KPOP人気ガールズ夏の陣&セクシー過ぎる新人

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2015.7.11
BAMBINO - OPPA OPPA

BAMBINO - OPPA OPPA

BAMBINO

KPOP人気ガールズグループ夏の陣

6月下旬以降、韓国では人気女子グループの新曲ラッシュが大変なことになっている。毎週チャートがめまぐるしく変遷し、女子(ヨジャ)アイドルグループの戦国絵巻が、MERSもそっちのけで繰り広げられている状態だ。

先陣を切ったのは“AOA”。6月22日に『Heart Attack』を韓中日で同時発売、韓国音源リアルタイムチャートで忽ち1位、中国最大MVチャート「音悦tai」では2週に渡り連続1位を記録した。

AOA『Heart Attack』

翌6月23日正午、“SISTAR”が『Shake it』をリリース、瞬く間に10の韓国音源リアルタイムチャートで堂々1位に輝いた。

SISTAR『Shake it』

7月7日は“Girl’s Day”が『Ring My Bell』でカムバックするや8つの韓国音源サイトでリアルタイム1位を記録。

Girl’s Day『Ring My Bell』

そして7月8日には真打の“少女時代”が『PARTY』で即韓国チャートを制覇。さらに香港、タイ、シンガポール、ベトナムなどアジア7カ国・地域の「iTunes」のチャートでも1位を記録した。

Girls' Generation『PARTY』

なんと、そこに勝負を挑む恰好となるのが清純派ガールズグループの筆頭格“APink”だ。来週7月16日に新曲でカムバックすることがアナウンスされている。

APink Album Pink Memory Special Teaser REMEMBER

これに伴い、今月のKPOP歌謡番組も、いつにも増して華やか、且つ、スリリングなプログラムを味わえるはずだ。

「ダンソン」じゃないほうの“バンビーノ”がセクシー過ぎる

しかし、そんな大物ガールズグループたちの熾烈なチャート争いと関係なく、SPICE編集部がいま一時的に熱く注目する新人グループがいる。“バンビーノ”である。

“バンビーノ”といっても、「ダンソン」と発しながらリズミカルに踊る日本の芸人のことでは、もちろんない。「ダンソン」じゃないほうの“バンビーノ”は、本来“EXID”などのカヴァーダンスを専門とするグループだった。しかし、煽情的なダンスがネットで人気を呼び、遂には6月23日、ファースト・デジタル・シングル『オッパ・オッパ』をリリースするに至った。

『オッパ・オッパ』といっても、SUPER JUNIORドンヘ&ウニョクのカヴァーでも、ない。れっきとしたオリジナル曲だ。ただし、楽曲としては既視感あふれる、よくあるタイプのKPOPという印象ではある。とはいえ、彼女らにとって得意のダンスは健在で、それを込みで今後のグループの動向には目を離さなずにいたいと思わせる何かはある。そもそも彼女たちはどのようにしてネットで人気を得てきたのか。

はじめに“EXID”ありき、だった。“EXID”といえば、昨年8月にリリースされ全く売れぬままフェードアウト状態だった『UP&DOWN』が、同年10月、“美人過ぎるメンバー”ハニによるいやらしいダンスのみを追っかけたFANCAM盗撮映像のyoutubeアップ以来、いきなりチャートを逆走しはじめ、今年の年明けにはなんと首位を獲得するに至ってしまった(『UP&DOWN』の場合は楽曲の良さも手伝ったのだが)。

以来、FANCAM盗撮映像を拡散させる手法は、ほぼ事務所黙認(公認?)で市民権を得たようだ。事務所からすれば、ユーザー側が売れないアーティストのプロモーション映像を自主的に作って、ばら撒いてくれるようなものだから、コストもかからずに都合が良い。こうして“EXID”の切り拓いた道を“バンビーノ”も忠実に辿ることによって人気を集めたのである。

BAMBINO

実際、“バンビーノ”をyoutubeで検索すると、FANCAM映像が無数に出てくる。“EXID”では専らハニが撮影対象となっていたが、“バンビーノ”においてはウンソルという“セクシー過ぎるメンバー”ばかりがフィーチャーされている。ウンソルはダンスもさることながら、色白でムチっとした体つきがひときわ特別な雰囲気を醸し出している。今後単体で人気を集める可能性も出てこよう。…なにはともあれ日本に来てくれないだろうか。ぜひ生で鑑賞したい。

 

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