ほんの少しじゃなくとっても面白い、『RadioポッピンQ』スペシャル公開録音レポート!
©東映アニメーション/「ポッピンQ」Partners 2016
人気番組の最後の公開録音とあって会場は満員、熱気に包まれての開場
先週の日曜日である7月30日、イベントホールである渋谷カルチャーカルチャーにおいて、我々ポッピン族……ではなく、『ポッピンQ』をこよなく愛する人達のラジオ番組、『RadioポッピンQ ~ほんのすこし面白くする、それだけで世界は変わる~』の公開録音、『ポッピンQ Blu-ray & DVD発売記念 RadioポッピンQ スペシャル公開録音~ほんのすこし面白くすると、世界は変わった~』が昼夜2部制で開催された。は抽選制だったので、多くのファンの中から運良く選ばれた精鋭が集う熱気に包まれたイベントになった。その模様を掻い摘んでお伝えしていこう。
初っ端からからハイテンションでスタート!
入場してくるファンは座席を確保すると、場内に居た宮原直樹監督や金丸裕プロデューサーとコミュニケーションをするなど、顔見知りとも言える熱の有るファンが多かったのが印象的。スタート直前に、パーソナリティ3人の同位体であるアッシャー、モコミ、デビタの3人が前説を入れたのだが、この時点で悪い参加者のサンプルとして金丸プロデューサーが名指しされ、悪い参加者アピールをする楽しそうな金丸プロデューサーの姿を見て破顔する参加者たち、と普通にはない特別感の有るイベントの感覚を受けた。そしていよいよ本イベントはスタート。小湊伊純を演じた瀬戸麻沙美、大道あさひを演じた小澤亜李、都久井沙紀を演じた黒沢ともよの3人が壇上に入ってくると大きな歓声と泊手が沸き起こる。
導入の部分でいきなり『水曜どうでしょう』のモノマネを挟んでくるなど、ノリノリの3人。舞台裏でも延々やっていたとのことだが、これですぐに観客のハートをキャッチする。
当日は『ポッピンQ』のブルーレイかDVDを持参すると特製ポストカードが貰えることになっていたのだが、瀬戸さんが「ブルーレイとかDVDって皆さん買ってくれたから来てくださったんですよね?」と問いかけると、場内のいたるところからパッケージを掲げる手が増えていく。中には6本ほど掲げられている来場者もいて、改めてファンの熱気を感じた。ちなみに基本進行は荒ぶる小澤さんと黒沢さんを瀬戸さんが手綱を取ってコントロールする、と言った感じで動いていたのが印象的だった。
ゲストとして宮原直樹監督を呼び込むことに。会場の最後部から登場した宮原監督は、花道沿いの来場者とハイタッチしながら舞台に向かっていく。最初は乾杯からスタートとなり、宮原監督が音頭を取ることになった。
何故か小間使いをしている金丸プロデューサー。
「ラジオポッピンQ、1年3ヶ月お疲れ様でした、乾杯!」「乾杯!」の発声で、場内は一斉に乾杯となり、また一体感が増していく。この盛り上がりのままに、番組に本格的に入っていくこととなった。
過去を振り返る『ポッピン年表』
ここでは宮原監督と、3人のパーソナリティーが『ポッピンQ』の年表を振り返り、どのように活動してきたかを語るコーナーになっていた。主に宮原監督にちなんだエピソードが多く公開され、ダンスは全部振り付け覚えている、飛行機が苦手で九州のイベントも新幹線で行ったこと、東京映画祭で舞台挨拶して観客に圧倒されて以来、緊張しにくくなったなど、様々な話題で盛り上がった。また金丸プロデューサーがトーク上手で、一人で3時間も喋るイベントが有ったなど、ニヤリとさせられる情報もここで聞くことが出来た。また宮原監督がポッピンQラジオのヘビーリスナーということで、パーソナリティの3人から一筆づつ入ったハガキをお渡しするシーンもあった。
パイロット版映像の上映は現地組ならではの楽しみ
引き続いて、初期に作られたパイロット版の『ポッピンQ』映像が上映された。『ティーンエイジ・ブルース』に乗せて伊純たち5人が同じ学校でダンスの練習をしていたり、それぞれの青春の一コマを送っていたりと、現在とは違いながらも確かにルーツを感じさせる映像を見れたことは眼福だった。観客も時には集中し、時には手拍子を入れ、それぞれに堪能していたようだった。キャラクターのモデリングなどの詳しい話なども出たが、それは本ラジオが公開される時まで楽しみにとっておいてほしい。このコーナーで宮原監督は退場、最後に「ファン・ミーティングはまたやりたい」と宣言してくれたので、楽しみなところだ。
盛りだくさんのコーナーの後、サプライズが……?
この後はパーソナリティーをリスナーたちが独自に表彰する『ポッピンアカデミー賞』のコーナーや、パーソナリティー3名が心と力を合わせて企画にチャレンジしていく『心をひとつに!』のコーナーが繰り広げられた。このあたりは放送を楽しみにしていただきたい。プレゼント企画『時の谷からのプレゼント』では、サイン入り本やポスターなど貴重なアイテムをくじ引きで会場のオーディエンスにプレゼントしていた。また情報のプレゼントとして、『ポッピンQ』×スマホゲー『アンジュ・ヴィエルジュ ガールズバトル』の黒白紅白氏描き下ろしイラストでのコラボ(8月3日より)、音ゲー『maimai MURASAKi PLUS (マイマイ ムラサキ プラス) 』とのコラボ(時期未定)、LINEスタンプ第4弾(時期未定)、原案:宮原直樹/漫画:山珠彩貴の『ポッピンQ』サイドストーリーコミック最新話更新(アニメイトタイムズにて公開中)などが発表され、大いに盛り上がった。
そして番組も終盤に入ったかというところで、『さよなら。ありがとう。』が突如として流れ、金丸プロデューサー、宮原監督らが花を持って手渡し、場内はピンクのサイリウムで染まり、瀬戸、小澤、黒沢たちのラジオ卒業を祝うサプライズ演出が展開された。これにはパーソナリティーの3人もびっくりしたようで、感激しきりだった。
最後に3人がそれぞれ御礼の言葉を述べ、そのままエンディングへと突入した。約90分のイベントだったが、内容が凝縮されており非情に濃厚な公開録音だったように思う。今回取材した第二部の放送日は8月25日になるので、放送が開始されたらぜひとも聞いて、その時の雰囲気を楽しんでほしい。これからも『ポッピンQ』の動きから、目が離せない!
撮影:大塚正明
価格:¥7,800(税抜)
【パッケージ内容】
(1)本編DISC(本編、PV、CM等)
(2)特典CD(OP、ED、サントラ)
(3)三方背ケース(黒星紅白イラスト)
(4)特製ブックレット
(5)公開記念本 縮刷版
【収録内容】
DISC-1(Blu-ray)
・本編映像
・特典映像:PV、CM等
DISC2(特典CD)
・オープニングソング「ティーンエイジ・ブルース」
・卒業ソング「さよなら。ありがとう。」
・オリジナルサウンドトラック
ポッピンQ DVD
価格:¥4,800(税抜)
【パッケージ内容】
(1)本編DISC(本編、PV、CM等)
※パッケージ内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【収録内容】
DISC-1
・本編映像
・特典映像:PV、CM等