デーモン閣下が“人間っぽい”七三分け姿を披露 5回の説得の末撮影されたオンテックス新TVCMが放送スタート
デーモン閣下
2018年1月6日(土)から放送を開始したTVCMで、デーモン閣下が“人間っぽい”姿を披露している。
デーモン閣下が登場しているのは、リフォーム会社・オンテックスの新TVCM「視聴者」篇(30秒)。デーモン閣下は、頭部のみで2017年8月から放映されている同TVCMシリーズの「長持ち」篇、 「デザイン」篇に出演。“家屋”として登場しインパクト抜群の姿を披露し続けている。新作となる「視聴者」篇では、デーモン閣下が営業マンから「人間っぽくしてほしい」と懇願され、人間風のメイクを施すことに。さらに、笑顔で外壁リフォームの自由なデザイン性やクオリティ、技術力をアピールしている。
撮影エピソード
「閣下入られまーす」の声がかかると、撮影スタジオ内の緊張感が一気に高まった。しかし、登場したデーモン閣下は、首から下こそ通常の衣装ながら、顔は人間風メイクで髪型は七三分けという、あまりにも意外すぎるスタイル。その姿を見て、企画内容を知っているスタッフでさえも驚きの表情を浮かべたという。閣下を迎えに行ったスタッフが“本悪魔”に気づかず、探しに行ってしまう一幕もあったとか。
やや赤みがかった人間風メイクは、白とグレーがベースとなるデーモン閣下の“悪魔の肌”に色を乗せるため、どの程度の配色にすべきかテスト段階から試行錯誤が繰り返された。いよいよ本番前、ムラにならないかなど細心の注意を払ってのデリケートなメイク作業が行われ、無事に完成。肌の色を替えながらも、目の周りには悪魔の肌を残し、デーモン閣下らしい表情としているところがポイントだという。
人間になることを拒み続けるも、5回目の説得で快諾
企画について説明を行った際、デーモン閣下は人間風メイクで出演することに難色を示していたという。しかし撮影スタッフは粘り強く交渉を重ね、5回目の説得でついに「OK」の返事をもらえたとのこと。デーモン閣下はその後、快く撮影に協力し、自身も初体験となるサラリーマン風ヘアスタイルを鏡でチェック。少し照れながらも楽しそうな表情を浮かべていたという。
撮影に際し、デーモン閣下は、「訪れた営業マンから『もう少しだけ人間っぽく』とリクエストされた際、アーティストとして突っぱねるのではなく、いち社会人として、渋々ながらもクライアントの要望に応えるリアルなサラリーマンのリアクションをしてほしい」とリクエストされたとのこと。スタッフの要求をすぐに理解したデーモン閣下は、カメラの前で完璧な役作りを披露し、現場のムードまで盛り上げたそう。
「長持ち」篇 (15秒)
デーモン閣下を起用したCMは、東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島地区にて順次オンエア。