「400年間殺され続けた男」をいかに演じるのか?岩永ジョーイが明かす悪役への想い 『レッド・ブレイド』インタビュー映像
岩永ジョーイ (C)2018「レッド・ブレイド」製作委員会
2018年12月15日に封切られる映画『レッド・ブレイド』から、岩永ジョーイのインタビュー動画が公開された。
『レッド・ブレイド』は、『冷たい熱帯魚』『愛のむきだし』などの監督として知られる園子温氏が原案、『HiGH&LOW THE RED RAIN』のアクション監督や『RE:BORN リボーン』主演のTAK∴が坂口拓名義で総合演出、『コントロール・オブ・バイオレンス』の石原貴洋監督がメガホンをとった映画。モデル・グラビアアイドルとして活躍し、映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』『人狼ゲーム インフェルノ』などに出演してきた小倉優香が初主演を果たした作品だ。劇中では、いじめられっ子の高校生・マコ(小倉優香)が、あこがれていた“忍者”となり、時空を超えた戦いに巻き込まれていく姿が、アクションたっぷりに描かれている。
今回公開されたのは、主人公・マコの前に立ちはだかる忍者・原田勘助役・岩永ジョーイのインタビュー。勘助は、児童書『雷風刃』の中の世界で、マコの師となる伝説の忍者・才蔵(TAK∴)に400年にわたって殺され続けたという、複雑なバックグラウンドを持つキャラクターだ。
(C)2018「レッド・ブレイド」製作委員会
『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』などで、抜群のアクションスキルを発揮してきた岩永。一方で、『孤狼の血』など、様々な作品で悪役を演じてきた。『レッド・ブレイド』インタビュー映像では、「なぜ、悪に染まったのか?というのを大事にしたいと思った」とコメント。「(才蔵に)400年間殺され続けているのは、屈辱なこと。それを変えられるんじゃないか、というところから映画は始まる」「憎しみをどれだけ表せるか、というのを大事にしました」などと、勘助役への想いを語る。
また、劇中でのアクションに触れ、「キャラクターで戦うのも役作りの一環」「アクションになると“岩永ジョーイ”ではもったいない」と述懐。「一つの蹴り、一つのパンチ、刀の振りにしても、勘助だったらどうするのか。構えも、どうしたら勘助になれるのか、というところを大事にした」と説明。そのほかにも、園子温監督『TOKYO TRIBE』以来の仲である坂口や、自身の"忍者"についての解釈についても語っている。
映画『レッド・ブレイド』は、2018年12月15日(土)より公開。
作品情報
キャスト:小倉優香