三浦友理枝、自身の「ピアノ・リサイタル」2018.7.27を動画で語る

2018.5.14
ニュース
動画
クラシック


三浦友理枝が2018年7月27日に東京・浜離宮朝日ホールにてピアノ・リサイタルを開催する。今回は、オール・ショパンプログラムだ。

三浦は、2005年英国王立音楽院大学課程を首席で卒業、2007年同音楽院・修士課程も首席で修了した俊英ピアニストだ。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、2006年「第15回リーズ国際ピアノコンクール」特別賞を受賞し、2005年にエイベックス・クラシックスからCDデビュー、これまでに6枚のCDをリリースした。2016年には第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞している。

そんな彼女のリサイタルデビューは1999年、高校3年生の時だった。その時もオール・ショパンプログラム。その時にメインに据えたのが、ピアノソナタ第3番だった。彼女は当時「ピアノ人生の節目節目に取り上げては少しずつでも進化した演奏をしていきたい」と思ったという。その時から20年近い歳月の流れた今回のリサイタルでは、その3番のソナタ(作品番号58)をはじめ、綺羅星のごとく数々の傑作が生み出された、作品番号50番代の円熟期の作品をまとめて演奏する。

以下に彼女から届いたコメント動画を紹介する。

【動画】三浦友理枝「ピアノ・リサイタル」2018.7.27を語る


また、2018年5月16日には、最新アルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリースする。ショパンのバラード全4曲とスケルツォ全4曲という、ピアニストなら誰しもいつかは録音してみたい、ショパンの王道アルバムである。ショパンの人生の深化をたどる大作一つひとつを、楽譜に描かれた音と音の行間に至るまで作曲家が籠めた心意を大切に汲み取り、全ての音を息づかせるかのような圧巻の演奏で描き切っている。こちらも必聴といえるだろう。

公演情報

三浦友理枝ピアノ・リサイタル
■会場:浜離宮朝日ホール
■日時:2018年7月27日(金)19:00
■出演
三浦友理枝(ピアノ)
■曲目:【オールショパンプログラム】
子守歌 変ニ長調 Op. 57
スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
2つのノクターン Op. 55
第1番 ヘ短調
第2番 変ホ長調
バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
3つのマズルカ Op. 59
第1番 イ短調
第2番 変イ長調
第3番 嬰ヘ短調
ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
■主催:朝日新聞社、イープラス
■公演に関する問い合わせ
公演事務局 info-yuriemiura@eplus.co.jp
■公式サイト:http://www.yuriemiura.net/

リリース情報

三浦友理枝「ショパン:バラード&スケルツォ」
ショパン Frederic Chopin(1810-1849)
2018 年5 月16日発売
定価:\3,000(本体価格)+税 [2CD]
AVCL-25964/5

Disc 1
1 バラード 第1番 ト短調 作品 23
 Ballade No.1 in G minor, Op.23
2 バラード 第2番 ヘ長調 作品 38
 Ballade No.2 in F major, Op.38
3 バラード 第3番 変イ長調 作品 47
 Ballade No.3 in A-flat major, Op.47
4 バラード 第4番 ヘ短調 作品 52
 Ballade No.4 in F minor, Op.52

 
Disc 2
1 スケルツォ 第1番 ロ短調 作品 20
 Scherzo No.1 in B minor, Op.20
2 スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品 31
 Scherzo No.2 in B-flat minor, Op.31
3 スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品 39
 Scherzo No.3 in C-sharp minor, Op.39
4 スケルツォ 第4番 ホ長調 作品 54
 Scherzo No.4 in E major, Op.54

 
三浦友理枝(ピアノ) Yurie Miura, piano
[録音]2018年2月19日~22日 稲城市立iプラザ