人気絵本『はらぺこあおむし』でお馴染み、『エリック・カール展 THE ART OF ERIC CARLE』 いわき市立美術館で開催中
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『はらぺこあおむし』小さなあおむしは、 もりもりと食べつづけて美しい蝶になった。 数や曜日の認識をおりこみ、 穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。
『エリック・カール展 THE ART OF ERIC CARLE』が、2018年5月27日(日)まで、福島県のいわき市立美術館で開催中だ。
「ぽん!」とたまごからちっぽけなあおむしがうまれてから、およそ50年。世界のどこかで30秒に1冊売れているといわれる人気絵本『はらぺこあおむし』や『パパ、 お月さまとって!』など、これまでに数々の名作絵本を世に送り出してきたエリック・カールの展覧会が、全国4都市を巡回し、最終会場の福島で開催されている。
『パパ、 お月さまとって!』娘に月をせがまれて、 パパは本当に月を連れてきた! 画面が左右上下に広がるしかけで、 空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。
「アメリカを代表する絵本作家エリック・カール(1929-)は、小さなあおむしとともに長く豊かな道を歩んできました。本展は、いまなお輝きを失わないエリック・カールの世界を、原画を中心に、初期の素描・版画、立体や最新作のコラージュも交えた約160点の作品、資料により振り返るものです。カールに出会ったばかりの子どもたち、親として再会を果たしたおとなたちに、色彩豊かなその世界が開かれることでしょう」(エリック・カール展公式サイトより)
Part I:エリック・カールの世界
『月ようびはなにたべる?』月曜から日曜までの食べ物と動物を織りこんだアメリカのわらべ唄絵本。 カールの描く色鮮やかなコラージュが一段と美しく印象的。
『はらぺこあおむし』をはじめ、色鮮やかな作品を世に送り出してきたカール。生きものや自然、家族などのテーマにそって、シンプルで繊細な原画の数々を楽しめる。
Part II:エリック・カールの物語
『こぐまくんこぐまくんなにみてるの?』こぐまがみているのはモモンガ? スカンク? 見開きいっぱいに登場する動物の絵を指さしながら、 親子の会話がはずむ絵本です。
他のアーティストからの影響や、絵本を超えたさまざまな創作活動に触れながら、「色の魔術師」と呼ばれるカールの人生をたどる。
イベント情報
会場:いわき市立美術館(福島県いわき市平字堂根町4-4)
会期:2018年4月14日(土)~5月27日(日)
開館時間:9時30分~17時(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、4月30日は開館)
観覧料:一般1,000(800)円 高・高専・大500(400)円 小・中生300(240)円