RIZIN.11でRENAと浅倉カンナが再戦! 追加カードは“ママファイター”同士の闘いに

2018.6.8
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浅倉カンナ(左)とRENA(右)

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7月29日(日)に行われる『RIZIN.11』で、女子スーパーアトム級トーナメントの優勝者・浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と、シュートボクシング世界女子フライ級王者・RENA(シーザージム)が再戦することが決まった。

両者は昨年末の大晦日に行われた、女子スーパーアトム級トーナメント決勝戦で激突。この試合では浅倉が1Rにチョークスリーパーを決めて優勝している。その後、RENAは5月に行われた『RIZIN.10』で、浅倉カンナがメリッサ・カラジャニス(カナダ)に判定勝利した際、リングに上がり再戦をアピールしていた。

2人の再戦についてはSNS上で賛否両論が飛び交っていた。これについて榊原信行RIZIN実行委員長は「炎上上等だと思っています。好き勝手言ってもらっていいと思います。だけど、それを払拭するかどうかはこの女子格闘家2人。僕らは女子格闘技をもっともっと世間に届けたいと思っています。この波をビックウェーブにして、日本の女子格闘技が世界を飲み込んでいく、そんなふうにしていきたいと思います」とコメントした。

RENAは再戦を受け入れた浅倉に感謝の言葉を述べ、「前回の試合は『カンナ選手』ではなく、『カンナちゃん』だったので。今、考えるとそこが初めからダメだったなと。でも今は『倒すべき相手、浅倉カンナ選手』と気持ちを切り替えているので。7月は連戦で厳しいですが、しっかり勝って『中心は私なんだぞ!』というところを見せたいと思います」と意気込んだ。

これに対して浅倉は「RIZINで“ジョシカク”を盛り上げてきたのはRENAさんで、トーナメントを開催できたのもRENAさんの活躍のおかげです。(中略)でもMMAファイターとして、チャンピオンとして、次はRENAさんにタップしてもらおうかなと思っています。7月は2人でおもしろい試合をして盛り上げていけたらと思っています」と話している。

山本美憂と石岡沙織

なお、さらなる追加カードとして、石岡沙織と山本美憂の対戦が発表されている。石岡と山本の対戦は“ママファイター”同士の闘いとなり、果たしてどんな戦いになるのか? とても楽しみだ。

石岡は「私たちにしかできない試合をして、ママさんたちに勇気を与えたいです」と“ママ”同士の対決の意味を話した。 一方、山本は「(昨年)10月に敗れ、しばらく間が空きましたけど。現在はいい環境で強くなることだけを考えてやっています。7月の試合を楽しみにしていてください」と話しており、久々の試合に向けて準備は万全のようだ。

さらに、重量級の追加カードとして、RIZIN三銃士の1人であるイリー・プロハースカ(チェコ)とブルーノ・カッペローザ(ブラジル)の対戦も発表された。

プロハースカはカッペローザを称えつつ「私の実力を証明するためには完封して仕留めなければならない相手だと思う。(中略)みんなを満足させる戦いを全力でお見せしたい」と完全勝利を宣言。一方、久々にRIZINのリングに戻ってきたカッペローザは「今の自分にとってはRIZINで試合することが世界一大切だと思っている」とRIZINに出れる喜びを噛み締め、最高の状態で試合に挑むことを約束した。

イベント情報

『RIZIN.11』

 日時:7月29日(日) 15:00開始
 場所:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)
 対戦カード:浅倉カンナvsRENA
       <RIZIN女子MMAルール :5分3R/49.0kg契約  ※肘あり>
       石岡沙織vs山本美憂
       <RIZIN女子MMAルール :5分3R/49.0kg契約>  
       イリー・プロハースカvsブルーノ・カッペローザ
       <RIZIN MMAルール:1R10分 / 2R5分/93.0kg契約 ※肘あり>  など