生命の奇跡と大切さをテーマに表現、『古澤洋子 日本画展 ―楽園―』が開催
2018.5.24
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2018年5月18日(金)~6月2日(土)まで、東京都目黒区・MDP GALLERYにて、『古澤洋子 日本画展 ―楽園―』が開催される。
「楽園」とは、辞書に“苦しみのない楽しい場所”と記されている。近年、「生命」の奇跡と大切さをテーマに絵画表現を試みている日本画家・古澤洋子が感じる、決して理想郷ではなく平穏な暮らしができる幸せ、苦しみのない現実が持続するように願いを込めた作品を展示。
作品の一例として、「生命は長い時間の積み重ねの上で、ほんの一瞬だけこの世に生を受け生きている奇跡である」ということを訴えている作品や、「人々が輪になり寄り添い、平穏な暮らしがずっと先まで続いていってほしい」という願いを込めた作品など、近作・新作品合わせて約25点を展示予定だ。
理不尽なかたちで命を奪われることや、過酷な状況により命の危機にさらされながら生きている人がいる中、何事もなく平穏に暮らせることは決して当たり前なことではなく、幸せなことであり、全生命がそれぞれの世界での楽園で生きてほしいという古澤洋子の想いが感じられる内容となっている。
イベント情報
古澤洋子 日本画展 ―楽園―
期間:5月18日(金)~6月2日(土)
場所:MDP GALLERY
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
アクセス:東急東横線 中目黒駅正面出口より徒歩8分
時間:11:00~19:00 ※日・月・祝祭日休廊
入場料:無料
作家情報
古澤洋子 画歴
1993年:金沢美術工芸大学日本画専攻大学院修了
第25回日展初入選
1995年:第51回石川県現代美術展 最高賞・美術文化特別賞受賞
1996年:青垣2001年日本画大賞展 兵庫県文化協会賞受賞
(‘98:朝日新聞社賞、‘01:佳作賞)
1998年:第54回石川県現代美術展 委嘱賞受賞
臥龍桜日本画大賞展 佳作賞受賞
2003年:第35回日展 特選受賞 (2008:特選受賞)
2004年:文化庁第38回現代美術選抜展出品
2007年:第42回日春展 日春賞・外務大臣賞受賞
2011年:個展(日本橋三越本店、名古屋、新潟、仙台、福岡、広島巡回)
明日への視座三人展(石川県立美術館)
2012年:第8回菅楯彦大賞展 佳作二席受賞、市民賞受賞(2016:第9回展出展)
2013年:第45回日展新審査員 就任
個展(北國新聞社赤羽・交流ホール)
2014年:個展(日本橋三越本店)
公募団体ベストセレクション美術2014 出品(東京都立美術館)
2017年:個展(日本橋三越本店)
石川県文化奨励賞 受賞
改組 新 第4回日展審査員 就任
北國文化賞 受賞
現在 :日展会員、日春展会員、財団法人石川県美術文化協会理事