阪神一筋のナイスガイ・狩野恵輔 ファンに惜しまつつの『引退記念トークショー』
群馬県出身で「上州の掛布」と呼ばれたタイガース一筋の狩野恵輔選手
ファンに愛され続けてきた阪神タイガースの狩野恵輔。その『引退記念トークショー』が22日、ホテルヒューイット甲子園(旧ノボテル甲子園)で開催される。
まだ34歳という若さながら、思うようなプレーができないと今年での引退を決断。惜しまれつつも、9月18日に「自分ほど(ファンに)愛された選手はいないと思う」と、約17年の現役生活に別れを告げる引退会見を行った。狩野は2000年にドラフト3位で阪神タイガースに入団し、当初はキャッチャーとして活躍した。途中加入したライバルの城島健司にも情報を提供するなど男気がある選手で、今年は選手会長にもなっている。2011年に外野手に転向し、その後は怪我にも苦しんだ。後年は特に左投手用の代打要員として活躍。チャンスに強く意外性のあるバッターだったが、2017年は5打数0安打だった。
引退試合となった9月27日のウエスタンリーグでの広島戦では、1,000人のファンが並び、徹夜組も出るほど。どれだけファンに愛されていたかは、これをもって分かろうというものだ。
トークショーでは、公私ともに親交の深い能見篤史投手が友情出演。現役時代の裏話や質問コーナー、プレゼント抽選会、そして現役時代の貴重なグッズの記念オークションなど、数多くの企画が予定されている。タイガースファン、そして狩野選手ファンならずとも、男気溢れる同選手の最後の雄姿を目に焼き付けたい。
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