『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』 邦画アニメーションでは異例の 『ローマ国際映画祭』で世界最速上映ワールドプレミア実施
搭乗型巨大ロボットアニメの元祖『マジンガーZ』。その最新劇場版映画『劇場版 マジンガーZ /INFINITY』が『第12回ローマ国際映画祭』の招待作品に選出され、ワールドプレミアが行われた。この邦画アニメーション映画としては“異例”のプレミアのオフィシャルレポートが到着したのでお伝えする。
上映会直前に行われたレッドカーペットには、ヨーロッパを中心に世界各国から集まった多数メディアの他、グッズを持参したり、コスプレをした大勢のファンが集まり、大歓迎ムードとなりました。永井豪がレッドカーペットに登場すると、待ちわびていたファンたちは日本語で主題歌を熱唱。永井は、様々なグッズやポスターを差し出すファンにサインをしながら笑顔で交流を楽しみました。
レッドカーペットでは、劇中モデルの巨大マジンガーZがお目見えし、永井原作の『鋼鉄ジーグ』をモチーフに実写映画化し、イタリア・アカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ」で16部門にノミネートされ、7部門を受賞した大ヒット映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のガブリエーレ・マイネッティ監督。イタリアの人気マンガ『Dylan Dog』の原作者ロベルト・レッキオーニも駆けつけ、永井と共にフォトセッションにのぞんだ。
その後ワールドプレミアが行われたのは、オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカという、イタリアが誇る世界的な建築家レンゾ・ピアノが設計したローマの音楽複合施設。上映会には、日本に先駆けて世界最速上映ということでおよそ700人もの観客が入る会場は満席。テレビアニメやイタリア語に翻訳されたマンガ原作のファンと思われる30〜40代の男性ファンから、彼らに連れられた小さな子供たちまで幅広い層のお客さんが集い、親子で参加するファンも多く見受けられました。
今回は世界で初めての上映会となりますので是非楽しんでいただけたらと思います。ローマ映画祭はとても熱い映画祭という印象です。熱烈な歓迎ありがとうございます。こんな経験はハリウッドのスターでもないのに嬉しいです(笑)。マジンガーZのもつ力強さ、ピュアな情熱といったものがイタリアの人たちの心情にピッタリだとおもいます。世界中で愛されているマジンガーです。イタリア、そして日本でも是非ヒットしていただけると嬉しいかなと思います。
集まったファンたちと一緒に、イタリア・ローマの地で世界最速上映会を鑑賞した永井豪。上映中は、戦闘シーンが終わるたびに歓声が上がり、また随所で笑い声も溢れるなど、終始大熱狂。本編エンドロールが終わると、会場中が熱い歓声とスタンディングオベーションに包まれ、客席の永井のもとにファンが一気に押し寄せる場面も。永井は、とても嬉しそうにイタリアのファンたちの喜びの声を受け止めていました。
<本編観賞後のファンのコメント>
(親子1)
子供1:すごく楽しかった!とってもクールだった。
子供2:お父さんが若い頃に観てたんだ!
父:全てがとても良かったよ
子供1:僕はエンディングで笑った!
子供2:とっても好きな映画だ
(20代女性)
素晴らしかった。大好きな映画よ。
傑作だと思うわ、とっても好き。
(親子2)
父親:僕が小さい頃から好きだった作品を、娘にも見せたかったんだ。
娘:楽しかった!
父親:(イタリア語の)吹き替えでしか観たことなかったので、日本語版は初体験だったよ。とてもクールでオリジナルだった。日本語はいいね。そしてロマンチックな映画でもあった。日本のマンガが得意な要素だね。今日は永井豪先生と一緒に観れるなんて、本当に感動したよ。原作者だからね!震えたよ。
『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』は2018年1月13日(土)より全国公開。
原作:永井豪 監督:志水淳児 脚本:小沢高広(うめ) メカニックデザイン:柳瀬敬之
キャラクターデザイン:飯島弘也 美術監督:氏家誠(GREEN)
CGディレクター:中沢大樹、井野元英二(オレンジ)
助監督:なかの★陽 川崎弘二
音楽:渡辺俊幸 オープニングテーマ「マジンガーZ」水木一郎
エンディングテーマ「The Last Letter」吉川晃司
制作:東映アニメーション 配給:東映
出演:森久保祥太郎 茅野愛衣 上坂すみれ 関俊彦 小清水亜美 花江夏樹 高木渉 山口勝平 菊池正美
森田順平 島田敏 塩屋浩三 田所あずさ 伊藤美来 石塚運昇 藤原啓治