Kalafina ドキュメンタリー映画舞台挨拶に笑顔で登場 10年の歌の旅に「いつもありがたい時間をありがとう」

レポート
アニメ/ゲーム
2018.3.31

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Kalafina初となるドキュメンタリー映画『Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~』の初日舞台挨拶をTOHOシネマズ日比谷で行った。

音楽評論家の冨田明宏を司会に迎え、3月11日に開催された『Toyosu Music Collaboration』以来の登場となったKalafina。Wakanaは「この大きなスクリーンでこれからご覧になるということで、たぶんみなさんも楽しみに、ワクワクされているんだと思います。羨ましい!」と朗らかにトークショーはスタート。

デビュー10週年の節目に制作された本作についてKeikoは「ドキュメンタリーと聞いたときに、頭で、「=密着!」っていうふうになっちゃって、やだなって思いました。でも途中からカメラマンさんの持つカメラが大きなカバンに見えてきて、慣れてきましたね」と初の密着に戸惑いがあったことを告白。

1月23日に開催された日本武道館での10周年ライブに向けてのドキュメントという側面も持つ本作については「私達にとって三回目の日本武道館でのワンマンだったんですが、前日からリハーサルが本番のような気持ちで、当日は温かい気持ちで迎えられましたね、まあもっのすごい雪でしたけど!」とWakanaが笑いを誘った。

同じく2017年に行われた日光東照宮・奈良興福寺の世界遺産でのライブについてHikaruは「清らかな気持ちでステージに立ったりというか、その空間がすごく神聖なものに感じたり。空間に結界が貼られてドームみたいになっているというか、そこにいるだけで気持ちが真っ白になれるというか。歌に全部を注ぎ込めた4日でした」と特別なライブについてコメントした。

映画の中では三人それぞれが故郷(Wakana:九州・Keiko:東京・Hikaru:富山)を尋ねるシーンもあり、ツアー富山公演の朝に撮影したというHikaruが「その日の朝に巡ってしまったために、公演の最後に涙を流してしまいまして。それがばっちり収められております。ちょっと恥ずかしいですけど、やっぱりそういうレアなところも今回の映画ですから。正直言うとカットして欲しかったけど、10周年だから残してもいいかなっていう気持ちで思いとどまりました」と感慨深そうに語った。

最後にKalafinaが歩んできた10年について聞かれ、Wakanaは「10年って聞くとすごく長いですよね、でもわたしたちにとっての10年というのは本当に歌をたくさん届けてきた10年ってはっきりといえると思います」と自身の歌について語った。

Keikoは「今日みなさんと過ごす空気感が、まるでいつものライブみたいな空気感になっていて、すごく不思議だなと思ったんですが、Kalafinaのライブはいつもこうだって思いながら、今日はしゃべってました。いつもあたたかい時間をありがとうございました。そして、楽しんで見てください。ありがとうございました。」と少し声を震わせながらコメントした。

Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~』は3月30日より2週間限定公開中。

文・レポート:加東岳史・福田裕美

上映情報

『Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~』
2018年3月30日(金)~4月12日(木)2週間限定ロードショー監督:河東茂
製作:「Kalafina10thAnniversaryFilm」製作委員会配給:東宝映像事業部
(C)2018「Kalafina10thAnniversaryFilm」製作委員会
2018年3月30日(金)~4月12日(木)2週間限定ロードショー
公式サイト:kalafina10th-film.jp​
 
 
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