生誕100周年!串田孫一企画展が小金井市で初開催
2015.11.3
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11月3日(火・祝)~16年1月17日(日)、串田孫一の生誕100周年を記念して「生誕100周年 串田孫一」が小金井市立はけの森美術館で開催。哲学者・詩人・エッセイストと多才な顔を持つ串田孫一の絵画作品を中心にした初の回顧展だ。
■ 貴重な絵本原画などがそろうめったにない機会
長年、小金井に居を構えた串田孫一は雑誌編集やラジオのパーソナリティを務めるなど、さまざまな分野で活動しながら、登山の際に風景をスケッチしたり、自著の挿絵や装丁を数多く手掛けたりと、画人としての一面も持っていた。
本展では串田孫一と美術の関係を取り上げ、油彩画・スケッチ・絵本や挿絵の原画などを展示。貴重な絵本原画を宮城県美術館から、原画や挿絵、スケッチなどを北海道知床斜里にある北のアルプ美術館から集め、展示替えをはさみながら約200点の作品を見られる。
関連企画として、12月5日(土)に小金井宮地楽器ホールとの共催による演奏会とトークセッション(定員150名)や、12月6日(日)は詩の楽しみ方を学ぶワークショップ(対象は小学生、定員20名)、12月12日(土)には作品についての感想を共有する“てつがくカフェ”(定員20名)を開催(※いずれも要事前申し込み)。幅広く活動をしていた串田孫一ならではの、多種多様なイベントが行われる。
世代を超えて人々を魅了する串田孫一の作品を鑑賞して、その世界観に触れてみては。【東京ウォーカー】