごくハマっていって。特に海外の奥深い作品には本当に影響を受けました。それで、高校に入るときにテニスの方を辞めてモデル1本でいくようになったんです。
——『Best Body Japan』という大会に出ようと思ったきっかけはなんだったのでしょう?
ジャスティーン:テニスをプロ育成でやっていたので、小学校の時から本格的に練習をしていたんですけど、日焼けもしてしまったし、すごく筋肉質になってしまって。当時のモデル事務所がちょっと厳しくて、「やめてやめて」みたいな(笑)。自分の意思でテニスをやめたんですが、夢に毎日出てくるくらい後悔もありました。モデルに100%を出しても、体力的な100%は出せないからか、何か“足りない”部分がずっとあったんです。
そのあとに自分探しも含めてロサンゼルスの方に渡りまして、フィットネスモデルとかライフスタイルモデルとか、ジムにいる輝いている方々を見て、私は内側から輝ける女性になりたいと思ったんです。「筋肉質がどうのこうのとかも気にしない。自分はこうなりたいから、こういう女性になりたいから、仕事は減ってでもいいから、私はそれを目指す」と言って、そこからトレーニングを始めました。日本に帰ったときに、タイミング的にちょうど『Best Body Japan』の申し込みの時期だったこともあり「せっかく筋トレしているなら出なよ」って言われて。本当に興味本位で申し込みをしたんですよね。
CHIKA:それで優勝できるから本当にすごい!
身体が欲するものをまず食べる
——エアリアルもモデルも、人から見られるお仕事です。身体にはいろいろと気を遣っていると思いますが、食事などはどうされていますか? これは絶対外せない!というものがあれば。
CHIKA:そうですね〜。私はエアリアルやストレッチなどを教えたりもしているので、そういったパーソナルなこともアドバイスする機会も多いんですが、まずは食事、その後にトレーニング。順番に気をつけています。トレーニングって料理でいう“作り方”だと思っているので、「材料がないのにどうやって作るの?」というところですね。なので、食べ物にはかなり気をつかっています。ある程度食事でダイエットなり体を作ってからの、トレーニング。「順番は守ってくださいね」とはいつも言っています。あと、水はめっちゃ飲みますね!(笑)
——お水は1日どれくらい飲まれるんですか?
CHIKA:本当に飲むんですよ! 1日で6リットルぐらい飲んじゃいます。水も、“水中毒”とかありますけど、私はドーンと飲むのではなく、徐々に徐々に自分の体にあった水分量を考えながらやってきた結果、こうなりました。だから、みんなにそうしてくださいとは言わないんですが、「自分にあったお水の量を飲んでくださいね」というのは思っています。水は絶対。
ジャスティーン:私は、食事面でいうと、高校生の時は“ダイエット=お肉食べない”だとか、“炭水化物を食べない”だとかそういう考え方だったんですけれど、結局それで運動して貧血になってしまったりして。アメリカに行ってから少し考え方が変わって、主人がアスリートということもあり、主人のためにご飯をちゃんと作ってあげようと栄養学だったりいろんな本をひたすら読んでいたんですが、何が正解かわからなくなってしまったんです。でも、自分がこの世界に入ったのもあって、ボディビルやスポーツ選手とお話をするようになってから、本じゃなくて人とのコミュニケーションで栄養を学んでいくようになり、知識というより自分の身体が教えてくれるようになってきたんです。
——身体が欲している食事がある。
ジャスティーン:自分の身体が、トレーニングにはもっとエネルギーが必要だから朝はこれくらいの炭水化物を摂らないといけない、タンパク質もこれぐらい食べないといけない、ってわかってくるんですよ。結構みんな、「スイーツを我慢しなくちゃいけないんだ」とか、我慢する感覚になってしまうんですけれど、どちらかというと身体が欲するものをまず食べる。となると、あまりジャンキーなものは身体が受け付けなくなってくるんです。頭でこれをコントロールするというよりは、身体に聞いて、身体がそのときに必要なものを取り入れていくようになってから、私自身も主人のレベルも上がりました。トレーニングを始めてから7年くらい経った今になってやっとわかってきたなという状態です。
——結果が出るまでにも、自分に必要なものがわかるまでにも時間が必要なんですね。
ジャスティーン:SNSとかをやっていると、(身体に良いものやダイエット食品などに)その時の旬の材料が出てきちゃうんですよ。前は、「これがすごく良い」と言っていたのに、数年後「絶対とっちゃダメ」だとか。いろんなことを言うんです。結局自分で、アスリートとかスポーツ選手に聞いた言葉がいちばん正しいかなという風に思います。
CHIKA:いやいやもう、話を聞いていて、大拍手! 大喝采! スタンディングオベーション(笑)! ジャスティーンさんのインスタを見たんですけど、結構な量を食べているみたいで。
ジャスティーン:そうですね、今は3000kcalくらい食べています(笑)。
CHIKA:女子だとかなりサーっとなる怖いカロリーだと思うんですけど、トレーニングをちゃんとしていたら、むしろそれくらい摂らないと!
