殴打事件、プロボクサー転身 女子フィギュアスケート・ハーディング波乱の半生描く『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』日本公開
マーゴット・ロビー (C)2017 AI Film Entertainment LLC
元フィギュアスケート選手トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を描いた映画『I,Tonya(原題)』が『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』として、5月4日(金・祝)に日本で封切られることが決定した。
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、『スーサイド・スクワッド』マーゴット・ロビーの主演最新作。1994年のフィギュアスケート・リレハンメルオリンピック米選考会となる全⽶選⼿権の会場で、練習を終えたナンシー・ケリガンが何者かに襲われた事件への関与疑惑や、その後のボクサー転向などで知られる、元フィギュア選手トーニャ・ハーディングの波乱の半生が描かれる。メガホンをとったのは、『ラースと、その彼女』や『フライトナイト/恐怖の夜』のクレイグ・ガレスピー監督。
アリソン・ジャネイ
マーゴット・ロビーは、ハーディングの立ち振る舞いまでをコピーする熱演を見せ、トーニャの鬼母ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイの怪演が高く評価され、同作は第75回ゴールデングローブ賞ではミュージカル・コメディ部門・作品賞、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞(アリソン・ジャネイ)の3部門にノミネートされ助演女優賞を受賞。そのほか多数の映画賞でノミネート・受賞を果たしている。
なお、トーニャ・ハーディングはナンシー・ケリガン襲撃事件への関与を疑われ、司法取引を受け⼊れたのち、全⽶スケート協会に1994 年全⽶選⼿権での優勝と1999年までの公式⼤会出場権やコーチになるための権利を剥奪されている。2002年にはプロボクサーに転向したが思うような結果を残せず引退。また、⼥優として銀幕デビューも果たした。再再婚ののち子どもももうけ、現在は造園業を営んでいるという。
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)より TOHOシネマズ他、全国ロードショー。