登坂広臣がモイモイ!笑顔あふれた「雪の華」ジャパンプレミア、中島美嘉は生歌唱
左から登坂広臣、中条あやみ。
本日1月24日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて、映画「雪の華」のジャパンプレミアが開催され、キャストの登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太(在日ファンク)、田辺誠一、監督の橋本光二郎が登壇した。
本作は中島美嘉の代表曲「雪の華」を橋本監督が映像化したラブストーリー。ガラス工芸家志望のぶっきらぼうな青年・綿引悠輔と、余命1年を宣告された女性・平井美雪の期間限定の恋が描かれる。橋本監督は日本時間1月22日に行われた「雪の華」のフィンランド・ヘルシンキプレミアに出席しており、ジャパンプレミアに合わせて帰国。映画はスタンディングオベーションが起こるほど好評だったそうで、これを受けて登坂は「チーム一同がんばって撮影した作品なので、その作品が国を超えて観ていただけたことがうれしい」と感激した様子だった。
「雪の華」は昨年2月にフィンランドでクランクイン。6月中旬にもフィンランドでロケが行われた。中条は現地スタッフとのやり取りが思い出深かったようで「朝、現場に入ると『おはよう』の代わりに『モイモイ!』って言うんです。言葉を覚え合って挨拶を交わすのがすごく楽しかったです」と声を弾ませる。登坂も「モイモイ、超言ってたよね。なんにでも使えるらしいんですよ。『モーイ!』って。車に乗れば『モイモイ』だし、降りても『モイモイ』」と現地でのやり取りを明かす。連発される「モイモイ」に会場から笑いが起こると、登坂は「本当ですよ?」と念押ししていた。
悠輔の先輩・岩永役の浜野は日本国内でクランクイン。登坂は浜野との撮影を「ずっとふざけてましたよね。僕にカメラが向いていないときに、僕にしかわからない角度で(笑)。先輩のキャラクターのまんま現場にいらして」と振り返る。浜野は「だって反応してくれるからうれしいんですよ」と笑い、それを受けて登坂は「何回か無視しようと思ったんですけど、やられてるから答えようと(笑)」と和気あいあいとしたムードの中撮影が行われたことを明かした。
登壇者たちは撮影時の思い出をイラスト化し、イベント中に発表。スクリーンに6人のイラストが大写しになると、中条は「登坂さんの絵ひどいなー」と漏らす。登坂は「え、俺まあまあうまいと思うよ……?」と言い、空飛ぶサンタを登坂と中条の2人で眺めるイラストを紹介した。浜野は「プリプリした悠輔」のイラストを描き「悠輔は怒らないけど、あるやり取りをするときだけプリプリするんです。それがすごくかわいくて……」とコメント。登坂は「俺っすか!?」と驚きつつ、笑顔で浜野のイラストを見ていた。
イラスト発表のコーナーが終わるとスペシャルゲストとして、「雪の華」を歌う中島美嘉が登場。「(発売から)15年というのは自分でもびっくり。世代を超えて愛してもらえてるんだというありがたさを感じています」と代表曲「雪の華」が長年愛されていることへの喜びを語った。また中島は映画をすでに鑑賞したそうで「最後に『これはすごい!』っていうセリフがあって。そこでウルッとして帰りました」と感想を述べた。またフォトセッション終了後に中島は「雪の華」をサプライズで歌唱。この季節にぴったりな名曲をブルーのマントを翻しながら歌い上げた。