想像力で観る芝居! くちびるの会「カイコ」が11月に新宿で上演
2015.10.21
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くちびるの会 舞台「盗賊と花嫁」舞台写真より
くちびるの会 舞台「カイコ」が11月4日(水)から新宿三丁目のSPACE雑遊で上演される。
くちびるの会は2014年に山本タカが立ち上げたユニット。「素舞台・小道具なし」が基本で、舞台には一切の対象物が登場しないのが特徴的だが、俳優の身振り、表情などで情景が見えてくるから不思議だ。
前回の舞台「盗賊と花嫁」では「桜の園の満開の下」をモチーフにした話が展開されたが、今回の「カイコ」は「人生と記憶にまつわる物語」になるとのこと。
STORY
—いつもの帰り道を外れると、しっとりと過去に濡れる線路があった。
青い滑り台と煤けたベンチがそら寒い、大都会の小さな公園。
その横にある煉瓦造りの下水道。僕は鉄柵跨いで、えいやとばかり下っていった!
消防車の残響こだまするトンネルを抜け、僕の前に現れたのは、白い、もやっとした何か。
それは眠りを誘う様でいながら、僕を乗せると猛スピードで走り出した!
これは、思い出遡る時間列車。走馬灯のプラネタリウムだったのか!?
次第に回想は、何者かによって奪われる!
「僕はもう一度、僕のために思い出し直すんだ!」
人間と「過去」との付き合い方を描いた、くちびるの会が送る珠玉のファンタジー。
—いつもの帰り道を外れると、しっとりと過去に濡れる線路があった。
青い滑り台と煤けたベンチがそら寒い、大都会の小さな公園。
その横にある煉瓦造りの下水道。僕は鉄柵跨いで、えいやとばかり下っていった!
消防車の残響こだまするトンネルを抜け、僕の前に現れたのは、白い、もやっとした何か。
それは眠りを誘う様でいながら、僕を乗せると猛スピードで走り出した!
これは、思い出遡る時間列車。走馬灯のプラネタリウムだったのか!?
次第に回想は、何者かによって奪われる!
「僕はもう一度、僕のために思い出し直すんだ!」
人間と「過去」との付き合い方を描いた、くちびるの会が送る珠玉のファンタジー。
回顧ということなのだろうか。カタカナで書いてあるだけに、他の意味もあるのかもしれない。
出演者は「虚構の劇団」の杉浦一輝、橘花梨など。
詳細は公式サイトで!
(文:森脇孝)
公演情報
くちびるの会「カイコ」
■期間:2015年11月4日(水)~10日(火)
■会場:SPACE雑遊
■作・演出:山本タカ
■出演:杉浦一輝(虚構の劇団) 橘 花梨 佐藤修作(四次元ボックス) 東澤有香 外村道子(ECHOES) 熊野利哉(江古田のガールズ) 桑野賢類(無隣館) 根津弥生(机上風景)
■公式サイト:http://kuchibirunokai.jp/
■期間:2015年11月4日(水)~10日(火)
■会場:SPACE雑遊
■作・演出:山本タカ
■出演:杉浦一輝(虚構の劇団) 橘 花梨 佐藤修作(四次元ボックス) 東澤有香 外村道子(ECHOES) 熊野利哉(江古田のガールズ) 桑野賢類(無隣館) 根津弥生(机上風景)
■公式サイト:http://kuchibirunokai.jp/