チームラボ、『下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab』を今年も開催 京都の世界遺産を光のアート空間に

ニュース
アート
2018.6.6
呼応する、 たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine   teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

呼応する、 たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

画像を全て表示(3件)

チームラボが、 世界遺産(ユネスコ世界文化遺産)古都京都の文化財「下鴨神社(賀茂御祖神社)」にて、『下鴨神社 糺の森の光の祭(しもがもじんじゃ ただすのもりのひかりのまつり)Art by teamLab』を今年も開催する。期間は、2018年8月17日(金)~9月2日(日)まで。


糺(ただす)の森の参道を光のアート空間にする作品「呼応する、たちつづけるものたちと森 - 下鴨神社 糺の森」と、下鴨神社の楼門の中の空間に「呼応する球体 - 下鴨神社」を展示。参道沿いの木々と楼門内を、光と音とデジタルテクノロジーにより、人々の存在によって変化するアート空間に変える。

展示作品「呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森」

呼応する、 たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine   teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

呼応する、 たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

世界遺産である下鴨神社の糺の森の中の参道沿いに置かれた立ち続けるものたちと、参道の木々が光り輝く。立ち続けるものたちと木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりしている。

立ち続けるものたちは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の立ち続けるものたちと木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、立ち続けるものたちと木々に連続して広がっていく。そしてその先にある下鴨神社の楼門の中の空間にただよう光の球体にも呼応していく。球体の光も、楼門を超えて、立ち続けるものたちと木々に伝播し、連続する。

長い参道の向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに、人や森に住む動物がいることを意味する。人々は同じ空間にいる他の者の存在を普段より意識するだろう。

展示作品「呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森」

呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森 / Resonating Spheres – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine   teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森 / Resonating Spheres – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

下鴨神社の楼門の中の空間にただよう光の球体は、自律し、強く輝いたり消えたりし、まるでゆっくりと呼吸しているかのようにふるまう。

光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、そのまわりの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせていく。そして次々にまわりの球体も連続的に呼応していく。

球体の近くの木の光も、同じように呼応する。木の光は、楼門を超え、参道の木々の光も呼応し、光の色を変え、音色を響かせる。また、参道の木々の光も、楼門を超え、楼門の中の木の光に伝播し、同じように、近くの球体は呼応する。

球体の光も、参道の木々の光も、楼門を超えて、互いに呼応し連続する。人々は、楼門を超えて、同じ空間にいる他の人々や動物達の存在を普段より意識するだろう。

呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森 / Resonating Spheres – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine   teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

呼応する球体 – 下鴨神社 糺の森 / Resonating Spheres – Forest of Tadasu at Shimogamo Shrine teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

イベント情報

下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab
会期: 平成30年8月17日(金)~9月2日(日)
会場: 下鴨神社(賀茂御祖神社)糺の森 京都府京都市 左京区下鴨泉川町59
※糺の森南側、 御影通りからご入場ください。 
時間: 18:30~22:00(最終入場21:30)
※会場の混雑状況により変更することがあります。 
入場料: 平日1,000円 土日1,200円 ※小学生以下無料
※8月17日(金)~19日(日)3日間のみ使用可能な限定前売ペア券 1,200円(2名1組)
※前売ペア券は、 枚数限定で販売いたします。 
URL: http://shimogamo-lightfestival.teamlab.art
シェア / 保存先を選択