——あまりトレーニングをすると、筋肉がついて女性らしいラインや柔らかさが出にくくなるような気もします。お二人ともパッと見る限り、すごく細いし、あまり筋肉質には見えないのですが、どういったトレーニングをされているんでしょうか。
CHIKA:どこに目標を置いているかにもよりますね。一般的な人たちが目標に置いている部分はもしかしたらほっそりした、あんまり筋張っていないというか、血管が浮き出てない感じかもしれない。でも私は、筋肉トレーニングとストレッチのバランスだと思います。鍛えた後になにもケアしないと、筋肉は縮こまってしまう。ちゃんとストレッチをしてあげないと、縮こまった状態のままどんどんどんどんそこでキューっとなって、ぽっこりした筋肉になっちゃうんですよね。なので私は、縮こめた後にストレッチをすごくします。逆に、ストレッチだけでも筋トレになりますし! 本当に、これは私が実感しているんですが、毎日ちょっとずつレベルを上げると、勝手に筋肉痛になるんです。それだけでもちょっと鍛えられる。だから、“筋肉らしい筋肉は嫌だ”という人は、もうちょっとちゃんとストレッチをした方が絶対に変な筋肉はつかないと思います。
ジャスティーン:「筋肉質になっちゃうのは嫌だ」という方は多いんですけれど、私は週6でトレーニングを毎日のようにして、それにプラスで1部分に1時間とか1時間半をかけてやっている状態でこれなので。よっぽどのハングリー精神とか努力がない限り、そこまで自分が思っているほど筋肉質にはなれない。多分、鍛えた部分についた筋肉の上に脂肪が乗っていて、その脂肪が自分では筋肉に見えてしまっているだけなんじゃないかな。
——脂肪が筋肉に見える……。耳が痛いです(笑)。
ジャスティーン:あと、女性が男性と同じトレーニングをしてしまうと、やっぱり男性っぽくなってしまうので、女性でトレーニングをしている方に聞いたり、YouTubeで動画を探してみたりした方がいいと思います。ジムで多いんですけど、腕ばっかり鍛えたとしても男性っぽくなってしまいますし、上半身ばっかり鍛えても、やっぱり男らしくなってしまう。私はもっと下半身に力を入れて女性らしい筋肉を作った上での上半身がいいんじゃないかなとか考えるんですけど、人によってどの体型がいいかはそれぞれなので。私の場合は自分の目標の人を作って、その人がどんな食事を摂っているか、どんなトレーニングをしているかというのをちゃんとリサーチして、それに向けてやっています。ちゃんと自分のレールを引いてやっていくのが良いんじゃないかなって。
栗原ジャスティーン
人間の“本能”を見る、持っていかれるショウ
——CHIKAさんは8月から『フエルサ ブルータ』というアルゼンチン発のエンターテインメント イベントに出演されていますが、今回の『フエルサ』は、テーマが“和”で鎧が出てきたりという話を聞いたのですが、どういったパフォーマンスをされるんですか?
CHIKA:『フエルサ ブルータ』では、女子のポジションはどの演技に誰もが入れるよう全員で回せるようになっています。だから「私は芸者をやります」ではなくて、芸者もやりますし、侍の後ろを歩いているような役もやりますし、いろんな役をやるんですよね。でも、空中は多いですね。空中系はやっぱり、ワイヤーとかがかなり多く入ってくるので、キャストみんなで体幹トレーニングをかなりやりました。あとは女性ならではのプールの演目も! 見た目はキレイなんですけど、途中でジャンプしてプールを叩きつけるみたいな激しいアクションもあるので、体の耐久性が必要で……。パーンと叩いた時に肩がパキッと外れちゃう人もいるんですよ。だから限界ですよね。限界にチャレンジ。メンタルももちろん強くなければいけないし、体もメンタルもどっちも強くして挑んでいます。
——ジャスティーンさんは『フエルサ ブルータ』はご存知ですか?
