NME×ジーザス&メリー・チェインで名盤『サイコキャンディ』再現ライヴ

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NME×ジーザス&メリー・チェイン……って何?

90年代前半に音楽シーンを席巻したオルタナティヴ・ロック。

ニルヴァーナやスマッシング・パンプキンズ、プライマル・スクリームなど特色は様々だが、80年代に華やかで商業的な方面に加速した音楽シーンに対して“オルタナティヴ=異質な、型にはまらない”音楽性や行動を示したアーティストやバンドを指すことが多い。

その先駆けともいえるのが、1985年に『サイコキャンディ』をリリースしたジーザス&メリー・チェインなのである。

当時のUKにおいてオルタナやポスト・ロックを象徴する存在のクリエイション・レコーズからリリースされた本作は、大きな評価を受け、シーンにも大きな影響を与えた。

のちにシューゲイザーと呼ばれる、フィードバックノイズや轟音のギターと甘くポップなメロディが組み合わさり、独特の浮遊感や奥行きを感じさせるジャンルは、この『サイコキャンディ』で彼らが世に提示したのが元祖といっても良いかもしれない。

轟音といってもライヴハウスで拳を振り上げたくなるようなメタル・ラウド系のそれとは違い、どこか内向的。独りでヘッドフォン+体育座りで聴いたら気持ち良いような感じのノイズ・サウンドで、今聴いても古臭く感じないし、多くのバンドに引き継がれているとも感じる。

30周年となるくらいの作品なので僕もリアルタイムで体験したわけではなく、UKロック史を遡って聴き漁っていた時期に出会ったのだが、映画『ロスト・イン・トランスレーション』(03’・米)のラストに『サイコキャンディ』収録の「ジャスト・ライク・ハニー」がとても印象的に流れるので、そこで知った、あるいは「ああ、あの曲がそうか」という方もいるかも。

 

そしてこのたび、NME.comの日本版サイト・NME Japanの開設第一弾ライヴのアクトとして、ジーザス&メリー・チェインが7年ぶりに来日し、同アルバムをライヴ再現!というニュースが入ってきた。しかも会場のサイズ的に結構間近で観られる感じなのだ。

これは良い機会、少しでも多くの方に興味を持っていただけたら……とご紹介させてもらった。是非一聴してみていただきたい。

それにしてもNMEの日本版が出来たというのは大きい出来事になると思う。UKの音楽シーンを中心に世界的に影響を持つNMEだからこそ実現するライヴやイベント、日本と世界の垣根を超える企画……そういった試みが今後も期待できそうだ。

それに関しては、『NME』の出版局長ジョー・スモーリー氏が今回の発表について次のように語っている。


以下、プレス・リリースより転載

「こうして日本でも『NME』を始められることを大変嬉しく思っています。 
批評眼の鋭い日本のオーディエンスに体験型のイベントとともに『NME』のコンテンツを届けられるのは素晴らしい機会です。 
『NME』は 1952 年から音楽のあらゆることについて信頼のおける代弁者としてあり続けてきました。 今回の日本版はワクワクするような新章です。 『NME Japan』が日本で最も影響力のある音楽サイトになるよう取り組んでいきます。 」


とのこと。

……これは洋楽、特にUKファンは目を離せない!

 

NME JAPAN presents NME ICONIC ALBUM
THE JESUS & MARY CHAIN
“PSYCHOCANDY” 30th Anniversary Japan Tour

11月24日(火) umeda AKASO
開場 18:00/開演 19:00
スタンディング 8,800円(1ドリンク代別・税込)

11月26日(木) EX THEATER ROPPONGI
開場 18:00/開演 19:00
アリーナスタンディング 8,800円/指定席 9,800円(1ドリンク代別・税込)

 

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