鳥海浩輔、前野智昭、森久保祥太郎が番組の思い出を振り返る「この３人ならなんでもできそうな気がする」

声優の鳥海浩輔と前野智昭が、DVD『江口拓也の俺たちだってもっと癒されたい！特別編〜金沢の旅〜』に出演したことをきっかけに誕生した『鳥海浩輔・前野智昭の大人のトリセツ』（通称：鳥セツ）は、鳥海と前野がさまざまなゲストを迎え“大人のたしなみ”を楽しむ番組だ。８月８日(水)の放送回では先週の放送に引き続き、森久保祥太郎をゲストに熟成肉を堪能。後半では番組行きつけのバーで“声優”という仕事について語り合う。今回は、鳥海・前野・森久保の３人が収録の思い出についてたっぷりと語ったオフィシャルインタビューをお届けしよう。

——まずはあらためて、皆さんが仲よくなったきっかけを教えてください。

鳥海：森久保さんと僕は20代前半からの付き合いで、作品で共演する前から飲みに行ったりはしていました。その後、仕事上で一緒に忍者になったりサッカーをするようになって（笑）、毎週飲んだりとか。森久保さんとは同学年ということもあって、自然と仲よくなっていきました。前野くんは同じ事務所ですけど、実は共演するまでは時間がかかってるんです。ゲームでの共演はあったんですけど、一緒に収録をする機会があまりなくて。親しくなったのは、某アイドル作品で共演してからですね（笑）。そこから共演が一気に増えて、今に至ります。

森久保：僕は前野くんとは、とある作品がきっかけで仲よくなったんですけど、前々から鳥海さんが「あいつがいれば何事も上手くいく！」と言っていて、信頼を置いている後輩なんだなと思っていました。

前野：僕はゲームでの共演もそうですが、やっぱり仲よくなったきっかけとしては、某アイドル作品が大きいと思います。とくに森久保さんとは同じユニットを組ませていただきましたし。

