早稲田大学「早稲田スポーツミュージアム」が開館　羽生結弦のスケートシューズや荒川静香の衣装などを展示

2019年3月20日（水）、演劇博物館、會津八一記念博物館、早稲田大学歴史館に続く、早稲田大学の第4のミュージアムとして、「早稲田スポーツミュージアム」が戸山キャンパス早稲田アリーナ（2018年12月竣工）3階に開館した。

開館に先立ち、前日の3月19日（火）にオープニングセレモニーが催された。多くのメディア関係者が見守るなかで、田中愛治総長、河野洋平稲門体育会会長、渡辺一平選手（早大水泳部）、才藤歩夢選手（早大フェンシング部）によるテープカットが行われた。

早稲田大学は、草創期より体育・スポーツ活動を積極的に奨励し、体育各部がそれぞれ輝かしい実績を挙げて学生スポーツ界を牽引するとともに、多くの優れたアスリートやスポーツ関係者を陸続と輩出してきた。「早稲田スポーツ」は、常に時代の先頭を走るパイオニアとして社会的にも大きな注目を集め、多様な人材による活躍の積み重ね、本学固有の魅力と校友を含めた一体感の醸成につながっている。

このように大学のみならず、日本全体のスポーツの発展に寄与してきた早稲田スポーツの存在意義を改めて共有し、その比類なき個性を学内外へ広く発信するため、「早稲田スポーツミュージアム」設立に至った。

羽生結弦のスケートシューズや荒川静香の衣装をはじめ、早大スポーツの歴史を振り返る貴重な展示品は約100点に及ぶ。