SUPER JUNIOR、EXO、SHINee、少女時代……4万5千人が繰り出されるコラボに熱狂 『SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN JAPAN』
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SUPER JUNIOR
7月27日と28日の2日間にわたり、東京ドームで『SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN JAPAN』が開催された。
『SMTOWN LIVE WORLD TOUR』の日本での開催は今年で5回目を迎える。東京ドーム公演は、7月15日、16日の京セラドーム大阪公演に続いて行われたものだ。
4万5千本のピンクのペンライトで彩られた会場に最初に登場したのは、NCT DREAM。昨年、正式にデビューした彼ららしいフレッシュな魅力全開で「My First and Last」を歌い、踊り、客席を盛り上げた。
SMTOWN LIVEは、個々のアーティストのステージが次々と展開されるだけではなく、普段は別のグループで活動しているメンバー同士のコラボレーションが見られるのも特徴。今回は、そのコラボが2曲目で早くも実現した。天上智喜The GraceのSUNDAYと、NCTのドヨンがデュエットで「Still」を聴かせ、客席を甘い気分にさせてくれたのだ。その後もライブ前半で様々なコラボが繰り広げられた。大先輩カンタとの共演に、SUPER JUNIOR・イェソンが緊張しながらも美しい歌声を聴かせた「Gray Paper」。溶け合う2人の歌声が、とてもムーディーだったEXO・チャンヨル×Red Velvet・ウェンディの「Stay with Me」。NCT マークがラップで参加したSUPER JUNIOR-M・ヘンリーとの「I'm good」や、同じくマークとEXO・シウミンが背負ったリュックを放り投げるユニークなダンスを見せてくれた楽曲「Young&Free」など、このライブでしか見られないスペシャルなコラボが次々と繰り出される。その新鮮な光景には、4万5千人から歓声が沸き上がった。
NCT127
さらに、実力派ぞろいのSMTOWN LIVEならではのソロステージもタップリ。少女時代のティファニー、ソヒョン、テヨンやf(x) のルナ、SHINee テミンとジョンヒョンが、グループのときとはまた違う、それぞれの個性を光らせる。なかでも、SUPER JUNIORのイェソンが行った、日本の名曲のカバーメドレーには客席が大盛り上がり。イェソンが差し出したマイクに向かい、4万5千人も大声で楽しそうに歌っていた。
少女時代
もちろん観客は、各グループのパフォーマンスも堪能。EXOからの初の派生ユニットとして今年2017年5月に日本デビューを果たしたEXO-CBXがキャッチーな楽曲「Ka-CHING!」で会場中を楽しませれば、NCT UやNCT127は、他のグループにはない独特の世界観とデビュー間もない新人とは思えない高度なパフォーマンスで魅了する。そして、Red Velvetや少女時代、SHINee、EXO、BoAら、SMTOWN LIVEではお馴染みのメンバーは、やはり安定感抜群。「Gee」(少女時代)、「Everybody」(SHINee)、「Coming Over」(EXO)など、それぞれがヒット曲を繰り出し、客席を熱狂させた。このステージ中には、SHINeeが9月に3年連続となるドーム公演を(9月2日・3日東京ドーム、9月23日・24日京セラドーム大阪)行うことを発表。拍手喝采を浴びれば、BoAは、韓国で配信されたばかりだという新曲「CAMO」を、今回のSMTOWN LIVEでだけ披露。クールな楽曲で、初めて聴くであろうオーディエンスを虜にした。
SHINee
EXO
BoA
LUNA
Red Velvet
SMエンターテインメントに所属するアーティストは、カムバックの場にSMTOWN LIVEを選ぶこともしばしば。今回、それを果たしたのがSUPER JUNIORのドンヘ&ウニョクと東方神起のユンホだ。ライブ終盤に始まったSUPER JUNIORのコーナーで他のメンバーが揃う中、最後にドンヘとウニョクがステージ下からせり上がってきた瞬間、4万5千人は大熱狂。ファンたちが、いかにこの日を待ち焦がれていたかが伝わってきた。そんなファンに向かい、ドンヘは今日のために書いてきたという感謝の手紙を読み上げ、ウニョクは「ただいま! これからはずっと一緒ですよ」と挨拶。「Sorry Sorry」や「BONAMANA」「Devil」といった人気曲を披露し、ファンを喜ばせる。SUPER JUNIORは、10月24日・25日に横浜アリーナでファンイベントを開催することも発表。ドンヘ&ウニョクの復帰で、彼らの日本での活動がさらに加速するだろう。
SUPER JUNIOR
東方神起のイメージカラーである赤で染まった東京ドームに、まるで王の帰還のように登場したのがユンホ。大勢のダンサーを従えて「Drop」を歌い踊る姿は、さすがの存在感。ユンホが放つ圧倒的なエネルギーに観客の目はステージに釘付けにされる。4万5千人の歓迎を受け、「会いたかったぜ! このステージに立つのは約2年ぶりかな。やはり東京ドームは僕にとって意味がある場所です」と、ユンホも感慨深げ。「チャンミンも、もう少しだから。東方神起の完全復活も期待していてください!」と客席に呼びかけると、ファンの喜びが爆発した。そして、トロッコでアリーナを移動しながら「Mirotic」「Why」「We are!」「Somebody to Love」といった大ヒット曲をメドレーで熱唱。4万5千人も共に歌い、広い会場が完全にひとつになっていた。
YUNHO