——プライベートで遊びに行ったり、ご飯に行ったりすることはありますか？

前野：鳥海さんと森久保さんは、よく一緒に行かれるんじゃないですか？

森久保：行くねぇ、昔からよく行くよ。

前野：僕はプライベートで遊びに行くのは寺島（拓篤）くんとKENNくんぐらいしかいないですね。

鳥海：一緒に映画を見に行く仲間たちだよね。

前野：そうです（笑）。

森久保：鳥海さんと前野くんのふたりで飲みに行くことはないの？

鳥海：ふたりではあまりないね。一回飲みに行ったことはあるけど、それもラジオ収録の合間だったし……。俺、前野くんの車の助手席に乗ったことすらないもん。

森久保：あ！ 俺もない！

前野：いやいや、そんなに人を乗せる機会なんてないじゃないですか（笑）。

鳥海：祥ちゃんの隣はいっぱい乗ったよ！

森久保：（笑）。すごい遠くまで乗せていったりしたよねぇ。前野くんと俺がふたりで飲んだのって、俺の家に来てくれたときだっけ？
 
前野：そうですね。

鳥海：じゃあ今度３人で飲みに行こうか。

前野：ぜひぜひ！

——今回はストレッチと食事がメインでしたが、この３人でやってみたいスポーツなどはありますか？

鳥海：この３人ならなんでもできそうな気がするよね。

前野：何がいいですかね……。

森久保：バッティングセンター行く？

鳥海：バッティングセンターって、酔ってるとき以外やった記憶がないな……。ボーリング、ダーツ、ビリヤードとかはどう？ 俺、素面でやると点数が下がるんです（笑）。

森久保：僕らふたりは日常的にやってた世代だからね。この感覚をわかってくれる最後の世代が、ちょうど前野くん世代だと思うから、ちょうどいいんじゃないかな。

——それでは、今回ロケをされたDr.ストレッチさんでの体験はいかがでしたか？

鳥海・前野：気持ちよかった?！

森久保：たまに、ちょっとキツかったですけどね（笑）。

前野：これ以上は動かないと思っていた部分が、ストレッチをしてもらって動くようになったのがすごかったです！

鳥海：本当に、身体は楽になりましたね。あの短時間でこんなに楽になるなら、90分やったらどうなってしまうんだろう……。

森久保：生まれたての小鹿みたいになるんじゃない？

鳥海：（笑）。

森久保：マッサージだと終わったあとすぐ寝たくなるんですけど、今回のストレッチは元気になるっていうか、活力になりましたね。短時間だったのもちょうどよかったのかも。

——ちなみに、普段から体に気をつけていることはありますか？

鳥海：特にないですね。

森久保：気をつけてたら、今日みたいな結果にはならなかったね（笑）。

鳥海：そもそも大きい声を出すだけでも体内で爆発が起こるというか、間違った信号を無理やり送っているから、僕らの仕事って肉体的な疲労も大きいんですよね。

森久保：そうそう！ マイク前に立って喋ってるだけに見えるかもしれませんが（笑）、何時間も喋っているだけでも、体には結構な負担がかかるんですよ。

鳥海：普通、こんなに長時間話したり叫んだりしないですからね（笑）。本来の生活とはかけ離れたことをしている分、体への負担もかかっているみたいです。

前野：人によっては神経を弱らせちゃうこともあるらしいですからね。僕は気をつけるってほどではないですが、ジムで体を動かして、たくさん汗をかくようにはしています。

——それでは、次に伺った熟成肉のお店はいかがだったでしょうか？

鳥海：いやぁ、美味しかったです。カルパッチョも前菜としては最高でしたね。

前野：牛肉の生ハムがすごく新鮮でした。

森久保：鳥海さんも言ってましたけど、熟成肉って流行ったじゃないですか。だからこれまでにも、いろいろと食べてみたんですが、「これぞ！」っていう自分好みのお店がなかったんです。でも、今日のお店はドストライクでした。

鳥海：また行きたいって思えるお店でしたね。ちゃんと熟成されて、味が凝縮されていて美味しかったです。

前野：ワインもお肉に合っていましたね。シャトーブリアンも美味しかったし。

森久保：これぞ“王様”って感じだったよね。ただ、シャトーブリアンはもう熟成肉以外では食べられないですね。脂が……（苦笑）。

——森久保さんは以前、『東京乙女レストラン』という料理番組でシェフをされていましたが、最近、料理はされていますか？

森久保：やってますよ！ 今も料理が大好きなので、またいつか料理番組ができたらいいなと思っています。 

前野：その料理番組の相方は、花江夏樹くんでしたね。今は朝早い番組に出ていますけど……。

鳥海：彼はゲストシェフみたいな形で出てもらったらどうでしょう？（笑）

——前野さんと鳥海さんもよく料理をされるそうですので、ぜひ３人の得意料理を教えてください。

森久保：僕はサムゲタンです。鶏肉といろんな薬味を入れて作るスープですね。薬味の割合を決めて下準備をしたら、あとは圧力鍋で煮込むだけなんですけど、過去に人に作ったことのある料理の中でリクエストが多いのはこれですね。

鳥海：僕はチャーハンが一番上手に作れます。お米もパラパラになるし、味つけも完璧です。あとはオムライスですね。

前野：僕が最近よく作るのはチーズタッカルビですね。辛党なのもあって、美味しくて好きです。

——最後に、番組を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

森久保：こんなに幸せな番組に呼んでいただけて、僕個人が体験したいこと、このお二人と一緒に体験したいことのどちらも叶って満足しています。番組を見て、皆さんも興味を持ってもらえたら嬉しいなと思います。

鳥海：今回のゲストは、昔からよく知っている森久保さんということで、何の不安もなく収録に入れました。途中でMCを取られてしまうのではないかと思ったりもしましたが（笑）、いつも通り、美味しい食事と体験ができました。ご覧になった皆さんにも楽しんでいただいて、興味を持っていただける内容になっていたらいいなと思います。

前野：最初にいただいたコーヒーも、熟成肉も美味しかったですし、ストレッチも興味のあるジャンルだったのでいい経験をさせていただきました。ゲストも、普段からお世話になっている森久保さんだったので、安心して楽しむことができました。今回のお店も、プライベートで行ってみたいと思うお店ばかりでした。ありがとうございました。