すみだ水族館・京都水族館の合同企画『私の愛するいきもの展』 水族館スタッフの、少しマニアックで強すぎる愛
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すみだ水族館・京都水族館の合同企画『私の愛するいきもの展』が、2019年3月15日(金)~4月21日(日)まで、両水族館にて開催される。
館内では「愛」をテーマに、当館飼育スタッフに対する「心から愛するいきもの」アンケート結果に基づく、いきものの展示や体験プログラム、飲食の限定メニューなど、いきものをさらに間近に感じられるコンテンツを展開。
飼育スタッフの手描きイラストも登場
すみだ水族館では、「クロナマコ」と「ナベカ」を、京都水族館では、「ニセクロナマコ」と「カギノテクラゲ」を、期間中に1種類ずつ展示する。飼育スタッフが自ら描いたイラスト付き解説パネルの掲示や、ゆっくりとした動きが特徴の「クロナマコ」「ニセクロナマコ」を24時間撮影したタイムラプス(低速度撮影)映像の放映など、いきものの可愛らしいようすが伝わる工夫を取り入れる。ほかにも、愛するものを募集する参加型体験プログラムや、飼育スタッフが監修し忠実に再現した、見た目にも楽しい飲食の限定メニューも揃えている。
ナマコのタイムラプス映像放映 ※イメージ
水族館での展示のほかにも、自宅などでいきものの情報に触れることができる特設ウェブサイトも登場。いきものへの強い愛を語る飼育スタッフ対談のほか、「ナベカ」と「カギノテクラゲ」に関する100の質問や、難問クイズに正解すれば入ることができる秘密ページも開設される。
展示紹介:すみだ水族館
クロナマコ
クロナマコ(展示期間:2019年3月15日~3月31日)
棘皮(きょくひ)動物門ナマコ綱楯手目(こうじゅんしゅもく)クロナマコ科。黒色で、体の表面から出される粘液で部分的に砂をかぶる習性がある。砂ごと食べてキレイな砂だけを排出するため、水中をきれいに保つ役割を果たしている。
ナベカ
ナベカ(展示期間:2019年4月1日~4月21日)
スズキ目ギンポ亜目イソギンポ科。英名はElegant blennyで、その名の通り優雅な黄色い体が特徴。函館以南の日本で広く見られる。フジツボや貝殻などを巣穴にする習性があり、小さな穴にも後ろ向きのまま収まることができる。
展示紹介:京都水族館
ニセクロナマコ
ニセクロナマコ(展示期間:2019年3月15日~3月31日)
棘皮(きょくひ)動物門ナマコ綱楯手目(こうじゅんしゅもく)クロナマコ科。クロナマコと同じく黒い表皮を持つが、砂をまとわない個体もいるため、より黒っぽく見えるのが特徴。強く刺激されるとキュビエ器官と呼ばれる粘着性の強い内臓を吐き出すことで外敵を威嚇する。
カギノテクラゲ
カギノテクラゲ(展示期間:2019年4月1日~4月21日)
ヒドロ虫綱淡水クラゲ目ハナガサクラゲ科。触手の先が鉤状に曲がっており、海藻や岩などにくっついて一定の場所に留まりながら流れてくる動物プランクトン(アルテミシアなど)などを捕食する。触手は80本程度といわれており、非常に強い毒を持っている。
飲食メニュー
とびだす!3種のナマコパフェ
すみだ水族館『とびだす!3種のナマコパフェ』
販売期間:2019年3月15日(金)~4月21日(日)
販売場所:【すみだ水族館】5Fペンギンカフェ ※なくなり次第終了
販売価格:600円(税込み)
販売内容:クロナマコはチョコドーナツ、エクレアナマコはエクレア、アカミシキリはあまおうソフトで、それぞれのナマコの特徴を食材で表現した。あふれるばかりに盛られた具材やトッピングは今にも飛び出しそうなナマコをイメージしている。
偽「ニセクロナマコ」ロール
京都水族館『偽「ニセクロナマコ」ロール』
販売期間:2019年3月15日(金)~4月21日(日)
販売場所:【京都水族館】2Fハーベストカフェ ※なくなり次第終了
販売価格:480円(税込み)
販売内容:今にもお皿の上で動き出しそうな、ニセクロナマコを再現したスイーツロール。バナナまるごと1本を柔らかいホイップクリームと弾力のある薄い生地で包みこみ、ぐにょぐにょとしたニセクロナマコの感触をリアルに再現している。
イベント情報
開催期間:2019年3月15日(金)~4月21日(日)
開催場所:館内各所
開催時間:【すみだ水族館】午前9時~午後9時【京都水族館】午前10時~午後6時
【すみだ水族館】
http://www.sumida-aquarium.com/aisuru/
【京都水族館】
http://www.kyoto-aquarium.com/aisuru/
※2019年3月15日(金)9時より公開予定。