ももクロ楽曲のジュークボックスミュージカル『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』稽古場レポート

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『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』の稽古に臨むももいろクローバーZのメンバー

今年デビュー10周年を迎えたももいろクローバーZが、3年ぶりの舞台に挑戦している。彼女たちの楽曲を詰め込んだジュークボックスミュージカル『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』だ。本番までいよいよ1か月を切った、稽古場の様子を写真とともにお伝えしたい。

『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』の稽古の様子

午後2時半、ももクロのメンバーたちが稽古場に現れる。軽くストレッチをしたり、共演者である元宝塚歌劇団の妃海風と談笑したりして、和やかな雰囲気で稽古が始まった。
　

『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』の稽古の様子

カナコ・シオリ・レニ・アヤカはダンスが大好きで、高校のダンス部に所属している。近々控えているダンスの大会に向けて稽古に励んでいたが、部活帰りの交差点で悲劇が起きてしまう。これは夢なのか、現実なのか。彼女たちの思いが一つになった時、奇跡は起こるのか……というあらすじだ。

『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』の稽古の様子

この日の稽古では、2幕の芝居稽古から始まった。2015年の映画・舞台『幕が上がる』で演出を務めた本広克行が今回の『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』でも演出を担う。本広はステージに上がって、ももクロをはじめとした出演者と近距離で演出をつける。「ちょっとやってみてから決めよう」、「このセリフはこうしようか」などと話しながら、同じ場面を繰り返して、徐々に芝居をつくっていく。

ももクロのメンバーもその思いに応えようと、いろいろと動きや言い回しを試していた。終始笑顔なので、心から舞台を楽しんでいることが伝わった。