『オワリカラ・タカハシヒョウリのサブカル風来坊!!』 ウルトラセブン50周年を祝う『70 CREATORS' SEVEN』で知るセブンの“奥深さ”
タカハシヒョウリ
ロックバンド『オワリカラ』のタカハシヒョウリによる連載企画『オワリカラ・タカハシヒョウリのサブカル風来坊!!』。毎回タカハシ氏が風来坊のごとく、サブカルにまつわる様々な場所へ行き、人に会っていきます。第18回となる今回は、池袋パルコにて行われている『70 CREATORS' SEVEN』に登場。70人のクリエイターたちが50周年を迎えるウルトラセブンへ捧げる、珠玉の作品たちを鑑賞してきました。
SPICEをご覧の皆様、たびたびどうもです。
え、お前は誰だって?
ご覧の通りの風来坊ですよ。
名前?
そう、タカハシヒョウリとでもしておきましょう。
さて、世は「ウルトラセブン」放送50周年一色!
10月より本格的な周年シーズンに突入した「ウルトラセブン」。
ハロウィンで賑わう渋谷の街は、主にアンドロイドゼロワンのコスプレ女子で溢れていると聞き及んでいます。
多少の誇張はしたものの、各地でウルトラセブンやウルトラシリーズにまつわる展示会が多数開催されていて、「全部行くには人間やめないと無理だよディオ~」という嬉しい悲鳴。
そんな中、池袋PARCOでは、一風変わったウルトラセブンに関するイベントが開催中だ。
その名も『70 CREATORS' SEVEN』。
70人のクリエイターがウルトラセブンを題材に、イラスト、立体、映像、など様々なアート作品で表現している。今回は、そのイベントに潜入し、個人的な見どころをガイドしたいと思う。
いかがだっただろうか、『70 CREATORS' SEVEN』。
一部の皆様には、かなりスーパーストライクに刺さるラインナップではなかろうか。
セブンを題材に70人70様でめちゃくちゃに遊んでいて、想像以上に面白い!
ⓒ横井孝二
ⓒ米澤稔&兵藤聡司
ⓒ開田裕治
ⓒ西川伸司
そして、たとえばここまで単純化しても、パロディ化しても、抽象化しても、一発でわかる「セブン」デザインの美しさ、作品の完成度が浮き彫りになる。題材としてのセブンのペダニウム合金並の強度と、実際にセブンを題材に表現できるアーティスト側の喜びも感じられたのが嬉しかった。
僕自身、科楽特奏隊の作品でセブンとコラボし、自分が監督したMVにセブンに出演してもらって、やっぱり特別な嬉しさがあった。
そういう喜びのバイブスがどの作品からも溢れている。
数あるイベントの中でも、こういうちょっと変化球な企画の選択肢も楽しみつつ、「ウルトラセブン」の懐の広さを感じて50周年を祝うのはいかがだろうか。
そして次回開催時は、ぜひ僕も呼んでほしい!
お願いします。
会 場:パルコミュージアム(池袋パルコ・本館7F)
期 間:2017年10月19日 (木)~2017年11月5日 (日) 10:00~21:00
※最終日は18:00閉場/入場は閉場の30分前まで
入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=1156