Goose house、『Goose house Live Tour 2018 Flight』ファイナルでチャゲアスのカバーも披露
Goose house
Goose houseが、大阪・Zepp Nambaで『Goose house Live Tour 2018 Flight』のファイナル公演を迎えた。
今年4月にリリースされた最新アルバムを引っさげたツアーのファイナル公演を迎え、リーダー(仮)の工藤秀平は「今日はホントにホントの最後なんですよ、ファイナルです!札幌、名古屋、東京とまわってみなさんの愛を背負ってここにきてます。最終日大阪、ちょっと微妙だったなんて言ったらみんなにも失礼なので今日は最高の1日にしよう!」と客席をあおる。
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メンバーを構成する6人全員が、シンガーソングライターとしても活動する、彼らならではの巧みな演奏はもちろんのこと、洗練されたコーラスワーク、そしてYouTubeライブで鍛えられた、流れるようなMCの掛け合いでライブは展開していく。「Goose houseはいつも、曲を作るときに聞いてくれるみなさんのことを想像しながら作っています。どんなときに悩むのかな、どんなときに立ち止まるのかな、なんて考えながら。今回のアルバム“Flight”には特にそういう思いが詰まってます」と最新アルバムに込めた思いを伝えた。
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中盤には、ライブならではということで、“諸般の事情によりYouTubeでは披露していない”というカバー、aikoの「カブトムシ」、SMAPの「夜空ノムコウ」などを挟むと、「もう一曲、カバーやっていいですか?ずーっと歌いたくて無くしちゃいけない曲で、ずっとカバーしたかった」と工藤が話すとタイトルは言わずに、CHAGE&ASKAの「YAH-YAH-YAH」を演奏、誰もが知っているこの曲は会場全体との大合唱になった。
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アンコールではツアーファイナルということで、メンバーそれぞれがマイクをとりその思いを伝える時間も設けられ、「やっぱ、メンバーの入れ替わりを繰り返して、ライブをするときの楽器編成も大変だけど、みんなのいい顔みるために頑張ってきました。ホントにありがとう」(ワタナベシュウヘイ)、「活動するのって、何事もそうだけど、楽しいことばかりではなくて、大阪でこんなにたくさんの人が集まって、ひとりひとりが私たちの音楽を楽しんでくれるから、私たちも音楽を心から楽しみ続けることができるんです」(マナミ)、「地元から上京して、結成当初の危険な旅を始めた自分を想像できない。ホントに、こんな未来が待っているなんて想像していなかった。またみんなの笑顔に会いに来ます。」(齊藤ジョニー)、「こうやって集まってくれて、近い距離で私たちを世界につなげてくれているのは、集まってくれたみんなひとりひとりだなと実感しています」(竹渕慶)と続くと、沙夜香は「私の音楽はGoose houseなんです。Goose houseの一員になる前は、会場のみんなと同じ場所にいて、それまではOLをしていて、毎日同じことをしていて、何をしていいのかわからない時にGoose houseに出会って・・・。メンバーと一緒に音楽ができてうれしいし・・・来てくれるみんながいるので本当に幸せです」と時折声をつまらせ、涙する場面も。
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最後には「壁にあたったとき、何かを諦めなくてはならないときがあると思うんです。僕らも同じです。そんなとき、僕たちを支えてくれてるのはみなさんです。いつもありがとう。あいつらも頑張ってるなら私も頑張ろうと思えるような、毎日を一緒に過ごしていこう」とリーダー(仮)の工藤秀平が締めると、最新アルバムにも収録されている「笑顔の花」を会場全体で歌い、ツアー最終日は幕を閉じた。
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最新アルバムからの曲だけでなく、6年前に発表された曲「CHANGE!! 」や、Goose houseにとっては欠かすことのできない、オリジナルへの愛情を感じる圧巻のアレンジのカバー曲などで彩られた、彼らにしか成し得ないものとなったこのツアーは幕を下ろした。
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1.この指とまれ
2.ドミノエフェクト
3.僕らだけの等身大
4.#記念写真
5.繋ぐひと
6.カブトムシ(カバー)
7.夜空ノムコウ(カバー)
8.YAH-YAH-YAH(カバー)
9.CHANGE!!
10.光るなら
11.春の涙を
12.Non Stop! Journey
13.何もかも有り余っているこんな時代も
14.オトノナルホウヘ→
EN1.Shape of you(カバー)
EN2.笑顔の花