1話を見終えての今期注目アニメピックアップ!
©BONES・會川 昇/コンクリートレボルティオ製作委員会
各ジャンルに良作が集まるなど、今期は豊作!
ようやく1周して全新作の1話が放映されたところだが、ファーストインプレッションで筆者がオススメしていきたい作品を何本かピックアップしていく。豊作の秋の中でも、見逃せない作品ばかりなので、ぜひとも鑑賞してほしい。
『ルパン三世 新シリーズ』
説明不要の名シリーズだが、昔のテイストを現代に蘇らせているところが素敵だ。ハードボイルドとコミカルがちょうどいいバランスに仕上がっており、大人のアニメとして十分な見応えを見せてくれる。制作陣のシリーズへの愛を感じる作品だ。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
泥臭い主人公たちが魅力的な、今までにないガンダムワールドが展開する期待の作品。第一話のガンダム・バルバトス登場シーンでは巨大なメイスでの攻撃というインパクトのある撃破シーンで視聴者のハートをがっちりキャッチしてくれた。魅力的なキャラクターたちが多数登場し、岡田麿里氏の脚本がどのように世界を構築していくのか注目される。
『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』
スーパーロボットや魔女っ子、超人を含めたヒーローをテーマにした人間ドラマという題材をうまく扱っている。いきなりヒロインの魔女っ子シーンと宇宙人との超人バトルから始まるなど、キャッチーな展開も◎。ヒーローを守る存在という今までになかった角度の視点が興味深い作品だ。
『ハイキュー!! セカンドシーズン』
青春ドラマの続編が夕方から夜にシフト。だが熱さは変わらないどころかより増しており、烏野高校排球部のメンバーたちが過ごす青春の日々を堪能できる。女性人気の高い本作だが、男性もぜひチェックしてもらいたい。セカンドシーズンということで前作を見ていない方に不安があるかもしれないが、キャラクターがはっきりしているので今期から鑑賞しても楽しめるだろう。
『ワンパンマン』
趣味でヒーローを始めた男が、あまりに強くなりすぎてしまい孤高ゆえの虚しさを感じる、というストーリー。作画の気合が他作品と比べても頭一つ抜けており、シリアスとギャグを織り込んだストーリーを盛り上げてくれる。敵か味方か、ライバルになるキャラクターもこれから多数登場しそうなので、お気に入りのキャラの活躍を応援するのも楽しそうだ。大人のヒーロー作品として堪能していきたい。
『おそ松さん』
赤塚不二夫生誕80周年記念作品というお題目を掲げて、これでもかというほどのパロディとギャグを織り込んで放送された第一話は衝撃的な内容で、リアルタイムで見ていた人のSNS上での反応も凄まじかった。これからの展開が全く読めない不条理な展開はまさに赤塚不二夫の系譜を引き継いでいるのではないだろうか。チョロ松役の神谷浩史さんが繰り出す高速ツッコミだけでも見る価値が有るかもしれないぞ。
これら以外の作品も、全体的に見ても作品数が多く、見るものが多すぎて迷ってしまいがちかも。そういう時は全部見ていくのがアニメ好きのスタイルだと提案する。特に日曜日に良作が集まっているので、レコーダーは日曜日を重点的に回していくといいだろう。今後も注目の展開を見せる作品があれば、個別に紹介していきたい。