『スター・ウォーズ』に影響与えたSF漫画、リュック・ベッソンが強烈ビジュアルで映画化『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』日本公開
(C) 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
リュック・ベッソン監督のSF大作映画『Valerian and the City of a Thousand Planets』が、『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』として2018年3月に全国公開されることが決定した。
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、『レオン』、『フィフス・エレメント』、『LUCY/ルーシー』などで知られるリュック・ベッソン監督の最新作。フランスのバンド・デシネ作家ジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタンによるSFコミックの金字塔『ヴァレリアンとローレリーヌ』を実写映画化した作品だ。『スター・ウォーズ』にも多大な影響を与えたと言われる同作では、28世紀の宇宙を舞台に、宇宙を守る任務を帯びたスペシャル・エージェントのヴァレリアンとローレリーヌが、星から星へと飛び回って冒険を繰り広げる姿が描かれる。
1967年の同コミック誕生から愛され続ける主人公ヴァレリアン少佐を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』や、『クロニクル』で知られるデイン・デハーン。繊細で鬱屈とした役どころを多数演じてきたでデハーンが、本作では仕事のデキるが私生活ではちゃらんぽらんなプレイボーイを演じているという。また、頼れる相棒・ローレリーヌ軍曹を演じるのは、『スーサイド・スクワッド』のカーラ・デルヴィーニュ。ローレリーヌ軍曹は、ヴァレリアンとは正反対の性格で、強い意志と強烈な自立心を備え、任務においても強靭さを兼ね備えた才色兼備なエージェントとのこと。そのほか、クライヴ・オーウェンやイーサン・ホーク、元EXOのクリス・ウー、ジョン・グッドマン、ハービー・ハンコック、ルトガー・ハウアーらが出演。くわえて、『バトルシップ』の出演でも知られる世界の歌姫リアーナも登場する。
解禁された場面写真は、宇宙の様々な場所で任務に挑むヴァレリアンたちの一幕を切りとったもの。アロハシャツに短パンのラフな格好で、シリアスな表情を見せる二人に注意だ。すでに公開されている海外版予告編では、『スター・ウォーズ』のようなスペースオペラの雰囲気を漂わせつつ、サイケデリックな色彩の強烈なクリーチャーたちが登場。ベッソンの独特のセンスが光る作品に仕上が仕上がっていることが確認できる。
映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は2018年3月全国ロードショー。
(2017年/フランス/英語/カラー/スコープサイズ/137分)
西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールして回っている。ふたりは“アルファ宇宙ステーション”へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった……。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか―!?
配給:キノフィルムズ/木下グループ