ジャスティーン:何かで見たような気がするんですよね。和風なものをやるって。テレビだったかな?(笑)
CHIKA:“和”もそうなんですけど、今回の作品は、アルゼンチンと和の融合なんですよ。もちろん日本にインスパイアされた、日本がテーマの作品なんですけど、演出がアルゼンチンなのでミックスされた架け橋みたいな感じです。だから、日本人が見ても「こういう“和”のスタイルがあるんだ」という、新しい発見になるかなと思います。
ジャスティーン:キャストには海外の方もいらっしゃるんですか?
CHIKA:もちろんアルゼンチンのキャストもいるんですけど、最初だけなんですよね。そのあとは日本人だけ。今回オーディションに受かった人たちだけで最終的には立つことになると思います。
——CHIKAさんが、まだ『フエルサ ブルータ』を実際に見たことのないジャスティーンさんに「『フエルサ』ってこういうものだよ」と紹介するとしたら、いちばんのポイントはどこでしょう。
CHIKA:“本能”ですかね。いろんなショウがあると思うんですけれど、普段だったら演技だったり演出だったりで役を作り上げるんです。でも、『フエルサ ブルータ』は、人間の本能を出せるショウなので、ありのままの自分の気持ちや感情を爆発させて挑まなければいけなくて。日本人って “爆発”が苦手じゃないですか。どちらかというと「隠したい」方だと思うんですけど、「日本人がこれだけ爆発するんだ」っていうエネルギーは見て欲しいポイントですね。
ジャスティーン:見ている側も清々しくなりそうです。
CHIKA:たぶん、持っていかれます! 見ている人も「うわー!」って一緒に爆発しちゃうと思います。
ジャスティーン:これって出演が決まってからどのぐらい練習されるんですか?
CHIKA:出演が決まったのが去年の12月くらい。2月からアルゼンチンの方に集中お稽古で1ヶ月半行って、毎日毎日、ずーっとお稽古とテクニカルなことをやっていました。息が合わないと失敗するというリスクもあるので、調整も沢山しましたね。日本に帰ってきてからは自分たちでトレーニングをしていました。で、6月から一気に追い込みをかけて今一生懸命やっています。
ジャスティーン:へぇ〜!
CHIKA:でも、今回思ったのは対応力の大切さですね。どれだけトレーニングをしていても、脳みそが柔らかくないといけない。なんでも対応できる体を作っておくのも大事ですし、対応できる脳みそも持っていないと結構難しい部分があります。アルゼンチンと日本で国が真逆なので「え〜、そういうふうに考えるんだ」という新しい発想ももらっています。だからやっていて楽しいです。
——『フエルサ ブルータ』に出るにあたって新しく始めたトレーニングもありますか? 先ほど肩が抜けてしまう人もいるとおっしゃっていたので、普段やっているトレーニングとはちょっと違うのかなと思ったんですが。
CHIKA:違いますね〜。キャストは結構ダンサーとかアクロバットの人が多いので、瞬発性が強い動きが得意なんですけど、私はどちらかというとスローリーで、ちょっと瞬発性には弱いんです。それに、私だけ女子の中で背が高いのもあって、みんなで大きく手を回す振り付けの中でも、リーチの差があって絶対に遅いんです。なので、ジャンプとかをして下半身を鍛えています。上半身は何もしないわけじゃないんですけど、下半身がしっかりできると上半身もある程度は勝手についてくるので、とにかく筋トレ系は下半身を集中攻撃しています(笑)。
あとは、演目に滝があるんですけど、滝が上から流れてくるのを顔からあたりにいくんです。一応鼻栓はするんですけど、アルゼンチンでやった時に1発目から鼻栓がプンッて取れたんですよ! すごく強い水圧なので、鼻にめっちゃ入って(笑)。
ジャスティーン:え〜! 怖い!
CHIKA:こういう時にどうやって呼吸したらいいのかとか、水の流れを読んだりしてますね。トレーニングとはまた別ですけど、ちょっとした工夫は必要です。自然は強いなって思いました(笑)。
ジャスティーン:もしもの時に役立ちそうですよね(笑)。
CHIKA:そうそう(笑)。でもあんまりなくないですか?
ジャスティーン:川下りに失敗したとか(笑)。
CHIKA:落ちた時にね、確かにね(笑)。役に立つかな〜、1回ぐらいかな(笑)。
CHIKA
エアリアルヨガの効果や如何に
ジャスティーン:エアリアルって、専用の施設みたいなものがあるんですか?
