屋良朝幸主演のミュージカル『ロカビリー☆ジャック』~テーマ音楽は 斉藤和義、共演に海宝直人・昆夏美・平野綾・吉野圭吾ら
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屋良朝幸主演のミュージカル『ロカビリー☆ジャック』が、2019年12月にシアタークリエで上演される(その後、全国公演あり)。屋良のほか、海宝直人、昆夏美、平野綾、吉野圭吾ら豪華な面々が共演する。作・作詞・楽曲プロデュースを森雪之丞が担当し、演出を岸谷五朗がつとめる。さらに、テーマ音楽には、森の呼びかけに答え、昨年デビュー25周年を迎えた斉藤和義の参加が決まった。
森雪之丞は、日本のポップス界、アニメ界で2500曲以上の作品を手がけてきた作詞家・詩人。劇団☆新感線『五右衛門ロック』シリーズの作詞、『CHICAGO』『アダムス・ファミリー』『キンキーブーツ』などブロードウェイ・ミュージカルの訳詞なども担当した。2013年には今回と同じシアタークリエにおける屋良朝幸主演『SONG WRITERS』(2015年に再演)で脚本・作詞を担当、この時も演出が岸谷五朗だった。同チームの新作が今回の『ロカビリー☆ジャック』となる。
<コメント>
森雪之丞(作・作詞・楽曲プロデュース)
(本作の構想について)お聞かせしたいのですが、仕掛けが一杯ある物語なので、残念ながら今は何も明かせません。表向きは、悪魔に愛と魂を売り渡してスターの座を手に入れたロカビリー・シンガーの不思議な話、とでも言っておきましょう。
(演出の岸谷五朗、主演の屋良朝幸とは『SONG WRITERS』に次いで2度目、再演を入れると3度目となる期待感について)15年程前、ミュージカルに目覚めた僕にブロードウェイの素晴らしさを教えてくれたのは岸谷五朗です。二人で相当な数の舞台を観て、互いの感想を肴に酒を酌み交わした、その夜の空気の色や雑踏の匂いが今回の作品にも滲み出ると思います。また二幕には“葛藤”を表すジャックの大ダンス・ナンバーがありますので、エッヂの効いた屋良くんのパフォーマンスを今から楽しみにしています。そして今回、作曲で斉藤和義が参加してくれることになりました。テーマ曲は既に上がっていますが、最高にブルージーな逸品です。どうぞご期待ください。
岸谷五朗(演出)
雪之丞さん屋良っち、そして新たなる素晴らしきキャスト・スタッフと新作を世に発表できる喜びに早くも興奮しています。より研ぎ澄まされたエンターテイメントを厳しい稽古を積み、皆で切磋琢磨しながら興奮しながら必死こいて構築して参ります。劇場でお待ちしております。
屋良朝幸(主演)
雪之丞さんの言葉の美しさと、五朗さんの芝居に対する熱い情熱をまた感じられることが出来ると思うと今から楽しみです。『SONG WRITERS』の時は、芝居にしても歌にしても、自分の足りない部分がたくさんあることに気付けたので、また、お二人に力をお借りして、新しい自分を見つけられたらと思います。
<主な登場人物>
●ジャック・テイラー:屋良朝幸
悪魔と契約してスターになるロカビリー·シンガー。
●ビル・マックロー:海宝直人
ジャックの後衆でトラック運転手、後に優秀なマネージャーになる。
●ルーシー・ジョーンズ:昆夏美
才能あふれる女性シンガーで、ジャックと恋に落ちる。
●サマンサ・ロッシ:平野綾
ラスベガスのクラブの女ボス。
●悪魔:吉野圭吾
ニューヨーク進出後に対抗勢力となる。ジャックと契約し彼をスターに押し上げる首謀者。
公演情報
■会場:シアタークリエ
■演出:岸谷五朗
■出演:屋良朝幸、海宝直人、昆夏美 / 平野綾、吉野圭吾 ほか
■公式サイト:https://www.tohostage.com/rockabilly_jack/