京極夏彦と志水アキが、日本の妖怪とルドンの関係を読み解く 百鬼夜行シリーズ『鉄鼠の檻』の舞台・箱根でトークショー開催

2018.9.26
ニュース
アート

京極夏彦

画像を全て表示(3件)

箱根・ポーラ美術館で開催中の『ルドン ひらかれた夢』展にて、京極夏彦と志水アキによるコミック版『鉄鼠の檻』の完結記念イベントとして、トークショー「京極夏彦×志水アキ もっと!つながルドン!」が2018年11月24日(土)に開催される。

本展は、オディロン・ルドンをはじめ、ルドンと同世代であった印象派のモネやゴーガン、イケムラレイコや鴻池朋子など日本の現代美術、岩明均『寄生獣』や押見修造『惡の華』など日本のマンガを含む約100点を展覧するもの。ルドンは、想像上の生物「キマイラ」を描く上で、葛飾北斎の『北斎漫画』に登場するような、日本の妖怪図を参考にしたと考えられる。また、ルドンが描いた幻想的な世界は、日本の現代の作家にも息づいている。

志水アキ

東アジア怪異学会会員で、『水木しげる漫画大全集』の監修を務めた京極夏彦、「百鬼夜行シリーズ」のコミカライズを手掛ける志水アキが、ルドンが描く怪物と、日本の妖怪、ルドンを連想させる「目玉」の表現によって展開する奇想のマンガ作品とのつながりを、百鬼夜行シリーズ第4弾『鉄鼠の檻』の舞台となった箱根で紹介する。

イベント情報

トークショー「京極夏彦×志水アキ もっと!つながルドン!」
開催日時:2018年11月24日(土) 14:00 ~ 15:30(開場:13:30)
講師:京極夏彦(小説家)/志水アキ(漫画家)
会場:ポーラ美術館
料金:無料(ポーラ美術館の入館券が必要)
定員:着席:250名 立ち見:50名
参加方法:要事前申込*10月26日(金)11:00よりPeatixより受付。 
http://polamuseum2018112401.peatix.com
*10月26日(金)11:00よりアクセスが可能になります。 
*着席、 立ち見ともに自由席。 申込順とお席の場所は関係ありません。 
*整列可能開始時間は13:00とさせていただきます。 (整列開始前の列は無効です。 )

イベント情報

ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ
会期:2018年7月22日(日)〜12月2日(日) ※9月27日(木)は展示替えのため休室(常設展示のみご覧いただけます。)
版画作品を中心に展示替えをいたします。
前期展示期間:7月22日−9月26日/後期展示期間:9月28日−12月2日
開館時間:午前9時〜午後5時(最終入館は午後4時30分)
会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
入館料:大人1,800円(1,500円)大学・高校生1,300円(1,100円)中学・小学生700円(500円)
・()内は15名以上の団体料金。
  • イープラス
  • 美術館/博物館
  • 京極夏彦と志水アキが、日本の妖怪とルドンの関係を読み解く 百鬼夜行シリーズ『鉄鼠の檻』の舞台・箱根でトークショー開催