CHIKA:日本にはかなり少ないんですけど、一応養成学校というのがあるんですよ。エアリアリストを育てるための学校なんですが、私は初めてそのオープンクラスに行った時に「できない、できない!」ってなって、すぐ養成学校に入ったんです。その時にちょっとだけ腕の筋肉は大きくなりましたね。最初はどの筋肉を使って上に登るかというのを分からずに腕だけの力でやってしまったので。今は、エアリアルヨガとかも増えているので、エアリアルをやりやすい環境にはなってきていると思います。教えたりもしているんですけど、「テレビで見てきました」という方もかなり多いので、ちょっと流行っているな〜って思います。ジャスティーンさんは、やったことあります?
ジャスティーン:ないんですよね。
CHIKA:エアリアルヨガもですか?
ジャスティーン:空中ヨガなら知っているんですが……。
CHIKA:あ、そうです! 空中ヨガ! エアリアルヨガとも言うんですよ。
ジャスティーン:やってみたいなとは思っているんですけど、まだやったことはないんです。
CHIKA:でも余裕ですよね、きっと。
ジャスティーン:体が硬いので、すごく良いんだろうなと思うんです。ハムストリングが固いなって思っていて……。自分でやると固すぎて力が入っちゃうじゃないですか。だから重力を利用してストレッチをした方が、と思っているんですけど、今は筋肉痛で本当に何もできない(笑)。
CHIKA:子鹿だぁ〜! でも、“重力を使って”っていうのは本当にすごいです。私は開脚で200度以上開くんですが、やっぱりエアリアルをやっている人たちはみんなそれくらい柔らかいから。
ジャスティーン:やっぱり! 筋肉痛がひどくて、やっと今日普通に歩けるようになってきたんです。足を伸ばすのも今は精一杯。
CHIKA:あ〜、わかる気がする。私もね、ちょっと前にその状態になったんですよ。『フエルサ ブルータ』の岡山での合宿があって、体づくりのためにダッシュして、TRXのトレーニングをして太鼓を3時間叩いてと毎日それをやっていた時期があったんです。その時は本当に立っているのも痛いし、座っているのも痛い、寝ていても痛くて。
ジャスティーン:痛みから逃れられない……。
CHIKA:本当に。「どの体勢がええねん!」って、自分に自分でツッコんだぐらい(笑)。
栗原ジャスティーン、CHIKA
“美尻”の秘密「“夏までに”とか、“半年で”なんて無理」
——先ほどCHIKAさんとジャスティーンさんのお尻がすごく綺麗って話していたんですが、ヒップトレーニングって何かされてますか?
ジャスティーン:ヒップトレーニングは、色々なものをしていますね。バランスをよくするためにすごく重いおもりを持ってスクワットをやる日と、細かい動きの足上げやクロス、横に動いたりというのをやる日もあるし、『アスリートハウス』というアンダーアーマーの施設を使わせていただいているので、そこでは走ったりとかジャンプしたりだとかそういう動きも入れて作り上げています。私はどちらかというと、ボディビル体型ももちろん好きなんですけど、オリンピックの短距離選手のお尻が大好きで。アスリートな脚が大好きなんですよ。今は大会が近づいてきているのもあって、週4でやっています。1回1〜2時間やっているので。1週間で4時間以上の時間をお尻にかけています(笑)。
CHIKA:お金がかかっている(笑)。
ジャスティーン:実際お尻専門のトレーナーというのもいますので、そこにも通っています。
CHIKA:やりたいですね〜、是非とも。お尻やりたい(笑)。でも、こう思うとやっぱり体を作るのってそんなに簡単でもないですし、さっさと作ろうなんて無理なんですよ。みんな「早くこのお肉を落としたい」って言うんですけど、「早く落とせるけどまた元に戻るよ」って思う。やっぱりちゃんと時間をかけたものって、ずっとキープされるんです。なので、ちゃんと時間とお金をかけて(笑)。
——そんなに簡単なことじゃない、と。
ジャスティーン:「たったこれだけでダイエット!」みたいなものって、よくでているじゃないですか。でも、例えばそれで2〜3キロ落ちたところで女性の場合、胸からなくなるし、次はお尻がなくなる。私は、「女性としてそれをやってなんの得があるの」と思っちゃうんです。私の場合は、ジムに通い始めたのは高校生からですけど、その前はテニスをやっていて、人生ほぼトレーニングとスポーツをやっていたと言ってもおかしくないんです。その蓄積があるからこその身体なので、絶対1年でこうはならないです。「夏までに」とか、「半年で」なんて無理な話で。トレーニングを初めて2、3ヶ月で「結果が見えません」という方なんて、「そりゃ見えないよ!」みたいな(笑)。
ただ単純に“ダイエット”だったら、体重を減らすのは簡単なので見えるんですけど、良い身体を作ろうと思ったら、何年もかかります。全部蓄積があっての身体だからこそ、時間は本当にかかるというのを覚悟した上で、気長にやるしかないんですよね。
CHIKA:でも、そこでいちばん良いことが、「気長に頑張ったらある程度はキープできますよ」というところ。一気にドーンと作って、ドーンと崩れてを繰り返すのは結構大変じゃないですか。身体的にもストレスなので、地道に上げていけば、ずっとその綺麗なラインはキープできる。時間をかけて、「しょうがない!」と思いながらもやって欲しいなと思います。
ジャスティーン:頭の中でいろんなトレーニングを想像しちゃいますよね。
CHIKA:コレやってアレやって、ってね(笑)。でも、ジャスティーンさんのお尻のトレーニング動画を見させてもらった時に、さっきおっしゃってたハムストリングがそんなに硬いとは感じなかった!
ジャスティーン:できる限りやるんですけど、やっぱり硬さは出ています。
CHIKA:あ〜、ちょっと引っかかる感じがあるんですね。
ジャスティーン:ちょっとあとで教えてください……。
CHIKA:今やったら(筋肉痛が)やばいんじゃない!?
ジャスティーン:大丈夫(笑)。
CHIKA:ストレッチは、私が超おすすめするストレッチがあります! それは本当に強力なんですよ。やりすぎるとピキッてなっちゃうんで、その前にほぐさなきゃいけないところはほぐすんですけど、ほぐしてからそれをやるとレッスンの最初に、床に手がつかなかった人も手がついたりとかします。
ジャスティーン:え〜、やりたい!
CHIKA:教えます、教えます!! その代わりにお尻のトレーニングを……(笑)。
CHIKA直伝 ハムストリング(下半身)のストレッチ
ジャスティーン直伝 美尻メイク トレーニング
インタビュー・文=田口紫穂 動画・写真撮影=登坂義之
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ベストボディジャパン2015東京大会グランプリ受賞。海好き。スポーツ好き。料理好き。でもやっぱり旦那さんが一番スキ♡ ファッションショー、CM、雑誌等、幅広く活躍中。
CHIKA
幼少からバレエとダンスを習い、長野オリンピックレセプション出演や第六回国際芸術展SEOUL PEACEなどに出演。ダンスと同時にモデルや歌手として活動。モデルとしては大手メーカーのCM出演を経験(エリエールやDOCOMOなど)歌手としてはソフトバンク×楽天の始球式とLIVEなどに出演。エアリアルアートダンスプロジェクトの養成学校卒業ののちエアリアルパフォーマーとして、都内イベント出演やスクールのエアリアルインストラクターやダンスインストラクターとして活動中。
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日時:2017年8月1日(火)から12月10日(日)
会場:品川プリンスホテル ステラボール 〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30
<料金>
前売り1Fスタンディング ¥7,600(税込)
前売り2F VIP席(ミニモエ、 プログラム、 オリジナルグッズ付き)¥15,000
*モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ミニ モエ(200ml)1本、 公演プログラム、 オリジナルグッズ付き
*20歳未満の方には「モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ミニ モエ」の代わりにソフトドリンクを提供いたします。 飲料変更に伴う差額の返金はございませんので予めご了承ください。
*オープニング演目後は1Fスタンディングにもご移動いただけます。
当日1Fスタンディング ¥8,700(税込)/当日2F VIP席 ¥16,500(税込)
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ハロウィン6 スペシャルグループ割(1Fスタンディング6名様分 - 当日引換券)
受付:10月11日(水)朝10:00~
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特別協賛/テクニカル・パートナー:パナソニック株式会社
協賛:モエ・エ・シャンドン/伊藤園 /クラシエホームプロダクツ
助成:公益大団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
協力:品川プリンスホテル/宮本卯之助商店/タイムズ24
後援:アルゼンチン大使館 企画制作:アミューズ 招聘:キョードー東京
*本公演は、 東京文化プログラム助成を受けています
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